キリンに憧れてⅡ  北海道、支離滅裂、激走型旅行!!2 | クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

TYPE Rの称号を与えられなかったもう一つの悲運の車



キリンに憧れて 第二部



北海道、支離滅裂、激走型旅行!!2


1.小樽に向けて。




 今回の旅の目的は


かみさんは 余市町の隣町の仁木町でサクランボ狩をしたい。

  娘1号は その土地の有名なアイス食べたい。または美術館に行きたい

  娘2号は 函館か小樽にある資料館で貴族のカッコをしたい。

  オヤジは 昨年、リニューアルした新千歳空港に行きたい。


 という希望があり、小樽に行きたいところが集中したので、とりあえず


8月10日

小樽で娘2号の貴族のコスプレ

仁木町でかみさんのサクランボ狩り


8月11日

倶知安町でレルヒ公園を見る

京極で有名な名水を飲む

喜茂別町の道の駅:フォーレスト276大滝で日本一豪華なトイレで用をたす。


8月12日

千歳でオヤジの希望の新千歳千歳空港を見る。


8月13日

帰りは日高、帯広経由で帰ってくる。


という日程となった。


その為、まず第一段として、小樽に向かったのだが、

10日 8:30 土砂降りの中、石狩発

  10:00頃 土砂降りの雨も止み、無事に小樽に着いたのであった。


 小樽は観光地の為か狭い割に車が多く、しかもかなりのスピードで、町の中を車が走り回っている。

 

 そのため、OYAZI的には走りたくない町ナンバー3に入っている町である。

ちなみに、ナンバー1は札幌、ナンバー2は函館である。


 恒例の港の観光客専用の駐車場に停める。1日停めても600円の駐車料金は、観光客相手だとはいえ、なかなか良心的な料金だと思う。


 何度も小樽には来ているので、今回の小樽の滞在の目的は2ヶ所。


 あの石原軍団がプロデュースしたおもしろ写真館と、古都ヴェネツィアの資料館の北一ヴェネツィア美術館である。


 あまり、あっちこっち見て回っても時間が足りないので、今回はこの2ヶ所に行くことに決めたのであった。


 おもしろ写真館の入館料は4人で2,400円である。まあ、観光地としては許容範囲の値段だと思う。

 ここには、巨大なゴリラやサソリ、等身大の宇宙人の模型が作られ、一緒に写真を撮って遊ぶ。という安易なテーマ・パークなのだが、そこそこに楽しめた。もちろんオヤジはすぐに乗り易い娘2号を、巨大なゴリラの横に並ばせてデジカメでいろいろと撮りまくった。


 次に行くところは、娘2号の希望である、北一ヴェネツィア美術館。ここで、貴族のコスプレをさせるのである。

 入館料は大人700円、小・中学生350円で2,100円なのだが、オヤジの会社の優待会員カードを使い4人で1,300円の入館料となった。

 しめしめ、ここで早くも800円も浮いた!!とウキウキなオヤジであったが、娘2号に貴族のコスプレ代は、通常2,310円で済むところが、気がついたら「大型の写真にして。」とかいろいろ希望をつけたら、3,675円と早くも予算オーバーの親バカぶりを発揮するのであった。

 ここでも、娘2号にあれこれポーズを決めさせデジカメでパチパチと撮る親バカなオヤジであった。



 小樽で娘2号の目的を果たしたOYAZIは、今度はかみさんの希望をかなえるべく、余市の隣町の仁木町へキャンカーを走らせる。


13:30 仁木町のサクランボの山到着。ここでも会社の優待会員カードを使い、通常よりも1,575円安いサクランボ狩りを楽しむのであった。

入場料は4人で2,415円である。


「おまいら!!これが昼飯だ!!心して食えよ!!」


 というオヤジの掛け声と共にチリジリになるオヤジ達一家。その後、1時間弱、オヤジ達一家は、1年分のサクランボを食べたかと思えるほど、サクランボを食したのであった。

 最後は、食べる事をもてあましてタネの飛ばし合いをして遊んでいた。


15:00 サクランボも食べ飽きて、今日の予定は終了したので、これからどこに泊まろうか?と、悩んでいたが、まだまだ外は明るいので、明日の行く予定の倶知安町に向かって走ろうとなった。

 

 ここで、第一回、キャンカーの燃料補給。トリップメーターは431.2kmを指していた。ガソリン代は4,853円也。



2.北●鮮、拉致事件?



 この頃からかみさんの携帯がバッテリー切れを起こし始めたので、OYAZIは12Vから100Vに変換するインバーターを出してかみさんの携帯を充電を始めた。

 かみさんが「あなたーーーっ!!頼りになるわーーーっ!!」と、もちろん言うわけがない。



 15:38 倶知安町に向かう途中で「きのこ王国」という大きな建物が見えた。

「きのこ汁:一ぱい100円」という看板につられ、OYAZIはその建物に入って行った。


 おやつは別腹。ということで、きのこ汁4人分と子供達にはタコ焼き、オヤジはカレーパン、かみさんはイモ団子を早速注文する。合計1,320円也。

 ついさっきまで、サクランボをたらふく食べたのに、なんという食欲だ!!

まさしく「旅は食にあり!!」だ。しかし・・・・・その後・・・・・


 サクランボをたらふく食べ、きのこ汁とおやつを食べたオヤジ達は急に腹の調子が悪くなり全員がトイレに駆け込むのであった。(普通、あたりまえだよな。)


「ふうーーっ。」トイレに駆け込むこと約10分。オヤジは安堵のため息をつき、キャンカーでみんなの帰りを待っていた。


 ここで第2のパプニング!!


 5分・・・10分・・・15分・・・・??????

いくら待っても誰も帰ってこないのである。オヤジは心配になり、もう一度店内に戻ってみる。となりにあるお土産屋も探してもいない。

 さすがに20分も待っていると、何かあったかと思い、携帯でかみさんを呼んでみる。

「トルルルル。トルルルル。」 携帯は無情にも鳴りっぱなしだ。

ますます心配になってくるオヤジ

「!」

 しまった!!かみさんの携帯は車の中で充電中だ!!


 かみさん達がトイレに消え、30分以上経ち始めた。だんだんオヤジは不安になり頭に次から次に良くない考えが巡ってくる。

 

 毎年何人かの人が、海外旅行でトイレに入ったらそのまま消えてしまって、行方不明になっている。


 ●●年の行方不明者の●●さんが北●鮮に拉致されていることがわかった。


 ついにオヤジの不安は最高値に達した!!


 そしてオヤジは女性の店員に、女子トイレを見てもらうように頼もうとした時にかみさんは現われた。


「ず・ずいぶん遅かったね。」と、オヤジは何事も無かったように冷静なふりをしてかみさんに言った。


 こうして北●鮮、拉致疑惑はあっさり幕を閉じたのであった。

 ああ。良かった。あの時はマジでアセったぜ!!



3、第3のハプニング





 17:00 倶知安町でレルヒ公園前。大した景色でないが一応、オヤジはデジカメで景色を撮る。

「うーーん。ちょっと構図がずれたな。」

「この画像を削除して・・・」ちょいちょい・・・・

「うん?あれっ??」


「のうおーーーーーーーーっ!!!」


 賢明な読者の方々はもう気がついたであろう。

オヤジはデジカメでいろいろな場面を撮った。と書いてあるのに、今まで一度も画像が出ていない事実を・・・・


 シクシクシク!!


    _| ̄|○

 

 そうです。今まで撮っておいた、画像をさっきの操作ですべて、消してしまったのです。

 しかも、今まで撮りためていた、キリンに憧れての画像一式がすべてあの操作ですべて消えてしまいました。


  オヤジの愛すべきレディとの出会いと別れの貴重なデーター一式です。(あっ。まだ別れていないか!!)

 

 貴重なデーターは常にバックアップすべし!!


 分かっているけど、なかなか出来ないんだよな。これが。


     北海道、支離滅裂、激走型旅行!!3に続く。





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