北海道、支離滅裂、激走型旅行!!5
1.予定の無い日
4日間の予定で組んでいた旅行であったが、いつものごとく、急ぎ足の2日間で見る場所をすべて駆け巡ったオヤジ達一家。
さて、今日はこれからどこに巡るか?と考えていたオヤジ。
予定では、千歳から夕張→むかわ穂別→占冠→帯広に向かう予定であるが・・・・このルートでの見どころはむかわ穂別の地球体験村である。
ここは、地球の始まりから温暖化、最後は氷河期の様子を模型を使って現わしているのだが、かなり昔に一度言った事があるのだが、いまいちパッとしないテーマーパークである。
そこしかないか?と、考えあぐねいたオヤジであったが、その時、かみさんが、「ねえ?伊達時代村ってここから(苫小牧)遠いの?」と聞いてきた。
「うーーん。そんなに遠くないと思うけど・・・」
「どうせ、後は帰るだけなんでしょ。今日1日はそこに行ってみない?」
「そうだな。どうせ帰り道はパッとしないから、今日はそこで遊んでから帰ろうか?」
と、言うわけで急遽オヤジ達一家は伊達時代村に遊びに行く事にする。
8:00 昨晩泊まったモーテルを後にして、早速、食事のできる所へ。
ここです。ここ。この店が岩見沢で朝食を逃し、千歳でも朝食を逃し、3日目でようやく、オヤジの求める朝食屋に出会えました。
早速、朝からサンマ、鳥のカラアゲ、塩から、梅干し、トン汁(うわっ!またまたしっこい!!)。そして、とどめはゴハンの大盛りを頼んだら、親の敵のようにテンコ盛りに・・・・されました。
これだけ頼んでも4人全員で3,200円。1人当たり800円の大満足価格。
もちろん全部、完食!!
ゲップ!!・・失礼しました。
やっと、オヤジの朝食に対する熱い思いは遂げられました。
(ちなみに普段の朝食はゴハンとオカズ1品、お茶しか食べないのであるが・・・)
8:46 大満足で食堂を後にするオヤジ達一家!!
2.登別 伊達時代村へ
「さあ!!いざ鎌倉へ!!ではなく、時代村へ!!」
9:40 1時間ほど走り登別、伊達時代村に到着!!
入場料は大人2,900円子供1,500円の10,200円なのだが、またまた、会社の優待カードを利用して、4人で8,000円で入場となった。
まあ、1万円近く吹っ飛んだが、冷静に考えれば、たいした面白くないテーマーパークを2ヶ所回っても8,000円ぐらいは飛ぶので、ここで良かったのかな?と、思う。
ここは、江戸時代のテーマーパークで、忍者、花魁等の20分程の小劇が4か所程やっている。
また、忍者屋敷なるカラクリ小屋も人気である。
かみさんや子供達は花魁をやっていた役者の人がキレイ!!と言っていたのだが、オヤジ的には女忍者役をやっていた、この子が一番カワイイかった。
家族はみんなこの役者がきれいだと言っていたが・・・
まったくエロ・オヤジ全開である。!!
ひと通り、見終わったオヤジ達であるが、さて、昼食をどうしようか?となり・・・・
この時代村ではラーメンやカレーが1杯800円ほどである。朝食をてんこ盛りに食べたみんなはまだ、お腹は空いていないという。
よし!!それでは!!ということで、
13:50 またまた苫小牧に向けて、昼食を求めて戻るのであった。
(しかし、オヤジ達一家の食に対する貪欲さは、通常ではないなーー。友人Iと一杯のラーメンを求めて、5時間も彷徨ったのを笑ってられないね。)
このあと、食に対する異常な行動は最高値になるのだが・・・
途中、大きなヒグマとカニの看板があったので、走っているキャンカーから1枚。(構図が悪いと言わないでね。)
15:20 苫小牧。某回転すし屋にて
今日の時代村に行く途中にチェックしていた回転すし屋さん。
おお。ここが100円の回転すし屋だ!!
ということで、一昨日のリベンジ!!ということで、時間も時間なので、
「おまいら!!これが昼食!夕食!兼用だ!!心して食えよ!!」
と、オヤジが言うや否や、みんな黙々と食べはじめる。
みるみるうちに皿がうず高く積みあがって行く。
食べ初めて30分ばかしたった時、オヤジは重大な事実を知る。
この回転すし屋は全皿100円ではなかったのだ!!
のぅおおおおおーーーーーーーーーーーっ!!
またしてもオヤジ痛恨の一撃!!まあ、こんな小さなハプニング゙はハプニングとは言えませんよね。主(あるじ)さん。
このすし屋は特定の物を注文すると、スロットが動き、アタリが出れば景品が当たるのだが・・・食事中3枚もの景品が当たりがきたのが・・・・
アイスクリーム券や味噌汁券なのだが、次回から利用できる。というものであった。じ・次回だと・・・・全然意味ないじゃん!!
ということで、隣のカウンターの人妻2人組に・・・
「すみません。あなた達は地元の方ですか?」
「はい。そうですが・・・」と不審者を見る目つきでオヤジを見ている。
このとき、オヤジは3日間ヒゲもそらずにいたので、かなりの浮浪者のようなカッコになっていた。
「もし、良かったら、この券もらってください。僕たちはこれから苫小牧を出るので。」
「そうですか。どうもありがとうございます。」
と、少し良いことをしたオヤジであった。
あの時の人妻2人組。新たなナンパかと思い、かなり険しい顔でオヤジを見ていたな。 (´◉◞౪◟◉)ププププ
16:00 4人分のスシ代、6,069円を支払い、苫小牧を後にするオヤジ達であった。
3.道東自動車線経由での帰宅
まだ外は明るいので、夕張→むかわ穂別→占冠に向けて走るOYAZI。
今日は日曜日。ひとつ重大なことを忘れていた!!
郊外のガソリンスタンドは、日曜日は開いていないのだ。
愛人1号と呼ばれるキャンカーは走行距離、421kmでそろそろ補給が必要だ。
17:00 勇払郡 安平町で燃料を補給。5,929円也。
ついでにタイヤの空気圧を調べてもらったら、かなり減っていたそうだ。
危ない。危ない。ドライバーとしては失格だ!!
セルフは燃料が少し安いかもしれないが、タイヤの空気圧をこまめに調べられないのがいけないところだ。(まあ。調べようとすれば調べられれるが・・・・)
ここで、カーナビがまた反乱を。むかわ穂別に行先を設定したら、あくまでもカーナビは夕張→新夕張→むかわ穂別を指示するのである。
道路標識を見たら、すぐ近くから新夕張に抜ける道がある。
「リルートしてください!!リルートしてください!!」と、女性の声のカーナビがヒステリック叫ぶ!!
「うるさい!!」とオヤジが怒鳴るとようやく静かになり、「このまま道なりに走ってください!!」と、やっと正しい道を指示するのであった。
ここで、ZⅡとゼファーと出会う。ZⅡは昔懐かしい旧車仕様で。
しかし、よーーく見ると何か変?・・・・・・・・・・・・・
反対側のタンクは醜く凹み、タコメーターは・・・な・無い!!
旅行中に転倒して、タコ・メーターを吹っ飛ばしたのだろうか?
そんな・こんなで、むかわ穂別→占冠→富良野→帯広に向かわずに旭川へ。
(旅行最後のサプライズを考えてオヤジは帯広を辞めて、急遽旭川に向かうことにしたのであった。)
21:00 旭川到着。苫小牧から5時間かけて一気に旭川に着くオヤジ。
その足で、コーチャン・フォー(本と雑貨屋の大型店)、メガ・トンキ・ホーテ(安売り大型店)に向い、しばしヒマつぶしを行う。
23:00 そろそろ疲れも出てきたので、いつもの当麻の道の駅(旭川の隣)で車中泊。
「おやすみなさーーーい!!」
さて、いよいよ明日は旅行4日間の最終日。感動のフィナーレをオヤジ達は向かえる事が出来るのか?