キリンに憧れてⅡ    GW発作的車中泊!!1 | クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

TYPE Rの称号を与えられなかったもう一つの悲運の車




 「よし!!出撃だ!!」

とオヤジは仕事から帰ったばかりのかみさんと子供達に、この言葉をおごそかに伝えた!その瞬間、子供達は狂喜乱舞し、かみさんは困った顔をした。

 

 オヤジには全日本、オヤジ狂走連 クラブ・ミッドナイトの初代総長他に北海道、支離滅裂、激走型・旅人連盟トラベラー・OYAZIというもう一つの肩書をもつ人であった。


 感の良い読者はもう解ったかと思うが、連盟の総人数はもちろんオヤジのたった一人である。


 今まで好き勝手を行っているオヤジは、毎年GWには罪滅ぼしのためオヤジの愛人1号と呼ばれるキャンカーで、家族を連れて北海道を好き勝手に旅行をしているのだ。

 しかし、今年は仕事の関係で休日の連休が取れず、2日(平日)3日(祝日)が休みとなり、2日の平日はオヤジは50キロ離れている義母の元にテレビを取り付けに行き、疲れて午後の2時からソファーで横になって寝ていて、5時頃にかみさんが仕事から帰ってきてオヤジはようやく起きたばかりであった。


 仕事から帰ってきて、キャンカーの準備が何もしていないのを見て、旅行が無いと安心したかみさんに帰るそうそう、オヤジがかけた言葉がこの言葉であった。


 しかし、長年連れ添ったかみさんは、オヤジの顔を見てすぐに諦め、旅の用意をし始めた。

「布団の用意をするから、あんたはキャンカーの準備をして。」

「おう!!がってんだ!!」

「ところで、どこに行くの?」

「釧路に行くぐらいなら、1時間も走れば旭川だし・・・帯広は・・・・」

「お前は旭川はもう飽きただろう?」

「いや、買い物ができれば良いよ。」

「じゃ。決まりだな!!」

と、こうして発作的車中泊の行先は簡単に決まった!!

行先は旭川!!3時間弱も走れば目的地に到着だ。



キリンに憧れて 第二部


 「レディ。君にはいつでも会えるから。」などと、ア●ロ・レイのような意味不明の言葉をのたまい愛人2号のレディをカーポートの横に寄せて、イースを更に横付けして盗難にそなえる。



キリンに憧れて 第二部


さあ、只今、午後6時30分。これから旭川に向けてオヤジ達一家の、支離滅裂・激走型の旅が始まった!!



 

  な・なんとキリンに憧れて、連載66回目にして初の車中泊のブログが・・・・これで初めて主にバイク関係とキャンピングカーの車中泊 と言えるブログに・・・・・


 しかし、バトルスーツで武装したOYAZIの相棒レディとの話はあれからいったいどうなったんだ??





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