富良野 -駆け足の旅ー4 | クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

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TYPE Rの称号を与えられなかったもう一つの悲運の車

4 新兵器、第2弾


さて、次に向かうところは・・・・・・


「サクランボ狩りに行きたい♪」かみさんが、最近よく言う言葉だ。ということで、今回の旅の目的の一つ、サクランボ狩りを行う事にした。

 しかし、オヤジ的には、サクランボよりもイチゴのほうが好きである。

ここで、オヤジ家はサクランボ狩りかイチゴ狩りかに分かれてしまった。

「ぜーーったい、サクランボ!!」

「いや、イチゴは譲れない!!」と、各々、醜い言い合いを行う親達をしり目に、娘1号は自分の携帯のスマホを取り出した。

 早速、近辺のサクランボ狩りとイチゴ狩りを検索する娘2号。

娘2号はゲーム世代の為、オヤジ家の中では最年小の小学生ながら、スマホの使い方が一番うまかった。

「南富良野に、イチゴ狩りもサクランボ狩りもできるところがあるよ。」

「おおっ!!でかした。娘2号!!早速、そこに向かおう。」


 今回の秘密兵器第2弾。それは娘1号のスマホである。

これで、リアルタイムに、自分たちの行きたい場所を検索できるのだ。


AM 10:30 芦別道の駅発


イチゴ+サクランボ狩りを行うため、一路、南富良野に向かうオヤジ家一家。

しかし、その場所は富良野をはるかに超えて、トマム方面まで走りだしていた。


真・キリンに憧れて!!                   最狂伝説!!

途中、覆面パトカーに捕まっている車が・・・・

(前方のサイドカーに隠れてパトカーが止まっています。)


 旅の時は毎回、捕まっている車を見ると、かわいそうに。と思いつつ、そのおかげで自分たちが助かったと思う。複雑な心境のオヤジである。



AM 11:49


走りはじめること1時間以上。本当にこんなところに、農園があるのか?と思うような町に着いた。

南富良野字金山町。


ほとんどの人は見過ごすようなところに看板は立っていた。

早速、看板を目当てに、その農場へ向かう。

止まってる車を見れば、みんな帯広ナンバーであった。


考えたら、帯広から1時間弱でここにこれるので、ここは富良野というより、どちらかというと帯広の管轄に近い雰囲気がある。


農園のひとに尋ねると、入園量は大人、一人800円。子供は600円。

オヤジ家は4人で合計3千円であった。

更にイチゴもサクランボもどちらも食べてもOKとのことであった。


「お前たち!!このイチゴとサクランボが今日の昼飯だから、心して食べよ!!」

と、いうオヤジの号令と共に、オヤジ家はそれぞれが食べたい場所に散って行った。


真・キリンに憧れて!!                   最狂伝説!!

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 イチゴは残念ながら時期が終り、小ぶりしかなかったが、それでもとても甘かった。


輝け!!高級果物ナンバーワン!!と、言うのが存在するのなら、オヤジの中では、イチゴがメロンを抜いて、ダントツ1位である。


そして、今までイチゴというのは、砂糖や練乳をつけて食べる甘くておいしい果物。という認識があったがここのイチゴは、砂糖や練乳なんてもってのほか。一口、口に入れたら甘い香りと共に、糖度100以上ある甘さがオヤジを包んだ。

「ここは甘さの天国や~~~。」などと、彦摩呂の様に周りに言うオヤジであるが、誰もそんなことは聞かないで、一心不乱にサクランボやいちごを頬張る家族たち。


ここで、約1時間ばっかし、サクランボとイチゴをおなかにつめていた。


PM 12:50


お腹もいっぱいになり、口が甘くなりすぎたので、そろそろ、しよっぱいものも食べたくなってきた。

「よし!!次は高級チーズのバイキングだ!!」

と、オヤジは家族に集合の号令をかけた。


 次に向かうのは、高級チーズの食べ放題の場所。しかも料金はタダ!!

  (いや、決してタダではないのですが・・・・)


PM 1:37 富良野チーズ工場にて
真・キリンに憧れて!!                   最狂伝説!!
 この工場は、小さな小箱、6きれで1,000円もするような、イカスミ、アオカビ、ワインの3種類のチーズの試食ができるのである。

しかも、試食用チーズは無くなると、その都度大量に出てきて、どっかのデパートの試食コーナーのように、無くなったら終了。なんて、チンケな事はしない

「うーーん。このチーズ。まったりとしてすこしもくどくなく・・・」という、昔、どっかで聞いたことがあるようなセリフを吐きながら、試食用の爪楊枝を片手に、必殺3個分捕り技。いったん、別な場所を見に行って、今、試食するもんね。的な顔をして、また試食をするなどを行い、合計5回ほど試食を行い、さすがにお腹が苦しくなったオヤジである。


多分、試食用のチーズは無くなりかける頃に、新しい試食用のチーズがくるので、どこかで監視カメラで見ていた人が、「あのオヤジ。これでもう3回目の試食だよ。しかも一回に3個以上取ってるよ。」と、オヤジを今日の最重要注意人物。としてマークしただろう。


 さすがにチーズもお腹いっぱい食べると、今度はまた甘いものが欲しくなる。

オヤジはかみさんと娘1号、2号の熱いまなざしを一心不乱の背に受けて、隣のアイスクリーム屋に向かうのであった。


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ここでのアイスクリームの出費 4人分で1,000円也。

(もしかして、チーズを無料で食べさせて、アイスクリームを買わせる。というお店の陰謀??)


PM 2:11

富良野のチーズ工場を後にしたオヤジ達一家の次の目的地は、富良野といえば富田ファーム。


この富田ファーム。先日の新聞によると、先週の3連休に5万人の来客。平日でも毎日1万人以上の来客を記録したそうだ。


5に続く。


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