キリンに憧れて 新章!!    遠き日の思い出。 | クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

TYPE Rの称号を与えられなかったもう一つの悲運の車

最近知った驚愕の事実!!


 実はアメブロで相手のブログを読んだ足跡の事をベタでなくて、ペタなんですよね。 (普通はすぐに気付くぞ!!)

足跡だから、ベタベタという感覚だと思っていたんですよね。


なにせ、目が遠くなったオヤジは今までずーっと、ベタだと思っていました。

だって、ペタの字が小さいんだもん!!

 だから、お知らせの時には、平気でペタでなくて、ベタと書いていました。


\(・_\)ソノハナシハ (/_・)/コッチニオイトイテ


 

 さて、これから書く話しは、オヤジの武勇伝では無い一人の未熟者のライダーの話なので、若い方は、こんなこともあるから気を付けよう。というつもりで読んでください。

 えっ?ベテランの方?

それは・・・「オヤジって本当にオバカだ!!」と読んで、スルーしてください。



 オヤジが20代で、真っ黒なFXに乗っていた頃であった。 (もちろんカワサキ・Z400FXの事だよ。)

 会社から家まで20kmぐらいであったので、当時はたまあにバイクで通勤していたのだ。

 その時の恰好は革ジャン・スラックのパンツ姿で靴は普通のビジネスブーツであったが、グローブを付け、ヘルメットは真っ黒なフルフェイスと、スモーク・シールドであった。

 まあ、いっぱしの走り屋を気取っていたんだよね。 (本当はそうではない、全然遅いカメ・ライダーだったのだが。)


 その夜、帰宅の時であった。薄暗い街中、片側2車線の左側道路を、オヤジは少し飛ばし気味に走っていた。

 フル・スモークのシールドが視界を妨げていたので、オヤジはシールドを上げようとした時であった。


 


 すると、後ろから迫る眩しい光!!それは430セドリックであった。


 当時、430セドを乗る人は、本物の社長クラスのじぃちやんか、若いヤンキーしかいなかった。


 430セドオヤジのFXを見ると、少しスピードを上げて抜かしにかかってきた。

 オヤジも当時若かったので、 「430のセドなんかには負けない。」と、更にアクセルを絞った。

 DOHC、4気筒の高性能バイクとして発売されたFXは軽く加速をして、430を追い抜いて行った。(と、いってもせいぜい100km/hぐらいなんだが・・・)





 と、そこにはフルスモークから見える前方に、何やら大きな黒いカゲ!!









それは大型トレーラーで、なんと、ハザードもウインカーもかけないで、ライトスイッチを切って、停車していた車であった。


 





次にオヤジは気が付くと病院の中・・・・










 と書くと、まんまキリンの世界なんだか、そこは命根性の汚いオヤジの事であっ。

 まずは、ブレーキは間に合わない。真っ直ぐにぶつかるよりも横のセドリックにぶつけたほうが、まだ助かる。と思い、オヤジは迷わずセドリックに体をぶつけにいった。



 人間は死ぬ前に自分の一生を走馬灯のように見るという。

 その時は、そんな余裕もなかった。

 突撃を覚悟して1秒後、オヤジは無事な自分の姿を見た。


セドリックはぶつけられるのを嫌がり、反対車線に逃げてくれたのだった。


もし、あの時、セドリックが避けてくれなったどうなっていたであろう?


いや、もし、あの時とっさの判断で横に逃げないでブレーキを入れていたらどうなったであろう?

 あの時は、後から震えがきて止まらなかった。



 その日、以来オヤジはバイクでも車でも片道2車線のところでは、横に車が並んだら追い越したり、減速して必ず横の車線に逃げれる場所を作っている。

 また、いきがってかけていたサングラスやスモーク・シールドはつけてはいない。


 一般公道は多分大丈夫であろう。という予想は通用しない。


 あの世界GPで3度優勝された、伝説のライダー・ノリック(故・阿部典史)さんも、公道のありえない事故で亡くなられた。


 もちろん一般公道だ。大半の車やバイクは法規にのっとり、安全運転をしている。

 

しかし、そんな公道でも、後ろを確認しないで、平気で進路変更をする車。

ウインカーもつけないで、平気で交差点を曲がっていく車。

中には信号無視をする車さえある。


 若いライダー諸君に告げる!!

バイクに乗るには決して、蛮勇さはいらない。命が惜しければ、臆病な走りが君達を守るのだ。





 えっ?オヤジ?おまえはバイクに乗らないのが一番だと?



_| ̄|○ ガックシ!!






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