今日の休みは恒例の冬支度Ⅲを行う。
まず、車にカーヘルパーを入れておく。
たかが、プラスチックの板だが、これが車が雪にはまった時には絶大な効果を発する。
昔は鉄の板で作られていて、雪にはまった車を押している人が、飛んできた鉄の板でケガをした。という危険なものでもあった。
次に、デッキテーブルをブルーシートで巻く。
久しぶりにガレージの中に入ると・・・・・
ぎゃーーー!
単なる物置と化していた。
お・おらのガレージが!!
しかも家の中から見る、夢に描いていた14RとDTのコラボ展示は・・・
お・おらの14Rよーー。どこに行った??
只今、PM:900 外は雨が降っています。
明日は気温マイナス6℃の予想。
明日の通勤時の道路がアイス・バーンと化するのが、今から予想されます。
((((;゚Д゚)))))))ガクブル
\(・_\)ソノハナシハ
(/_・)/コッチニオイトイテ
今、3DSソフトの飛び出せ動物の森がひじょうに売れていて、品薄状態である。という。
クリスマスプレゼントとして、子供に用意をしようと悪戦苦闘されている方は多いかと思う。中にはオークションで定価よりはるかに高い値をつけられている商品を泣く泣く買った方もいるであろう。
また、今の幼稚園児達の学芸会は、主役は子供達全員。その他の役は先生が演じる。とか、運動会では1位、2位と順位を決めないで、全員が1位。または頑張ったで賞がもらえる。という幼稚園があると聞く。
オヤジは正直な話、はたしてその子供たちが大きくなったら、実社会に出てから本当にまともな社会生活を送れるのか心配になってしまう。
欲しいものが簡単に手に入れることができ、自分は常に主役。そんな環境で育った子供達が、上司から仕事のミスを注意され、怒られると簡単にへこんだり、中には仕事を辞める人もいるのではないかと思う。
そう、ロボットアニメの先駆けとなった、日曜日の夜7時・フジテレビ(UHB)放送の往年の名作・永井豪原作のマジンガーZである。
たぶん、今のエバンゲリオンやガンダムよりも、人気が高かったかもしれない。(当時のアニメの番組はそんなに多くなかったからね。)
当然、小学生達は番組が放送された次の日は、「昨日のマジンガーZは・・・」という話を始める。
オヤジの家の父親は電器屋であったが、家のテレビは、VHF放送しか受信できないテレビで、UHF放送(UHBとHTB)の受信できるテレビではなかったのだ。
当時はコンバーターというUHFを受信できるチューナーが別売で売っていた。
下手したら、まだカラーテレビが無い家もあったぐらいだ。
オヤジがそのアニメを見れるときは、家に他所の家のテレビが修理に入ってきた時ぐらいで、真冬の火の気のない仕事場に、毛布を持って寒さに耐えながらそのアニメが放送される30分もの時間を過ごしたものであった。
みんなの話によると、そのマジンガーZはかなり面白い話で、小学生であったオヤジも当然見たいし、みんなの話にもついていきたい。
その後、オヤジのとった行動は・・・・
①泣いて駄々をこねて、親を困らせて新しいテレビを買ってもらう。
②TVが無いため、不良になり人生の大半をヤクザとして暮らす。
③自分でコツコツとお金を貯め、自分用に新しいテレビを買う。
さて、どれでしょう?というのは冗談だが、オヤジは自分の家が裕福でないことを自覚していた。というか、貧乏暮らし。ということをウスウス気付いていたので、①は持ち論無い。
②もオヤジの父親は非常に厳格な人。というか、幼い子供にも平気で手を出す人であったから、(というか、当時の父親はたいていはこんなものであった。)怖くて不良にもなれなかった。
最後の③は、当時の小学生達の小遣いなんて無いに等しい。
遊んでいるときに、アイスが食べたくなったら、道端に落ちているコーラーのビンを拾って洗って、雑貨屋に持っていくと10円で買い取ってくれたので、その10円でアイスを買って食べたものであった。
おっと、話は脱線したが・・・・
オヤジのとった行動は、テレビでマジンガーZを見れなければ、自分でマジンガーZの話をマンガで描いてやれ。という、非常に変わった行動をとった少年であった。
その後、自分で話を作るためには本をたくさん読まなければいけない。と気が付き、非常に乱読ではあるが、今でも本を読むのは好きである。
その日から幼き小学生のオヤジは将来の職業はマンガ家。を目指し、毎日、大学ノートに2ページ、マジンガーZの出てくる話を描き上げる事を日課としたのである。
そのおかげで、我が人生50年。オヤジの頭には常に妄想があふれた人生になったけど・・・・・・・
もし、あの時、テレビでマジンガーZが普通に見れたとしたら、オヤジの人生はまた違った人生になったのではなかっただろうか?
しかし、そのおかげで、幼きオヤジは話を作る。とういう、面白い趣味を見つけたのである。
今の子は本当に幸せだと思う。お金さえ出せば自分の欲しいゲームソフトが簡単に変えてしまう。中には小学生が一万円札を握りしめ、高額なゲームソフトを買う子さえいる。
プレステ3やPSP,DSのゲームに関しても、本当に感動できる話もある。(ファイナル・ファンタジーのXなんか、今やっても涙もんだと思う。)しかし、その話は他人が作りだした話なのだ。だから、そのゲームが終わったら、高いお金を出してまで、次のゲーム(話)をやりたくなるのだ。
年取った人がよく言う、 「昔はよかった。」とは、決してオヤジは言わない。しかし、昔の何もない時代があったからこそ、オヤジには自分で話を作る。という素晴らしい事が出来るようになったと思っている。
実はこのブログも読者に書いているのが半分。なによりも自分自身が次はどんな話になるか、読みたくて書いているのが現状なのだ。
この話もまた年寄のざわごとして読んで下さったら光栄です。
うわっ。またまた、オヤジらしくない年寄の説教くさい話になっちまっただ。
だって、バイクネタやキャンカーネタは冬はないから仕方がないか。