いきなりですが、スマートフォン・デビューしました!!
(娘が・・・・)オヤジにはスマートフォンはネコに小判・ブタに真珠である。
未だにスマホは何で良いのかさっぱり判らない時代遅れのオヤジである。
さて、父親の命日、母親の三回忌の用意の為21日、22日と連休を取ったオヤジであった。
21日の朝は父親お参りを行い、その足ですぐに娘1号の入学準備を行った。教科書、制服、高校指定のジャージ等をかみさんと娘1号と一緒に出掛けて買い求めると、恐ろしいことに10万円金が飛ぶように消えてしまった。
一応、車の税金用に貯めていたのだが、お金が消えるときには、本当に次から次になくなってしまうものだ。
まだ、うちの娘は歩いて通える地元の高校だから良いほうだ。これで少し遠い学校なら通学の為に定期の購入。中には寮に入るお子さんのいる家庭は大変だと思う。
昼からは、母親の三回忌の手配の用意と、S車輌に行って車の保険の切り替え、先日の大雪の為に除雪機が壊れたので、修理可能か。または中古の除雪機はないか聞くために、前に行った気持ちの良い隣町のバイク屋に向かうことにした。
そして、バイク屋に行った時の事である。
「すみません。多分、修理不能だとは思いますが、除雪機の修理ってできますか?」と、オヤジは恐る恐るバイク屋の敷居を跨いだ。
「どんな状況で、どこの除雪機?」とバイク屋のオヤジが出てきた。
「ホンダの除雪機で●●という型式です。故障状況は、左側の後輪が外れたのと、走行クラッチが効かないで、クラッチレーバーを握らなくても勝手に走り回ります。」
と、オヤジは詳しく状況を話した。
「うーーん。」とバイク屋のオヤジは難しい顔をした。
実はオヤジの家にある除雪機は今から30年ほど前に発売された商品で、家を買った時に不動車。となっているものを部品取りとしてオークションで手に入れた商品である。
30年前の商品なので、普通のバイク屋は「無理!!」の一声で終わらす。と思うのだが、その店のバイク屋のオヤジは「後輪のはずれはネジを買って取り付ければ付くし、走行クラッチが効かないのは、ワィヤーが切れてなければ、多分サビかなんかでクラッチが戻らなくなっているだけだよ。」
「この4か所のネジを外したら簡単にわかるから、一度自分でチャレンジしてごらん。」と、オヤジに分解図を見せながら修理の方法を教えてくれた。
あのーーー。オヤジに直し方を教えたら、自分の店にお金が入らないじゃーないですか!!どこまでも人の好いオヤジさんだ!!
また、除雪機の中古状況を尋ねたら、タイのほうで水害になり、ホンダの工場が閉鎖されたので、まず新品の除雪機が品薄状態の為に、中古品も出回りずらく、また出ていたとしても割高いそうである。
翌日、22日の朝。
早速、寒い中外で除雪機をばらし始めたオヤジであった。
「おっかしいなーー???確か去年、バイクを2台も入れれる大きなガレージを作ったはずなんだけどなー???しかも、オヤジは普通のひとよりは工具は豊富のはずだが・・・・・」
しかし、肝心のガレージと工具は、遥か彼方の雪の中に埋まっている。そこまで行くには除雪機で除雪が必要である。
そして、肝心の除雪機は・・・・・あれっ??ここにある!!
結局、オヤジは家に隠してあった、スナップ・オンを取り出した。
このスナップ・オン。手に入れてから勿体なくて今まで十年余り、家の中のタンスの中に仕舞っていた。
これで晴れて日の目を見ることになる。
早速、慣れない手つきで除雪機をばらし始める。
こんな風に、家の片隅に捨てられていた。
さすがに3月とはいえ、外での作業は寒い。
震える手でオヤジは除雪機の本体と除雪する部分を次から次へと外していったのだ。
本当に、中をみれば簡単な作りになっている。
しかも、この場所は昔、オヤジが不動のこの除雪機を手に入れ、クラッチのワイヤーを交換した場所である。
昔はひたすら金を掛けたくないので、わからないままでも分解して、中身を見て理解していったのだが、最近はまず自分で見る。よりも頼むことが多くなってしまった。
バイク屋のオヤジからバイクもそうであるが、まず簡単な整備ぐらいは自分で行え。という事を教えてもらった気がする。
なんでもかんでもバイク屋に頼まず、簡単な整備が出来ることで、維持費にお金がかかりずらくなり、大きな故障も減る。
うーーん。侮れないバイク屋のオヤジである。このオヤジとは仲良く付き合っていきたいものである。
そして、午後から娘1号とともに、娘1号の携帯と除雪機のパーツを買い求めに、北見に走るオヤジであった。
さてさて、あれだけバラバラになった除雪機!!はたしてオヤジの手によって直すことが出来るのか??
それともただの鉄クズと化してしまうのか??
ただの鉄クズになったら、新しい除雪機を買わなければいけないので、更に10万金、下手すると20万円が必要となる。これは、いやでも自分の手で直さないといけないネ!!
この続きは次回の休みにて!!