四十九日 | クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

TYPE Rの称号を与えられなかったもう一つの悲運の車

 今日は昨年末に亡くなった身内の四十九日ということで、オヤジの家から50kmほど離れた斜里町へ家族全員で朝から走った。


 都会では大雪。ということであるが、こちらは朝から快晴である。


いつもの直線距離7kmの原生花園の道も晴れている。



四十九日の法要が無事に終わった帰り道。


個人宅で面白い風景を。





これは間違っても水道管が破裂したわけではない。


多分、上川の層雲峡の、氷瀑祭りを真似して自分で作ったオブジェであろう。


 流氷もはるか沖合に流れ着き・・・・(水平線の白い色が流氷である。)


2月はここ、北海道の寒さも一段と厳しくなる月であった。






途中、休憩した場所では、ヘリコプターで流氷探索が行われていた。

(ヘリコプターって、結構高いんだよね。6分で1万円。12分で2万円もするんですよね。)

まあ、山で遭難したらヘリを1回飛ばすと200万円かかるというのは、あながち間違いでないんだよな。


 それでも、道が外からの観光客は、めったにこれないから。ということで、ヘリコプターにのるんだよななーー。







 ということで、今日もオチがなかった!!


と、思っていたら・・・・・

 自宅に帰った最後の最後に、とっておきのオチがありました。





 オヤジの家の通りは除雪が入ってなくて、道幅が狭く、下手するとくるま1台しか通れなかったのであるが、家に着いてみると、除雪車が入って、なんと、家の前の駐車場に腰くらいまでの高さの雪の壁ができていた。


_| ̄|○ ガックシ!! 家に入れん!!


と、普通はここで終わるのであるが、なんの連絡もなく勝手に家の前に雪の壁を作られ、少し(というか、かなり心の中では、ムッ!!としているオヤジ!!)


 自分の車を駐車場に入れるために、誘導員の目の前で、半分やけくそ気味に、除雪した道路に壁を崩し再び雪を投げ入れた。


ここで文句を言われたら、倍返しで(ふ・古すぎる!!)文句を言おうとして待ち構えていたら、



誘導員から「今、ここの雪をどけます。」と言われたオヤジであった。


 そこで家族を家に入らせて、すかさず家の周りを1週しようと、乗っていたタントを走らせた。

すると、今度は裏道から出ようとしたら、



 

 今度は、裏道の出口が雪の壁を作っていた。


 ここに来て完全に頭にきたオヤジ!!


 すかさずUターンを開始して、元きた道を引き返し、今度こそ誘導員に文句を言ってやる!!と怒り120%で自宅前に戻ってきたオヤジ!!


「さあどうぞ!!」と言われて見ると、なんと家の前はパワーショベルで綺麗に雪の壁が無くなっていた。



「あっ!!すみません!!」と、さっきの怒りはどこへ行ったことやら、オヤジはうすら笑いで自分の家の駐車場にタントを止めるのであった。


数分後、大型の除雪車が、オヤジの自宅前を通り、





あれだけあった、巨大な雪の壁の塊も、一瞬でなくなって広い道と化した。


 除雪関係の方々。ご苦労様でした。


さっきまで、


\(*`∧´)/ 


プンプンプンと、怒り120%のオヤジであったが、目の前の雪がなくなると急に


\(^o^)/♪ アリガトウ!! と、ニコニコ顔になる現金なオヤジであった。





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