キリンへの道ー大型自動2輪への挑戦 2ー | クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

TYPE Rの称号を与えられなかったもう一つの悲運の車

 6月の後半に自動車学校に大型自動2輪の免許について聞きに行った。朝行ったので、教習者は誰もいなく、会社に行く前に練習を行えば何とか今年中に免許は取れるかもしれないと思っていた。

 話しを聞くと今は自動2輪の免許は人気があり、込んでいて1ヶ月以上待って練習時間も朝10時からで、練習時間は1日2時間だけだというのだ。

  大きな誤算だった。練習時間が朝10時からということは、休日の時に練習を行わなければいけないのだが、実は僕は会社まで毎日、往復100キロぐらい自動車で通っているのだが、自動車学校も会社の近くなので、半年間も休み無しで毎日100キロぐらいを通わないといけないのだ。しかも、自動2輪の教習は10月で終わるということなので、10月までに免許を取れなかったら、来春にまた再度入校料を払わないといけないのだ。

 数日間、僕は学校の入校を迷ったが、一度、火のついた大型自動2輪への気持ちは治まらなく、6月23日に大型自動2輪の免許取得の為に入校の申し込みを行った。

 入校料は教習日に支払いが出来たが、このまま持っていても使ってしまいそうなので、さっさとその場で支払いを終えた。

 僕の場合は中型免許を持っていたので、135,000円で教習時間は約2週間であった。