トリック・アート | クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

TYPE Rの称号を与えられなかったもう一つの悲運の車

 前回の記事を読んで・・・・

 な・なんだ!!サイド・ギャーを引いて、スピンターンって???あれは、サイドブレーキの書き間違いであった。


失礼!!失礼!!かなり、???と思っていた読者も多いであったろう。


m(__)m ペコリ!!




 さて、今日は土曜日。家族全員が休みの日。


 オヤジは朝から2階の寝室の布団の中でマンガの本を読んでダラダラとしていた。

(いゃーーー。休みに朝から布団の中で本を読める快感は、本好きにはたまらない世界かと・・・・)

と、下でオヤジを呼ぶ声が。


「おとうさん。みんな出かける用意がもう出来てるよ。さっさと、降りてきて。」

「あいょーー。」と、やる気のない返事をしながら、だらだらと下に降りてくると、家族はもう朝から買い物に行く用意万全でオヤジを待っていた。


 早速、ヒゲも剃らずに外出の準備をするオヤジ。今日の足はかみさんの愛機。タントカスタム。目指すは、またもや50キロ先のK見市である。


 こいつの足回りは4WDであるから冬道には強い。今日は路面も乾いているので、比較的にハイスピードでK見市に向かうオヤジ。


 今日の目的は食材の買い出しと、日常品の補充である。スーパーと、大手ドラック・ストァー(薬屋)だけに行けばいいだけである。


 このまま、買い物に言って終り。と言うのは、やはりオヤジブログには似合わない。

早速、事件はすぐそこで起こった。


 K見市に近づく隣町。道路は片道2車線の比較的スピードの乗る乾いた路面。


オヤジ家の車は左車線を、安全運転で走っていた。

前走車は無し。横の車線には少し前を同じノロノロと軽自動が走っていた。


 ゆっくりと追い抜こうと、オヤジがアクセルを踏み始めると。その車は、ユラユラと車体を左右に揺らして、こともあろうか、オヤジの車線にかぶさってきたのだ。


「チッ!!こいつ!!後ろを見ていない!!」と、オヤジは舌打ち、その車にパッシングとクラクションを浴びせ、急ブレーキを踏んだ。


 アイスバーンならたちまち事故をおこすとこであるが、今日は路面が乾いているので、たちまち急停止をおこなうタント・カスタム。


 不意に後ろからパッシングとクラックションを鳴らされ、しばらく左車線と右車線の道の真ん中で止まり慌てふためくそのドライバー。

 後続車もそれにつられて、後ろで全員止まっていた。


「まったく、危ないわね。さっさと追い抜いたら。」とお互いに止まっている状態から、かみさんはその車に怒りをぶつけ、オヤジに追い抜くことを進めた。

「いや、待て。こういう場合は相手が動いてからでないと逆に危険だ。」


 オヤジがその車が動き出すのを待ち、タントカスタムを発進させると、こともあろうかその車は、急に右ウインカーをあげて、Uターンしてしまった。


 全く何だったのだ???今の行動は???


相手のドライバーを見ても、特別、年寄りでもなくオヤジと同じぐらいの男性だった。



 一般公道は時として???という走りをする人が多い。そのため、常に相手がこう来てくれるだろう。運転ではなく、相手を絶対に信用しない運転が命を救う。


 とくにここ北海道は運転マナーが悪い。

 片道2車線の優先道路でも脇道から一時停止をする車は、必ず飛び出すもの。だと、思いながら走っているオヤジである。


 全く、朝からヒヤヒヤするシーンにであったものだ。


その後、日用品を買い、かみさんが久しぶりに、リサイクルショップに行きたい。というので、某、●ッ●・バ●というリサイクルショップへ入店。


 土曜日なのに異常に駐車場の車の量が少ない。


「????」入るなり、オヤジは違和感を持った。


 そのお店は、暖房費を節約しているか、非常に寒かったのだ。


あまりの寒さに、5分もいられずに店から出てくるオヤジ家。

見ればオヤジ家よりも後から来たお客さんも早々と出てきた。


せっかくなので、GO-PROのカタログをもらう為に、某大手Y●電器店に入る。

ここでも、大手電器店だが、非常に駐車場に車の量が少なかった。


 案の定、ここも非常に寒かった。すかさず、店を出るオヤジ家。


  探しているカタログがなかったので、違う電器店に向かう。

かみさんや子供達は、もう寒いのは嫌なので、車で待っている。ということであった。

 そこのお店には車がギッシリ並んでいた。そして中に入ると暖かな空気がオヤジを包んでくれた。


 多分、両店ともに省エネということで暖房を少し低めに設定していると思うが、客商売を生業としているオヤジとしては、逆に客離れを起こすのではないかと気になった。



 もともと、北海道人は寒さに弱い。冬の外は寒いが家は暖かくしているし移動は車である。この寒い時期、店内の暖房を節約すると、途端にお客さんは次回から来店することを嫌がるだろう。


 さて、用事も終え昼食も終えて、あとは帰るだけとなったオヤジ家。

 身内のお見舞いと葬式で、子供たちには冬休みはどこも連れて行くことはなかったので、K見市で今イベントを行っている所へ連れて行こうと思い、オヤジはその場所向けてハンドルを切る。


北網圏K見文化センター



ここでは、ただいま、トリック・アートという、俗に言うだまし絵の展示を行っているのである。





北海道で同じような美術館はオヤジの知っている場所では、上富良野のトリック・アート美術館だけである。

 しかも、そこはオヤジ家4人で4千円もかかるので、なかなか高くて入れなかった場所である。

まあ、めったにないから入館料は少し高くてもいいか。と思いながら北網圏K見文化センターへ向かう。


 駐車場に入り車から出ると、上からコツコツという音がする。

その音につられて上をみた娘2号が「あっ!!キツツキ!!」と叫んだ。





 確かに上を見るとキツツキがいた。実はキツツキを見るのは初めてである。

不思議とキツツキってやはり木をつついてエサを取るんだな。と思った。

(実に当たり前のことではあるが・・・・・)


早速、北網圏K見文化センターの中に入る。


ここでは大人800円、高校生500円、小学生200円の合計2、300円と上富良野のトリック・アート美術館の約半額ほどで入館できた。


中を覗くと・・・・金額に以上の面白さであった。



ふむふむ。いつものように作品には手を触れないで、写真は撮るなか。と、注意書きをよくよく見ると・・・・


「えっ?手を触れてください??デジカメOK!!」


と、非常にオヤジ家を満足させる文章が書かれてあった。


さて、どんな作品かというと・・・・



 正面から見るこの絵を、右端から見ると・・・・・・

 こんなふうに変化していく。

なんだなんだ???どんな風になっているんだ??



と、見るとなんと立体的に作られていたのだった。




こんなふうな画像や。



 こんなふうな画像もできてしまう。





 正面から見たこの裸婦の姿も。


左から見たら

こんなダンプティハンプティ(ずんぐりむっくり)に見え、

右から見たら、

こんなにスタイルが良く見えた。


 入館料800円にも関わらずに、非常に沢山のだまし絵が飾られていた。


 K見市近くの方は、一度見に行っても損はないと思いますよーーー。




 今回の入館はかみさんや子供たちに好評で、非常に高得点を稼いだオヤジであった。


(^_^)b  グッジョブ!!



(ふ・古すぎる~~!!)





_| ̄|○ ガックシ!!