終わってみると、新日・NOAH・DDT・ドラゴンゲートによる合同興行だったと思います。
特にセミの試合は、新日かNOAHの大会でやる試合だったと思いました。全然、ALL TOGETHERしてませんでした。それから、最後の乱入も新日かNOAHの大会でやるべきで、ALL TOGETHERでやるべきではないと思います。ALL TOGETHERはある意味、次への期待を持たせつつも１興行完結の大会だと思います。セミも最後の乱入も新日とNOAHのストーリー展開に利用されていて、少し違うと感じました。
自分は、東日本大震災の被災者で第２回の仙台大会を見に行きましたが、その大会とは少し違っていた様に感じてしまいました。それと、やはりあの当時と違って、プレミア感がまったくないのも事実だと思います。これだけ、頻繁に団体の交流が進んでいるとオールスターと言われても、そんなにワクワクしないのも事実です。少し、やり方を考えた方が良いと思います。ただ、もうすでに札幌大会も決まっていて、果たしてどうなるやら・・
それから、東スポのネット記事がアップされ、新日所属の選手の言葉と共に今大会の集客について、書いてました。なんか色々と残念に感じました。東スポの今の記者は、ただの新日の御用聞きになっているのかと思ってしまいました。昔の週プロの様に気概のある記者はいないのでしょうか・・
ただ、レスラー側にも問題があって、このALL TOGETHERを本気になって盛り上げようとした選手はどれくらいいるのか疑問です。自分は普段、NOAHを中心に見ているので、偏る部分はあると思いますが、知っているだけでは、メインの赤コーナーの３人・重役トリオ・一応ジェイク・そして一番がんばっていたであろう拳王くらいしか思い当たらないです。他にもSNSを通じて大会を宣伝していた選手もいましたが、ヒールは除いたとしても、肝心な新日の選手からそういったものが強く伝わってくることはなかったです。（拳王のおかげではありますが、藤田くらい）
それから、せっかく連盟を立ち上げたのに、ビックマッチが連発されたら見る方も大変だと思います。ただでさえ、全日はチャンピオン・カーニバル中ですし、東京ドームではボクシングもありましたし、もう少しスケジュールの調整が必要だったと思います。そのための連盟だと思いますし・・
余談になりますが、ALL TOGETHER後にAmazonプライムに移行し、ボクシング見ましたが、メイン面白かったです。昨日はそれに救われました。
ただ、それぞれの試合を見ると、面白かったですし、最後まで楽しめました。竹下幸之介とシュン・スカイウォーカーの強さとうまさが目立っていましたが、正直、今のマット界にはずば抜けている選手はいないと思っています。この状況から、誰が抜け出すか注目したいと思います。個人的には清宮であって欲しいです・
最後になりますが、試合を見てる分には正直、集客とか気にせず楽しんでいましたが、あの東スポのネット記事をを見てから変な感情が生まれてしまい、セミとメイン後の乱入を受け入れる度量がなくなってしまい、こんな内容のブログになってしまいました。
それから、主催者側が本気でALL TOGETHERを成功さえようと思うなら、日程の調整と参加団体を増やさないとダメだと思いますし、カードの工夫も必要だと思います。あとは、諸事情があるにせよ全日は入れないと・・・ こう考えると、中心となる棚橋社長は前途多難と言うかやり甲斐があるというか、課題は山積みの様な気がします。今回の連盟の立ち上げですが、うまくいって欲しいとは思いますが、そう一筋縄ではいかないのもプロレス界です。もちろん、自分の様に面倒なファンもいっぱいいると思うので・・・