キリンに憧れてⅡ GW発作的車中泊!!2 | クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

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TYPE Rの称号を与えられなかったもう一つの悲運の車



 まず、夕飯を食べるために、旭川に行く途中の北見の街のマクドナル的一般大衆食堂「すき屋」による。(全国的に言えば、吉野家の牛丼屋さんみたいな店です。)

 そこで、早くも90円も予算オーバーの夕食となった。


 自慢ではないが、オヤジの家は金は無い!!金は無いが、人並に遊びたいと我がままなオヤジが考えた遊びがこのキャンカーでの旅行である。

 

 また、旅行当初、たった1泊2日の旅行でも、替えの服装を何着も用意したのだが、最近はかみさんも心得ていて、たった1泊2日ぐらいなら替えの服装などは用意しないで、着たきりズズメで旅行をする。という、まさしく正しい旅人の姿を実地しているのである。

 その為、旅行で一番お金がかかるガソリン代はケチれないので、せめて食事代は1食、一人500円以内で抑えるのが、オヤジの家の暗黙の了解となっているのである。


  食事を終え8時頃にいよいよ旭川へ向かう。北見の街の途中で、

「あっ!!この建物、なんだかコーチャン・フォー(本屋と雑貨屋の大型店舗)みたいな形をしているね。」

「あのーーー。その建物って、コーチャン・フォーなんですが・・・・・・」

  これから行く旭川に向けて、テンションの上がっているかみさんには、オヤジの言葉は聞こえるよしも無かった。


 途中の裏街道では日本全国、なるべく近づきたくない車NO1のパンダ色の車と早速お友達になっていた車があった。

 一同、合掌をして、今回の旅の安全を祈願する。


 北海道、支離滅裂、激走型・旅人連盟トラベラー・OYAZIの役割は、この広い大地で捕まらない!!事故らない!!という2大目標をクリァして旅を行なわなければいけないのだ。


 真夜中の高速道路。オヤジは90~100キロのスピードで淡々と走る。途中、後ろからすごい勢いでオヤジの車を抜き去る車は見なかった事として目的地へ一直線!!


「!」


 何やら見慣れた標識がオヤジの目を横切った!!気がつくとその標識で降りなければいけない無料の高速道路を通り過ごし、目の前には有料の料金所が・・・・


「やばい!!」通り過ごした!!早くも前途多難な旅行である。


 とっさにオヤジはキャンカーを横に寄せ、後ろから来る車をやり過ごし、料金所の前でUターンを行い何事もなかったように、今来た道を戻り始めた。良い子のみんなはマネしないようにね!!


 そうして無事に旭川に着いたのは午後11時近く!!



キリンに憧れて 第二部




 ここ、旭川のコーチャン・フォー(本屋と雑貨屋の大型店舗)は夜の12時までやっているので、かみさんと長女の3人でうろつく。次女は車の中で爆睡中!!

 

 12時近くになり今度は、ご存じ、食料品から雑貨まで何でも打っているメガ・ドンキホーテに・・・・・

ここは、夜中の2時まで営業しています。



キリンに憧れて 第二部


 さらに、夜の旭川の店を堪能した3人。

そろそろ1時30分になり、眠気も出てきて今日の車中泊の場所、旭川の道の駅に。



キリンに憧れて 第二部


  おやすみなさーーーい!!と、終わらないところが、オヤジ一家の常!!

眠りにつこうとしたオヤジに、かみさんの悲痛な叫びが!!

「どうした!!」

「●●のメガネが!!メガネが!!」

 かみさんが眠ろうとして、バックを置いたところに長女のメガネがあり、バックを置いたはずみに、そのメガネのレンズが外れたということであった。

「なにっ!!」

  そのメガネはレンズがつり糸のテグスの押さえられ、一度外れるとメガネ屋さんでないと入れ直せないのだ!!

しかも、長女に聞くと替わりのメガネは持ってきていない。という事であった。


    危うし!!オヤジの長女!!メガネ無しでは、せっかくの楽しい旅行が台無しになる!!


 オヤジはオヤジの長女の新しいメガネを旅先で買わなければいけない羽目となるのか?



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