キリンに憧れてⅡ    北海道、支離滅裂、激走型旅行!!3 | クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

TYPE Rの称号を与えられなかったもう一つの悲運の車


キリンに憧れて 第二部


北海道、支離滅裂、激走型旅行!!3


1.北海道ミステリー・ツァー



8月10日 17:00 倶知安町のレルヒ公園にて
キリンに憧れて 第二部


 ええっと、この画像が問題となったレルヒ公園です。たいした公園でもないのですが、ここでオヤジの貴重なデーターが一瞬にしてパーとなりました。(で、いうかデーター消去は帰ってからやれよ。と、言われそうな・・・・)


 まあ、レディのデーターは消えてもオヤジからの思い出は消えないので、オイオイもうレディを過去の存在にしているのかよ。)気を取り直して、ここから再度デジカメを取り直すオヤジであった。


 たいした場所でもないので、次に名水のある京極へ旅立つOYAZI達一家


5:34 名水で有名な京極の道の駅に到着。
キリンに憧れて 第二部

 あたりは次第に暗くなり、大半のキャンパー達はここで車中泊を行う準備をしていた。


キリンに憧れて 第二部

 名水まで行く道の両脇にある石筍が何気なくお墓に見えたのだが・・・・裏を見てみると。  


     )゜O゜( ヒェーーーーーッ!!


キリンに憧れて 第二部

 全員がお地蔵さんでしたーーーーっ!!その頃から周りは一気に暗くなり、何やら恐ろしげな風景に・・・・
キリンに憧れて 第二部


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  ゼイゼイゼイ!!

 息を切らせながらやっと名水のたどり着くオヤジ達一家

 

 周りを見るとマイナ・スイオンに充ち溢れ、日中の明るい時に見ると癒される。と思うが、暗くなり出してきた今は、霊気に充ち溢れどうも何やら出そうな気配すらする


ゴクゴクゴク!!

 とりあえずは北海道の名水と呼ばれるありがたい水を飲んでみる。

「????」

 自分の家の水を飲みなれているせいか、あまりおいしいとは感じられない。それどころか、少し生臭いような感じが・・・・・ふと、頭にエキノコックスという文字がよぎる・・・・


 わーーーっ!!京極の観光方々ごめんなさい!!オヤジの味覚が鈍感なだけです。けして、京極の水はまずいとは言いません!!



 この後、オヤジ達は名水の呪いかキノコの祟りか、道中、トイレを頻繁に探すハメとなりました。イテテテ・・・・・・


 18:08 30分程そこを滞在後、次なる目的地、フォーレスト276・大滝の道の駅に目指す。あたりは次第に真っ暗に・・・・・



2.恐怖の死骨湖!!



 このあたりから、愛人1号に付いている10年以上前の古いカーナビは用を足さなくなり、フォーレスト276・大滝の道の駅を検索しても、住所が出てこなくなりOYAZI達一家は完全に道に迷い始めた。


 あたりは完全に真っ暗になり、愛人1号はあてもなく走っていると、先方に明るいお店が・・・・・・・その場所に向かって走るとそこは、先ほど入った「きのこ王国」の別店であった。

 ようやく、地図上で自分たちの居場所が分かり、再びフォーレスト276・大滝の道の駅に向かうOYAZI

 それからの道のりが長かった。
キリンに憧れて 第二部


19:00 ようやくフォーレスト276・大滝の道の駅に到着。

ここは1億円もかけた日本一豪華なトイレがあり、中にはグランド・ピアノが置かれている。

  早速、話のネタにトイレに入るオヤジ。・・・・・・営業時間は18:00までの為、残念ながら入ることはできなかった。 (ToT)/~~ エグッ!エグッ!


 諦めて、次の場所に向かうOYAZI達一家


 ここら辺一帯はコンビニ等が無いため食事をするとなったら、一番近い街は60km、時間で1時間ほど先の苫小牧まで走らないといけない。

 OYAZI は食事の場所を苫小牧に決めて、愛人1号をひたすら走らせた。


 町はずれの北海道の夜の道は街灯もなく暗く寂しい。おまけに雨も降り、霧が出てきて前が見えずらい。

 ひたすら黙々と愛人1号を走らせるOYAZI


 延々と続く同じ景色の中、カーナビだけが現在のOYAZIの現在地を知りえる唯一の存在だ。

カーナビを見て「ねえ。もしかしてこの湖は・・・・」と、そのときかみさんが重い口を開いた。

「どうした?」

「今走っている場所って、支笏湖だよね。」

「ああ。そうだけど、」

「支笏湖って、あの噂のある支笏湖だよね。」


OYAZI が今まで出来るだけ考えないようにしていた事をかみさんが口にした。

「ああ。そうだ。」

「あははは・・・・・」

「あははは・・・・・」

二人はお互いの顔を見合せて、乾いた笑いをかけあった。


 支笏湖=死骨湖


北海道の都市伝説に支笏湖を検索すると必ずヒットするキーワードである。


 

ヒエエエエエエーーーーーーッ!!         

 

      )゜O゜(


気のせいかさっきから同じ場所を走っている気がする。時計を見ても時間は全然進んでいない。

と、その時!!
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 OYAZI達 の目の前に現われた無数の霊!!あっ!!間違った!

 

 OYAZI達 の目の前に現われた無数の街の光!!


ようやくOYAZI達は恐怖の死骨湖を抜けて苫小牧の町に着いたのであった。


 街の入口に入ると普段は毒々しいモーテルのネオンが今は暖かい光に見えた。

20:00 相変わらず苫小牧を走る車のスピードは早い。街の中でもバスやトラックでさえ80km以上だしている。
 特に輸送トラックは苫小牧に船があるために、信じられないスピードを出していたりする。

 夕食を求め、雨で前方が見えないOYAZIは昔一度入ったことのある全皿100円の回転スシ屋を目指す。
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20:30 ようやく目指すスシ屋を見つけ入りホッと一息つくオヤジであった。

のうぉおおおおおーーーつ!!

どうやらここは、目当ての店ではなかったが、もはや疲労困憊したオヤジは、夕食をここにすることを決めたのであった。
ここでの夕食代は5,280円也。

21:40 遅い夕食も終え今夜の寝場所を探すOYAZI

目的地は千歳と苫小牧の間にあるウトナイ湖の道の駅である。確か前回もここで泊まった時は土砂降りの雨であった。

 よくよく苫小牧には雨に縁がある。
22:00 無事、
ウトナイ湖の道の駅に着き車中泊を行うオヤジ達一家。
「おやすみなさーーーーい。」

キリンに憧れて 第二部

道の駅:ウトナイ湖にて。


北海道、支離滅裂、激走型旅行!!4に続く。

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