ある方のブログを読んでバイク屋に明るい未来はあるのか?と考えてこんでしまった。
その方は、あるバイク屋に欲しいバイクの見積もりを出してもらって、そのバイクを買いに行ったら、そのバイク屋は店頭の対応も悪く、しかも見積もりは間違って安くしてしまったので、その値段では販売できないとのことであった。
幸いな事にその方はそこでの購入は取りやめたらしいが、実は今回、オヤジもそれに近いいやな思いをしてしまったのだ。
今回、オヤジはレディ(14R)の購入にあたり、いつも公私共にお世話になっているS車輌(車屋)にバイクもそちらから購入できないか?と相談すると、S車輌の社長は「まかしとけ!!」の快い返事でオヤジの頼みを聞いてくれたのであった。
もちろん、オヤジが直接バイク屋にいって購入しても良かったのだが、やはり200万円近い金を動かすとなると、あまり儲けはなくてもS車輌の実績にしたいというのも人情である。
そして、今回レディの購入元に全国チェーン店の赤●●という会社が決まったのだが・・・・・。
ネットではあまり好印象では無いウワサの店であったが、最初の電話や訪問時は好印象のお店で、「なんだ、ネットの噂もあまり宛てにならないな。」と思っていたのだが、いざ、納車の時期に入り支払の件になると態度が豹変したのであった。
最初、購入時にはそのバイク屋にはS車輌さんにはお世話になっているので、S車輌さんを通して購入したい。とこちらの希望を述べていてOKとの事であった。
また、契約書には4月20日納車となっていたのだが、3月の末にそのバイク屋に訪問した時であった。
バイク屋からは「いつ支払をするのか?誰が支払をするのか?」と尋ねられ、「支払は僕がS車輌さんに支払ってS車輌さんを通して購入することになっているはずです。」と答えると、「話が違う!!」と言われたのだ。
バイク屋の話ではS車輌からはオヤジの紹介を受けただけだ。という事で、話が面倒くさくなりそうだったので、
「わかりました。支払は僕が行いますので、とにかくS車輌さんへの顔はつぶさないでください。」とじゅうじゅう念を押して帰ってきたのだが・・・・・
こともあろうか、次の日にS車輌へそのバイク屋から電話が入り、すぐに入金しないと14Rの登録は行わない。と言ってきたらしいのだ。
S車輌は200万ぐらいの金はすぐに簡単に用意することはできるのだが、あまりにも態度が横柄であったために軽いケンカになったのだが、14Rは当時どこのバイク屋も入荷未定の状態で、オヤジの為に我慢してくれ、事の顛末をオヤジに電話してくれたのだ。
そして、オヤジは次の休みの日に、バイク屋に支払を行くことを連絡したら、その日はバイク屋は定休日のため、銀行に振り込め!!との事であった。
多分、金の無さそうなオヤジのかっこを見て、バイクを買ったはいいがローンが通らなそうだと思ったのではないかと思う。大体、契約時にどうゆう支払するかをはっきり聞かないのも不思議な事であるが・・・・
もし、オヤジがローンが通らない人であったら・・・・と考え、バイク屋はあわてて、契約破棄。14R。すぐに乗れます。と書いて次の契約者を探すつもりだったのだろうか?
支払が終わるとバイク屋の電話の声はネコなで声と化し、急に最初に契約した時の声に戻っていた。
そして、納車はS車輌は車屋としての感覚で、「あくまでも納車は購入者の家まで届ける事」だと思っていてそのむねを話したら、バイクの納車は店からの引き渡しが当たり前で、輸送は自宅までは1キロいくら。の別途料金とのことであり、オヤジの家までは最低でも2万円以上はかかると言われたそうだ。
さらに、バイク屋がS車輌に提示した14Rの値引きの価格とオヤジに提示した値段は違っていて、そこをS車輌が指摘すると、このバイクは1円も値引きできないバイクです。いやならいいんですよ。というような言葉もはかれたそうだ。
そこまで聞いてS車輌もプッンと切れて、
「輸送はうちでやるから6日までに用意しとけ!!」とタンカを切って帰ってきたそうだ。
初めからオヤジがそこのバイク屋に行けば良かったのかもしれないが、バイク屋も200万円近い金が動くから契約書1枚だけではなく、もっと納車の流れについて詳しくオヤジに教える事が必要であったのではないだろうか?
そこのバイク屋から連絡が来たのは電話でたったの数回。しかもこちらが出られなかったら次の日に連絡ということさえ行わなかった。
今回の件ですっかりS車輌さんには迷惑をかけてしまった。また、14Rは値引きできないバイクということも知っていたので、別に値段がどうのこうのいう訳ではないのだが、やはり残念だったのは、バイク屋がいまだにこんな商売をやっている。ということである。
オヤジが20代の時にFXを買ったときである。
1台のテールが無いFXをバイク屋が溶接をして直しているのを見たオヤジは、
「このFXがオヤジが買ったやつですか?」と、聞くと「いや、違う!!」とバイク屋は答えた。しかし、オヤジの手元にきたFXはタンクとテールのデザインが違っていて、中を開けてみると、やはりテールの溶接していたやつであった。
そして、5年後にそのバイク屋に行って「あのFX。まだ乗っています。」とバイク屋に話すと、バイク屋は驚き、「実はあのFXはエンジンが焼きついたやつだから、あまり回すとまた焼きつくよ。」と答えたのだ。
その時、オヤジはバイク屋は信用できない。と心に刻んだのだ。
車は北海道では必需品である。その車の販売でさえ、販売者は購入者の家に伺い細かい契約と内容書の確認を行うのに、一部の趣味であるバイクの契約が、たったの電話1本だけだとは・・・・あきれたものである。
ちなみにS車輌さんからミラ・イースを購入した時は、ダイハツが計算ミスを行い間違って8万円も安く提示してしまった。と後でオヤジに話してくれた。もちろん、「間違った。すいません。8万円追金してね。」と言う事は一切無く、その8万円はダイハツとS車輌で半分ずつ痛み分けをしたそうである。こういうこと言うS車輌は、たとえそれがウソだとしてもオヤジとしてはうれしくなり、また何かあった時はお世話になりたいと思う。
レディ(14R)は、オヤジみたいな超初心者でも乗ることが出来る本当に良いバイクだ。だからこそ、もっと初心者や誰でも気軽に行ける、安心した店作りをしたバイク屋が増えて欲しいと心から願うオヤジであった。
いろいろいやなことはあったけど、決してレディが悪いわけでないんだよ!オヤジは君に一目ぼれだ!!これからもよろしくね。レディ!!