キリンに憧れてⅡ 伝説のSさん ブラックバードのように、そしてレイナRの幻影!! | クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

TYPE Rの称号を与えられなかったもう一つの悲運の車

 先日、またまたクラブ・ミッドナイトのファーストナンバーのSさんからメールが来た。

 彼は以前、湾岸ミッドナイトのレイナ仕様の32RのGT-Rに乗っていたのだが、ボディ剛性の問題からエンジンとミッションを33Rに移植して、現在は33R乗りになっていた。

 そして、その彼からのメールは湾岸ミッドのブラックバードの様な自分のイメージする走りができないと嘆いていたのであった。

 

 そして、現在ブーストを(TURBO?)1.2から1.5にするかで悩んでいるらしいのであるが・・・・

 32Rよりも限界の高い33Rは、車重が100kgほど重くなり、また、32Rの時は下からトルクが出ているようになっていて、限界域までの過度領域は32Rの方が刺激に満ちていた。と書かれていた。


 そして、今、彼はレイナRの幻影を求めて、家族を乗せても以前の32Rのレイナ仕様の運動性能を求めて33Rを作り直そう。と計画をしているそうなのだが・・・・


 今までのオヤジのブログの終わりは・・・・


 Sさん。家族を乗せてブラック・バードの走りは      


   ((((;゚Д゚)))))))

  ガクガクブルブル 


怖いからやめようよ!!



  と、いうパターンで終わるのであるが・・・・・・・・今回は、所長さんからのノンフィクション小説の応援もあって、またやっちやいます。


 ここからは、オヤジの妄想小説です。興味のない人は「アホがっ!!」と言って勝手にスルーしてください。






        キリンに憧れてⅡ 

   小説版:クラブ・ミッドナイト 鉄の戒律!!





「Sさん。あんたをミッドナイトに引き込んだのは俺の間違いだったよ。」

「いったい、どういう意味だ?オヤジ?」

「あんたは俺の思った以上、にファーストナンバーとしてミッドナイトで十分に活躍をしてくれた。」

「・・・・・・・」

「しかし、もうそろそろ降りるべきではないか?」

「あの頃、走っていた仲間はもう誰もいない。ある者は事故で走るのを降り、あるものは守るべきものを持ち降りた。」

「あんたも、今は守るべきものがある。だから、もうそろそろ走るのを降りるべきでないか?」

「・・・・・・・オヤジ。俺は仲間やミッドナイトなんか本当はどうでも良かったんだよ。」

「ただ、オヤジ、あんただけは俺の想いを理解してくれてると思っていたよ。」

「俺は今でも心が乾いている。俺はあの33Rでの高速のフラットアウトの時だけが、唯一、心が満たされる時なんだ。」

「・・・・・・・」

「オヤジ。あんたも本当は俺と同類なんだろ。」

「だからあんたは、この終わりのない世界にまた、前戻ってきたんだろ。あのカワサキの200馬力のモンスターと共に・・・・」


「・・・・・・・・・・・・」オヤジはしばらく黙っていた。そして、

「もういい..もうわかったからいいよSさん。」

「Sさん。クラブ・ミッドナイトの入会条件は一つだけだが、言ってみろ!!」オヤジはミッドナイト総長として厳しい目でSさんを見つめる。

「夢を諦めない漢達!!だが・・・・・」

「そして、俺たちのミッドナイトにはたった一つの鉄の戒律がある!!」

「鉄の戒律?

「ああ。クラブ・ミッドナイトのたった一つだけど、大切な戒律!!それは・・・」

「alive」

「アライブ?

「どんな事になっても必ず生きて帰ってくる!!そう、これが俺達のたった一つだけど守るべきもの。」

「生きて帰ってくる。か・・・」

「わかった。必ずこの戒律だけは絶対に破らない!!」


 (お互い生き方は違っていて、もう二度と出会うことは無いであろうSさん。だけど、心の中はつながっているよ。同じクラブ・ミッドナイトの仲間として・・・・)


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 


  と、言うわけで小説という名を借りたけど、必ずクラブ・ミッドナイトの鉄の戒律守ってね!!Sさん!!





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