北海道都市伝説!! 5月の真冬日!! | クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

TYPE Rの称号を与えられなかったもう一つの悲運の車




 GW発作的車中泊から10日間程がすぎ、あの快晴は何だったか?のような肌寒い日が続き、冷たい雨が降っていた日の事であった。


 その夜、「明日はオホーツク海側は雪が降り、積雪10cmほどになるでしょう。」と天気予報が流れていた。


キャハハハハ!バッカでないの!今は5月の中旬だぞ!!雪が降ってもせいぜいみぞれだろう!!しかも積雪だなんてありえん!ありえない!!」と、オヤジは天気予報をみて、一人ツッコミを入れていた。


 確かにGW中に過去何回か雪は降ったことはあるが、それですらみぞれが良いところで、

5月の10日過ぎに積雪なんて、オヤジが50年生きていてありえない体験であった。


 そこで次の朝、雪の残骸があったら良いブログのネタとなると思い、オヤジは次の朝に期待をして床にはいるのであった。


そして、翌朝。



キリンに憧れて 第二部

オヤジの期待どうりに雪が降り、「これで、良いブログのネタになった!!」と、小躍りして喜ぶオヤジ!!


「雪だけどタイヤ大丈夫?」と、心配げに聞くかみさんに、

「タイヤはまだ(夏タイヤ)取り替えていない!!」と、ドヤ顔で答えるオヤジの姿がそこにあった。 

(実はめんどくさくてタイヤ交換をまだやっていなかったのだ。)
キリンに憧れて 第二部

 通勤時、周りの景色は冬景色。道路は濡れてはいるが路面は雪など無い状態であった。

 しかし、夏タイヤを装着した車はノロノロとした走りになり、いまだスタッドレスのオヤジは「そこのけ!そこのけ!オヤジが走る!!」的な走りで、ノロノロとした車をぶち抜き、快調に会社に行くのであった。


そして、会社に近づいてきた山道に入った途端!!


「あぎゃ!ぎゃ!ぎゃ!」


キリンに憧れて 第二部

あたり一面、冬景色と変わり、道路もザクザク状態の雪が積もっていた。
キリンに憧れて 第二部
 

 そして、お約束の路肩に落ちた車!!見れば初心者マークが・・・・



「小僧!!俺も昔はそうだった!!」

(オヤジはオバカな事に2回も冬道で車を全損をさせてしまったのだよ!!これで、君も北海道の冬道の経験値を一つ上げたな!!)



と、オヤジは一人キリンのセリフを吐き、事故を起こしたドライバーの無事を祈り、会社に向かうのであった!!






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