JKとの旅の果てにオヤジは何を見るのか? ファイナル | クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

TYPE Rの称号を与えられなかったもう一つの悲運の車

  おはようございます。


音更(帯広の隣町) 道の駅にて


只今、AM 4:30


いつもは2時頃にねるオヤジは、昨日は11時頃にねてしまったので、やはり今日は早起きとなりました。



真・キリンに憧れて!!                                     最狂伝説!!




真・キリンに憧れて!!                                     最狂伝説!!

 今日は朝から冷たい雨が降っています。


どうやら、5時ごろに娘1号も起き始めました。


朝、早く生きたという事は・・・当然、おなかもすきます。


ということで、朝食を食べにすき屋に直行。


 最近、車中泊を行うようになって、本当に便利になったなぁーー。と思います。


 オヤジがかみさんと車中泊を行っていた30代の頃は、24時間のコンビニもなく、まして24時間営業の定食屋もなかったので、真夜中に稚内に着いた時は、何も食べる物も無く、車の中に置いてあった、カロリーメイトをふたりでかじって飢えをしのいでいた時がありました。

今では、どんなに遅く現地に着こうが、おなかがすいたらコンビニがあります。


※エリモ岬付近はコンビニが無いので、真夜中に着いてお腹が減ったら地獄を見ます。5年前は久しぶりにひもじい思いで夜を明かしました。


6日 

AM 5:15 音更、道の駅発。


AM 5:30 帯広、すき屋着



真・キリンに憧れて!!                                     最狂伝説!!

真・キリンに憧れて!!                                     最狂伝説!!


 ここでの、朝食はトン汁定食。 2人で 950円也。


AM 6:00 すき屋:発


 この後、今日の予定は帯広探索であるが、いの一番に帯広の博物館の100年記念館に行く予定とする。

昔の記憶を頼りに看板を目指していくのだが・・・・・・

行けども行けども、目指す場所は見当たらない。


そうこうして、30分も彷徨っていると、完全に道に迷ってしまった、OYAZIであった。


うーーん。どうしたものか???と考えあぐねていると・・・・・ふと、娘1号の存在に気が付く。

「お前のスマホで帯広100年記念館の住所を検索しろ!!」

「わかった。」

数秒後、帯広100年記念館の住所をカーナビに入力するOYAZIであった。


カーナビを使うときはいつも、「?」と思いながら走るOYAZIである。

オヤジの思う方向と、真逆の方向を示しているからだ。


 こいつとは、もう15年以上も経つ付き合いで、時たま反抗してフリーズを行い、道を教えなかったりするが、まだまだ充分に使えるので、いまだ取り換える気は全くない。


 30分後、元来た道に戻ったOYAZIは、カーナビのおかげで、無事、帯広100年記念館に着くのであった。


AM 7:00 開館までまだ2時間以上ある。

その為、オヤジと娘1号は再びキャンカーの中で仮眠するのであった。


AM 9:00 そろそろ帯広100年記念館の開館時間だ。


オヤジと娘1号はキャンカーから降りて100年記念館に向かう。


この場所には林があり、リスが近くを走り回ったりしている。

真・キリンに憧れて!!                                     最狂伝説!!

「おとうさん。リスがいる!!」始めて近くでリスを見た娘1号は、少し興奮していた。


帯広100年記念館の入館料は、大人380円。高校生190円であった。


あっ!!この建物の写真撮るの忘れた。


 毎回、思うのであるが、テーマパークは一人、数千円の入場料がかかるので、家族で行くとすぐに1万円が飛ぶが、博物館などは数百円の為、家族で行っても2千円ぐらいなので、おお助かりである。

その為、オヤジ家では旅行先の行くところは、こんな博物館が多かったりする。


中の写真もOK!!ということなので。


真・キリンに憧れて!!                                     最狂伝説!!

いきなりマンモスのはく製のレプリカから始まり、

真・キリンに憧れて!!                                     最狂伝説!!

真・キリンに憧れて!!                                     最狂伝説!!

トーハツの125やラビット(?)のバイクなんかも並んでいた。


ここで、30分ばかし時間を潰し、


AM 9:30 帯広100年記念館発。


で、この後、帯広の街を探索しようと思っていたのだが、記念館の中で神田日勝記念館の紹介の案内を見て、急きょ30km程、離れている鹿追町の神田日勝記念館に向かう事にする。


 車旅のいいところは、自分の気の向くままに行けるのが良い。


 神田日勝は馬の絵を描いた画家で、黒い馬の半分まで描き上げたのが遺作となったのが有名な人である。


 娘1号は絵が大好きなので、この際、本物の絵を見せてやりたいと思ったのだ。


ところが、100年記念館を出てから問題発生。

普段は方向感覚は良い方のオヤジであるが、帯広の町の中で完全に迷ったのだ。


あわてず、再びカーナビに鹿追の神田日勝記念館を入力するオヤジ。であるが、ここにきて、カーナビが完全に動きを停止してしまったのだ。

「目的地を検索します。」と言ったまま、現在住所をさしたままである。

「お願い!!ナビ子ちゃん。機嫌を直して♥」と、カーナビにやさしく話すものの、機嫌を損ねたカーナビはうんともすんとも言わないのであった。


スイッチを数回入れ直すと、ようやく、カーナビは動き始めた。が、指示をする方向は、だんだんと帯広の狭い道を示し始めた。

 だんだん不安になるOYAZI.そこで、自分の感を頼りに走り始めると、カーナビはヒステリックに「リ・ルートします。」と叫ぶのであった。


 こうして、30分後、カーナビとの闘いを終えたOYAZIは無事に、朝いた場所の音更にたどり着くのであった。


AM 10:14 音更 ガソリンスタンドにて

キャンカーの燃料が最後の1メモリを切ったので、燃料を補給する。

軽油代 6,000円也。ここまでの走行距離497.7kmである。


そして再び、神田日勝記念館に向けて出発!!


 途中、昨日行った木野温泉の看板が。

「昨日(きのう)、木野(きの)温泉行ったよな。」と、くだらないダジャレをいうオヤジであるが、冷たい視線の娘1号の姿。

オヤジも好感度13%下がった。




AM 10:56 道の駅:鹿追着

ここの真向かいが神田日勝記念館である。
真・キリンに憧れて!!                                     最狂伝説!!

CBR君もいつのまにか横に来ていた。
真・キリンに憧れて!!                                     最狂伝説!!

そして、真向いの神田日勝記念館に向かう。
真・キリンに憧れて!!                                     最狂伝説!!


 ここは鹿追町民会館である。


いつも思うが、田舎ほどりっぱな設備が多いですねぇーー。


\(・_\)ソノハナシハ (/_・)/コッチニオイトイテ

真・キリンに憧れて!!                                     最狂伝説!!

 ここが目的地の神田日勝記念館。(神田日勝の描いた絵が飾られている美術館)

入館料は、大人510円。高校生300円なのだが・・・・・

受付の人が、後、90円足せば近くの福原記念館も見に行けます。と教えてくれたので、


大人600円。高校生300円 合計900円を支払う事とする。

何事もセットという言葉に弱いオヤジであった。


美術館は残念ながら中は撮影禁止の為、建物のみとします。


 前回、見に来た時も感じたのだが、画家や音楽家の芸術家と言われる人は、自分の命を削ってまで作品を作り上げる執念がすごいものである。

 特に遺作となった馬の半身像は、何度見ても鬼気迫るものがあった。


※神田日勝をグーグルで検索すると、どんな絵を描いたかわかると思います。


ここも30分ほど見てから、300メートル先の、福原記念館に入る。


真・キリンに憧れて!!                                     最狂伝説!!

 正直な話、この記念館(美術館)の存在は全然知らなかったので、あまり期待してはいなかったのだが、入ってみると、第1~第5室まであって、今まで入った美術館の中では、一番大きい美術館であった。


娘1号も、娘1号なりに何か心の中に感じたものがあっただろう。


AM 11:50 福原記念館発。


PM 12:00 うりまくの道の駅デアイスクリームを購入。 250円×2人で500円也。
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PM 12:30 士幌の道の駅着。ここで昼食とする。
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オヤジは一般的な、カレー+ソバセットを頼む。2人で 1,550円也。


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 どうも旅先は現地の美味しい料理を食べる。という人が多い中、オヤジの食事のチョイスは、安くて量が多いもの。がメインの為、面白みが欠けるところである。


窓先にはGB250が停まっていた。

乗っていたライダは若い男女であった。

彼らを見ていたら、気張らないで自分たちのスタイルで旅を楽しんでいるようであった。




真・キリンに憧れて!!                                     最狂伝説!!

PM 1:00 士幌道の駅発。


一路、足寄に向けて走るOYAZI達。
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真・キリンに憧れて!!                                     最狂伝説!!

途中、気球が気持ちよく飛んでいた。


「ラン♪ラン♪ラン♪」と、」気持ちよく足寄に向かうOYAZIであったが、ある重大な事を忘れたことに気が付いた。そして真っ青になった。((((;゚Д゚)))))))ガクブル

「どうしたの?おとうさん?」

OYAZIの急激な変わりように心配した娘1号がOYAZIに訪ねてきた。


「お土産だ!!お土産を買うのを忘れた!!」

このままは帰ったら、かみさんの怒りの鉄拳!!ロケットパンチを食らう事は間違いない。

これから帯広に戻ったら30分。往復1時間が無駄になる。

足寄までは40キロ。時間にして40分である。


「仕方がない。足寄でお土産を買って誤魔化そう。」

と、OYAZIは真っ直ぐに足寄に向かった。


PM 1:44 足寄の道の駅にて
真・キリンに憧れて!!                                     最狂伝説!!

 駐車場にはZRXやドカディ、モンスターなどが停まっていた。


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 この道の駅で無事にお土産を購入して、オヤジはかみさんからのロケット・パンチを免れた。



 ここ、足寄は歌手の松山千春さんで有名な町である。



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若き松山千春。

時代の流れを感じるなぁ・・・・・・・・・・・

ついでに、松山さんの実家を見に行く。


真・キリンに憧れて!!                                     最狂伝説!!

真・キリンに憧れて!!                                     最狂伝説!!

 考えたら足寄は何回も来ているが、松山千春の実家ってまだ一度も見たことがなかったなぁーー。


と思いつつ、これから一気に陸別、を抜けて帰宅することにする。


オヤジ行動のテリトリは津別ぐらいまでであるが、ここ足寄から津別までは80kmぐらい離れている。

途中、何もない山道なのだがひたすら退屈を誤魔化して走るしかない。


一気に帰宅モード全開のハイスピード走法にしていると、後ろから地元組の大型トレーラがみるみるうちに迫ってきた。


北海道の地元組のトレーラーは時折、とんでもないスピードで走っている車が多い。

高速道路並みのスピードでさえ、抜かされるのだ。


 オヤジは危険を察し、左に車を寄せた。トラックはオヤジのキャンカーの横をすれすれにハイ・スピードで通り抜けて行った。


再び、走り始めたOYAZIの前に3台のツーリング中のバイクが現われた。


先頭は大型アメリカン。2番目はXJR1200か1300.


そして、しんがりは彼らとは違う単独の400ccクラスのツーリングのライダーである。


 先頭の2台が前の遅い車を追い抜いた後、しんがりの400ccクラスのバイクも追い抜こうとしていた。

しかし、すでに前には対向車が。


「おいおい。いくらバイクだからっといって、対向車がいるのに追い越しはするなよ。」

と、OYAZIの心配をよそに、そのライダーは無理やり追い越しを始めた。

 案の定、対向車は怒りのパッシングをソノライダーに浴びせる。


その後、オヤジもその遅い車を抜き去り、先ほどのライダーの後ろに着いた。

かれは少し疲労しているようであった。


時折、左端を走ったかと思うと、急に道路の真ん中を走り始めた。


 バイクと違って車で前走車がいるときは、道路のセンターよりを車体半分だけ相手よりも右にずらしながら走る。

 前走車が何かあった時に、とっさに右に逃げれるようにするためだ。


北海道でツーリングをする場合、地元の車に出会ったらさっさとパスさせたほうが良い。

もし、抜かされたくなければ、高速道路並みのスピードで走リ続けなければいけない。

たとえそれがトラックであろうと、地元組は平気で100キロぐらいの速度で走り続けるのだ。


彼を巻き込みたくないオヤジは彼を抜かす場所を考えていた時、彼のほうから先に戦線離脱していった。

( 小僧。良い判断だ。このまま走り続けても疲れるだけだぞ。)


次は、XJRと大型アメリカンの2人組だ。


彼らは時折、タイトなコーナーで車体を傾けながら、60キロから80キロで走り続けていた。

オヤジも彼らに続いて、重たいキャンカーを道路の左端の白線からセンターの黄色い車線をいっぱい使い、オーバードライブ機能を駆使しながら、彼らの後ろを追いかけていった。

 陸別を超えたあたりで、2番手を走るXJRがスピードを緩めて左橋に避けた。

ハザードを2回点滅させ、オヤジはXJRのライダーに感謝の気持ちを表した。

続いて大型アメリカン。

と、思ったら、大型アメリカンは、減速したXJRを見て、路肩に停まった。


急な登り坂あたりで、大型アメリカンをパス。



真・キリンに憧れて!!                                     最狂伝説!!




こうして、単調な80kmの道をオヤジは楽しく帰ってこれたのだ。


PM 4:36 全走行距離 713.9km



真・キリンに憧れて!!                                     最狂伝説!!
 

かかった費用


食事代  9,096円

入場料  1,970円

燃料代 10,323円


全費用 21,389円


 父親と娘の楽しいひと時でした。


あとがき。


 昨日にファイナルを書き上げようと思っていたのですが、疲れて寝てしまいました。

普通、旅行記を書いているときが、一番楽しいので疲れることはなかったのですが、今日も後半はバテながら書いていました。


 いやーー。確実に年をとった。と実感する今日この頃です。


_| ̄|○  ガックシ!!


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