今日は前回の続きとして、東京都の放射道路について投稿します。
東京都建設局では以下の道路が放射線として指定されています。なお、ここでは高速道路を省略し、一般道路のみの掲載とします。
放射道路
【全体マップ】
【放射1号線】
起点:千代田区国会前交差点(国道20号交点)
終点:大田区多摩川大橋(神奈川県境)
全長:14.9km
愛称:六本木通り・麻布通り・桜田通り・第二京浜
ルート:以下の通り
- 都道412号(起点~六本木二丁目)
- 都道415号(六本木二丁目~白金一丁目)
- 国道1号(白金一丁目~神奈川県方面)
【主な沿線】
- N 南北線(溜池山王~白金高輪)
- A 都営浅草線(高輪台~西馬込)
日本の中枢からスタートしてひたすら南へ進む道路で、白金高輪駅以南は放射1号線=国道1号線となる。全線6車線以上で、首都高を挟む区間から電柱のない第二京浜までバラエティの富んだ道なりである。
多摩川大橋より先も道は続き、最終的には横浜環状1号線を通って保土ヶ谷駅に至る。
【放射2号線】
起点:港区白金六丁目(外苑西通り交点)
終点:大田区丸子橋(神奈川県境)
全長:8.9km
愛称:中原街道
ルート:以下の通り
- 都道418号(起点~大崎郵便局前)
- 都道2号(大崎郵便局前~丸子橋)
【主な沿線】
- IK 東急池上線(戸越銀座~雪が谷大塚)
天現寺橋で環状4号線と分かれ、五反田で中原街道と合流する。山手通り以南では放射2号線=都道2号線となる。ただし、厳密には大崎郵便局前~平塚橋が未開通扱いで、バイパス化計画が存在する。
丸子橋の先で中原街道と綱島街道に分かれる。道は綱島街道の方が広い。
【放射3号線】
起点:港区清正公前交差点(国道1号交点)
終点:世田谷区等々力大橋(神奈川県境)
全長:10.0km
愛称:目黒通り
ルート:都道312号
【主な沿線】
- N 南北線(白金高輪~目黒)
一般的には「目黒通り」の愛称で知られる。目黒駅の前後で一方通行区間があるのが特徴的。東急沿線の高級住宅街を貫く幹線道路であり、国道246号の抜け道として使われる事もある。
多摩川には現在「等々力大橋」が建設されており、開通後は宮内新横浜線と接続する。
【放射4号線】
起点:千代田区三宅坂交差点(国道20号交点)
終点:世田谷区二子橋(神奈川県境)
全長:14.0km
愛称:青山通り・宮益坂・道玄坂・玉川通り
ルート:国道246号(宮益坂・道玄坂を除く)
【主な沿線】
- Z 半蔵門線(永田町~渋谷)
- DT 東急田園都市線(渋谷~二子新地)
東海道の脇街道である「矢倉沢往還」をトレースする。ほとんどが国道246号とされているが、渋谷駅と二子玉川駅の前後は旧道を通る。渋谷のスクランブル交差点はもはや東京の風物詩だ。
二子橋の先も道は続くが、実質的には多摩沿線道路の交差点で突き当たりとなっている。
【放射5号線】
起点:千代田区半蔵門交差点(内堀通り交点)
終点:八王子市梅の木平バス停付近(国道20号重複)
全長:48.4km
愛称:新宿通り・甲州街道・東八道路・日野バイパス・八王子南バイパス
ルート:以下の通り
- 国道20号(起点~上北沢駅入口)
- 都道14号(上北沢駅入口~国立インター入口)
- 国道20号BP(国立インター入口~終点)
【主な沿線】
- M 丸ノ内線(四ツ谷~新宿三丁目)
- KO 京王線(新宿~上北沢)
五街道の1つである「甲州街道」をトレースする。ただし、上北沢駅から先は国道20号から離れてバイパスに入り、やがて東八道路と呼ばれる区間となる。高井戸IC以西は2019年に開通した。ただし、府中~国立はまだ工事中で開通には至っていない。
高尾山ICの手前で国道20号本線と再合流する。都内から離れても道は続き、大月ICまでは交差点を曲がらずに進む事が可能。
【放射6号線】
起点:千代田区九段坂上交差点(内堀通り交点)
終点:西東京市北原交差点(都道5号分岐点)
全長:20.1km
愛称:靖国通り・青梅街道
ルート:以下の通り
- 都道302号(起点~抜弁天)
- 都道4号(抜弁天~終点)
【主な沿線】
- S 都営新宿線(九段下~曙橋)
- M 丸ノ内線(中野坂上~荻窪)
- SS 西武新宿線(上石神井~田無)
靖国神社をスタートして北多摩方面へ抜けていく道路。ただし、新宿付近では大ガードではなく大久保寄りのバイパスを通り、上の写真は東新宿駅から撮影したものである。
終点付近で所沢街道と青梅街道に分岐する。ただし、所沢街道は狭いためバイパス化工事が進んでいる。
【放射7号線】
起点:千代田区九段下交差点(靖国通り交点)
終点:清瀬市清瀬橋(埼玉県境)
全長:23.8km(埼玉県区間を除く)
愛称:(新)目白通り
ルート:以下の通り
- 都道8号(起点~谷原)
- 都道24号(谷原~埼玉県方面)
【主な沿線】
- T 東西線(九段下~飯田橋)
- Y 有楽町線(飯田橋~江戸川橋)
- SA 東京さくらトラム(早稲田~学習院下)
- E 都営大江戸線(中井~練馬)
- SI 西武池袋線(東長崎~秋津)
一般的には「目白通り」の愛称で知られる。ただし、江戸川橋~落合南長崎駅では「新」目白通りの方が指定されている。関越道の練馬ICとは直接接続で、これは東京の高速自動車国道では唯一の例である。北園交差点以西は未開通で、延伸工事が実施されている。
清瀬橋を越えると埼玉県へ入り、飯能市で国道299号と合流する。
【放射8号線】
起点:台東四丁目交差点(国道4号交点)
終点:板橋区東埼橋交差点(埼玉県境)
全長:16.6km
愛称:春日通り・川越街道
ルート:以下の通り
- 都道453号(起点~本郷三丁目)
- 国道254号(本郷三丁目~終点)
【主な沿線】
- E 都営大江戸線(上野御徒町~春日)
- M 丸ノ内線(本郷三丁目~池袋)
- TJ 東武東上線(池袋~成増)
- F 副都心線(地下鉄赤塚~地下鉄成増)
御徒町を起点にして湯島天満宮を通って国道254号方面へ抜けていく道路。池袋六ツ又陸橋で山手線をオーバーパスするところはハイライトであるが若干分かりづらい。
起点以東も道は続き、墨田区と江東区の境目となる栗原橋を渡ったところで突き当たる。また、終点では国道254号の旧道と新道に分かれる。
【放射9号線】
起点:千代田区平川門交差点(内堀通り交点)
終点:板橋区戸田橋(埼玉県境)
全長:14.8km
愛称:白山通り・中山道
ルート:以下の通り
- 都道301号(起点~千石駅前)
- 国道17号(千石駅前~埼玉県方面)
【主な沿線】
- I 都営三田線(神保町~志村坂上)
五街道の1つである「中山道」の現代版で、基本的には都営三田線の上を通っていく。学生街を多く通るところに特徴があり、都道区間では東京ドームシティも通過していく。
戸田橋より先も道は続き、大宮の先で新大宮バイパスと合流する。そのまま交差点を直進し続けていくと最終的に前橋市まで至る。
【放射10号線】
起点:千代田区大手町交差点(国道1号交点)
終点:北区新荒川大橋(埼玉県境)
全長:13.2km
愛称:本郷通り・明治通り・北本通り
ルート:以下の通り
- 都道403号(起点~湯島聖堂前)
- 国道17号(湯島聖堂前~東大前駅付近)
- 都道455号(東大駅前付近~飛鳥山)
- 国道122号(飛鳥山~埼玉県方面)
【主な沿線】
- C 千代田線(大手町~新御茶ノ水)
- N 南北線(東大前~赤羽岩淵)
日光街道の脇街道である「岩槻街道」をトレースする。大手町をスタートして何度も曲がる箇所があるが、一応は一本道な感じはある。なお、赤羽岩淵駅~新荒川大橋は未開通のバイパスが指定されている。
新荒川大橋から先も道は続き、国道16号の旧道で突き当たる。その先は蓮田までのバイパスが工事中で、2024年に開通する予定。
【放射11号線】
起点:台東区鶯谷駅前交差点(言問通り交点)
終点:足立区舎人四丁目(埼玉県境)
全長:10.9km
愛称:尾竹橋通り・尾久橋通り
ルート:以下の通り
- 都道313号(起点~根岸小前)
- 都道58号(根岸小前~埼玉県方面)
【主な沿線】
- NT 日暮里・舎人ライナー
一般的には「尾久橋通り」の愛称で知られる。日暮里駅から北は上の写真のように日暮里・舎人ライナーが上を通る風景がデフォルトとなる。
埼玉県に入ると「第二産業道路」と呼ばれるようになり、道自体は上尾市の方まで続く。なお、さらに北へ延伸する計画があるらしい。
【放射12号線】
起点:中央区京橋一丁目交差点(八重洲通り交点)
終点:足立区水神橋(埼玉県境)
全長:15.2km
愛称:昭和通り・日光街道
ルート:以下の通り
- 都道316号(起点~新日本橋駅付近)
- 国道4号(新日本橋駅付近~西保木間)
- 都道49号(西保木間~埼玉県方面)
【主な沿線】
- H 日比谷線(秋葉原~北千住)
- TS 東武スカイツリーライン(北千住~谷塚)
日本橋のビジネス街から北上して国道4号に入る道路。首都高の下を通る区間はややアングラな雰囲気を感じさせる。三ノ輪駅から北は日光街道となり、足立区民にとっては生命線である。
終点付近で新道と旧道に分岐する。旧道は国道指定から外れているが、埼玉県に入ると越谷で新4号国道と交差して再び国道4号となる。
【放射13号線】
起点:墨田区言問橋東交差点(三ツ目通り交点)
終点:葛飾橋(千葉県境)
全長:11.1km
愛称:水戸街道
ルート:以下の通り
- 国道6号(起点~金町広小路)
- 都道501号(金町広小路~東金町四丁目)
- 都道471号(東金町四丁目~東金町五丁目)
- 都道54号(東金町五丁目~千葉県方面)
【主な沿線】
- KS 京成押上線
一般的には「水戸街道」の愛称で知られる。金町で国道6号から離れて旧道に入り、東京都の放射道路では唯一「都内」で国道298号と交差する(立体交差であり、接続は都道451号を介す事となる)。
葛飾橋を渡った後は常磐線のガード先で国道6号と合流する。
【放射14号線】
起点:文京区サッカーミュージアム入口交差点(国道17号交点)
終点:江戸川区市川橋(千葉県境)
全長:13.9km
愛称:蔵前橋通り・千葉街道
ルート:以下の通り(国道・都道のみ記載)
- 都道315号(台東一丁目~六軒島)
- 都道60号(六軒島~江戸川交差点)
- 国道14号(江戸川交差点~千葉県方面)
【主な沿線】
- JB 中央・総武線(平井~市川)
一般的には「蔵前橋通り」の愛称で知られる。基本的には中央・総武線の北側に沿った道なりで全体的に平坦である。なお、江戸川交差点から東は放射14号線=国道14号線となる。
市川橋から先も道は続き、国道ナンバーが14→16→127と大きくなって最終的には館山へ至る。
【放射15号線】
起点:千代田区九段下交差点(目白通り交点)
終点:江戸川区篠崎町二丁目(都道451号交点)
全長:14.8km
愛称:靖国通り・京葉道路
ルート:以下の通り
- 都道302号(起点~浅草橋)
- 国道14号(浅草橋~終点)
【主な沿線】
- S 都営新宿線(九段下~岩本町)
- JB 総武線(秋葉原~亀戸)
九段下の駅を降りてスタートした後、国道14号に入ってからはひたすら東へ京葉道路を進んでいく。一之江橋から先は高速道路のキロポストが立つ区間となる。
終点の手前で京葉道路の篠崎ICがあり、千葉方面へ向かう場合はランプを上がっていく必要がある。
【放射16号線】
起点:千代田区大手町交差点(日比谷通り交点)
終点:江戸川区堀江橋(千葉県境)
全長:11.9km
愛称:永代通り・清砂大橋通り
ルート:以下の通り
- 国道1号(起点~日本橋交差点)
- 都道10号(日本橋交差点~清新一中北)
- 都道450号(清新一中北~雷香取神社付近)
【主な沿線】
- T 東西線(大手町~葛西)
東京のオフィス街と深川の下町を繋ぐ道路で、基本的には東西線に沿ったルートを辿る。なお、清砂大橋は前後を含めて2004年開通と比較的新しい。
旧江戸川には「堀江橋」を架ける計画があり、開通すれば浦安市役所へ行きやすくなる…はず。
【放射17号線】
起点:大田区大森警察署前交差点(国道15号交点)
終点:大田区大師橋(神奈川県境)
全長:3.3km
愛称:産業道路
ルート:以下の通り
- 国道131号(起点~大鳥居)
- 都道6号(大鳥居~神奈川県方面)
一般的には「産業道路」の愛称で知られる。吞川から南は最近になって拡張工事が実施される。なお、環八と交差する大鳥居交差点は京急が地下化するまでは非常に危険な交差点で知られていた。
大師橋から先も道は続き、最終的には生麦ランプで横羽線と合流する。
【放射18号線】
起点:港区蓬莱橋交差点(昭和通り交点)
終点:大田区大森南一丁目(国道131号交点)
全長:13.1km
愛称:海岸通り
ルート:以下の通り(国道・都道のみ記載)
- 都道316号(起点~天王洲アイル)
- 都道317号(天王洲アイル~新東海橋)
- 国道357号(新東海橋~八潮橋)
- 都道316号(八潮橋~昭和島駅付近)
【主な沿線】
- U ゆりかもめ(新橋~芝浦ふ頭)
- MO 東京モノレール(天王洲アイル~昭和島)
一般的には「海岸通り」の愛称で知られる。ただし、昭和島から先の区間は都市計画決定されているが未開通のままである。なお、品川区の一部区間は2006年になって国道357号に追加指定された。
【放射19号線】
起点:中央区京橋一丁目交差点(八重洲通り交点)
終点:大田区六郷橋(神奈川県境)
全長:18.1km
愛称:昭和通り・第一京浜
ルート:以下の通り
- 都道316号(起点~新橋駅付近)
- 国道15号(新橋駅付近~神奈川県方面)
【主な沿線】
- A 都営浅草線(日本橋~泉岳寺)
- JY 山手線(新橋~品川)
- KK 京急本線(泉岳寺~京急川崎)
日本橋のビジネス街から南下して国道15号に入る道路。東海道の現代版と言える第一京浜を通る花形ルートで、時間問わず交通量が多い。
六郷橋から先も道は続き、最終的には国道133号を通って元町・中華街駅へ至る。
【放射20号線】
起点:千代田区日比谷交差点(国道1号交点)
終点:港区芝五丁目交差点(国道15号交点)
全長:3.3km
愛称:日比谷通り
ルート:都道409号
【主な沿線】
- I 都営三田線(日比谷~三田)
一般的には「日比谷通り」の愛称で知られる。全区間が箱根駅伝の1区と重複し、正月になると皇居や増上寺への参拝客及び駅伝ファンでごった返す。
【放射21号線】
起点:千代田区祝田橋交差点(国道1号交点)
終点:港区札の辻交差点(国道15号交点)
全長:3.8km
愛称:桜田通り
ルート:以下の通り
- 都道301号(祝田橋~赤羽橋)
- 国道1号(赤羽橋~三田二丁目)
- 都道301号(三田二丁目~終点)
日比谷公園をスタートとする道路で、赤羽橋までは桜田通りの一つ東を通る。全長は短いが、東京タワーや東京プリンスホテル、慶応義塾大学など名の知れた場所を通る。
【放射22号線】
起点:港区六本木二丁目交差点(都道415号交点)
終点:渋谷区道玄坂上交差点(国道246号と重複)
全長:4.3km
愛称:六本木通り・玉川通り
ルート:以下の通り
- 都道412号(起点~渋谷署前)
- 国道246号(渋谷署前~終点)
全線が首都高速3号線(渋谷線)の下道となっている。渋谷駅の東側で国道246号と、道玄坂上で放射4号線と合流する。六本木や西麻布といったムーディーな場所を通るのが特徴的。
【放射23号線】
起点:港区表参道交差点(国道246号交点)
終点:小平市南町三丁目(都道253号重複)
全長:19.1km
愛称:表参道・井の頭通り
ルート:以下の通り
- 都道413号(起点~環八井の頭)
- 都道7号(環八井の頭~関前五丁目)
【主な沿線】
- C 千代田線(表参道~代々木上原)
- IN 京王井の頭線(明大前~吉祥寺)
明治神宮から武蔵野へ抜けていく道路。表参道はクリスマスイルミネーションで有名である。途中の和田堀給水所付近はバイパス化計画が存在する。車道は武蔵野市で完結するが、吉祥寺を通るのが大きなポイントと言える。
なお、車道が途切れても自転車道が続き、最終的には多摩湖へ至る。
【放射24号線】
起点:新宿区住吉町交差点(都道302号交点)
終点:新宿区淀橋交差点(都道302号交点)
全長:3.3km
愛称:靖国通り・青梅街道
ルート:以下の通り
- 都道302号(起点~新宿大ガード東)
- 都道4号(新宿大ガード東~終点)
【主な沿線】
- M 丸ノ内線(新宿三丁目~中野坂上)
要は新宿大ガード下を通る道路で、放射6号線を補完する役割を持つ。実は新宿大ガードは靖国通りと青梅街道の境目となっており、都道ナンバーも変わる。
【放射25号線】
起点:文京区壱岐坂上交差点(国道17号交点)
終点:新宿区抜弁天交差点(都道302号交点)
全長:4.8km
愛称:壱岐坂通り・団子坂・大久保通り
ルート:以下の通り(都道のみ記載)
- 都道434号(壱岐坂下~新隆慶橋西詰)
- 都道25号(新隆慶橋西詰~神楽坂上)
- 都道433号(神楽坂上~若松町)
【主な沿線】
- E 都営大江戸線(飯田橋~東新宿)
起終点が都道でない放射道路。後楽園エリアを通るものの、全体的にメイン通りでない場所を通るため道が狭い。なお、飯田橋付近は2016年に開通した新しい区間である。
【放射26号線】
起点:文京区江戸川橋交差点(新目白通り交点)
終点:豊島区東池袋交差点(都道435号分岐点)
全長:2.5km
愛称:目白通り・音羽通り・不忍通り
ルート:以下の通り
- 都道8号(起点~目白坂下)
- 都道435号(目白坂下~終点)
【主な沿線】
- Y 有楽町線(江戸川橋~東池袋)
江戸川橋から首都高速5号線(池袋線)に沿って池袋へ向かう道路。国道254号の脇道といった感じであり、護国寺ぐらいしか見どころがない。
【放射27号線】
起点:千代田区竹橋交差点(内堀通り交点)
終点:千代田区麴町六丁目交差点(国道20号交点)
全長:2.3km
愛称:代官町通り・番町中央通り
竹橋で環状1号線と分かれ、千鳥ヶ淵を通って四谷へ至る道路。この道は放射道路で唯一、国道及び都道指定されている区間がない。なお、代官町通り以外は都市計画上では未開通扱いである。
【放射28号線】
起点:港区新橋一丁目(外堀通り交点)
終点:台東区上野駅交差点(国道4号交点)
全長:5.7km
愛称:中央通り
ルート:以下の通り
- 国道15号(起点~日本橋交差点)
- 国道1号(日本橋交差点~日本橋)
- 国道4号(日本橋~室町三丁目)
- 国道17号(室町三丁目~万世橋)
- 都道437号(万世橋~終点)
【主な沿線】
- G 銀座線(新橋~上野)
一般的には「中央通り」の愛称で知られる。時間帯によっては銀座や秋葉原が歩行者天国となり車両通行不可となる事がある。ハイライトはやはり日本橋になるだろうか。
【放射29号線】
起点:江東区永代二丁目交差点(永代通り交点)
終点:江戸川区浦安橋(千葉県境)
全長:8.8km
愛称:葛西橋通り
ルート:以下の通り
- 都道475号(永代二丁目~南砂四丁目)
- 都道10号(南砂四丁目~千葉県方面)
一般的には「葛西橋通り」の愛称で知られる。放射16号線を補完する役割を持つが、清砂大橋開通前はこちらがメインルートであった。
道自体は浦安市で完結し、突き当たりには浦安市総合公園がある。
【放射30号線】
起点:千代田区大手町二丁目(国道1号交点)
終点:台東区三ノ輪交差点(国道4号交点)
全長:5.9km
愛称:江戸通り・国際通り
ルート:以下の通り
- 都道407号(起点~室町三丁目)
- 国道4号(室町三丁目~新日本橋駅付近)
- 国道6号(新日本橋駅付近~蔵前二丁目)
- 都道462号(蔵前二丁目~終点)
【主な沿線】
- JO 総武線(東京~馬喰町)
- A 都営浅草線(浅草橋~蔵前)
道なりとしては日光街道の旧道に近いルートを辿る。東京駅からスタートして浅草エリアを経由した後、あの吉原の近くを通って再び国道4号(放射12号線)に合流するといった感じか。
【放射31号線】
起点:中央区旧青果門前交差点(環二通り交点)
終点:江戸川区今井橋(千葉県境)
全長:12.9km
愛称:新大橋通り
ルート:都道50号
【主な沿線】
- H 日比谷線(築地~人形町)
- S 都営新宿線(浜町~一之江)
一般的には「新大橋通り」の愛称で知られる。なお、隅田川を渡る新大橋は江戸時代から存在するらしい。下町情緒のある地域を多く通るのが特徴的。
道自体は市川市で完結し、南行徳駅を経由して市川塩浜へ至る。
【放射32号線】
起点:墨田区京島交差点(明治通り交点)
終点:江東区東陽町駅前交差点(永代通り交点)
全長:5.7km
愛称:四ツ目通り
ルート:都道465号
【主な沿線】
- Z 半蔵門線(住吉~押上)
- KS 京成押上線(押上~京成曳舟)
一般的には「四ツ目通り」の愛称で知られる。なお、「三ツ目通り」とは違ってこの路線は環状線ではなく放射線である。ルートはほぼ東京8号線の予定区間と一致している。
【放射33号線】
起点:中央区八重洲中央口前交差点(外堀通り交点)
終点:中央区永代橋西交差点(永代通り交点)
全長:1.7km
愛称:八重洲通り・鍛冶橋通り
ルート:以下の通り(都道のみ記載)
- 都道408号(起点~京橋一丁目)
東京駅八重洲口から東へ進み、永代橋で放射16号線と合流する。直線区間が多く、八丁堀からも東京駅の姿が見られる。
【放射34号線】
起点:千代田区日比谷交差点(国道1号交点)
終点:江東区東雲二丁目(国道357号交点)
全長:6.4km
愛称:晴海通り
ルート:都道304号
【主な沿線】
- H 日比谷線(日比谷~築地)
一般的には「晴海通り」の愛称で知られる。都心と湾岸エリアを結ぶ道であり、ここを通るバス路線が非常に多い。なお、晴海三丁目交差点を曲がらずに真っすぐ行くと首都高速10号線(晴海線)に入れる。
【放射35号線】
起点:練馬区豊玉中二丁目交差点(環七通り交点)
終点:板橋区笹目橋(埼玉県境)
全長:8.3km
愛称:新大宮バイパス
ルート:以下の通り(国道・都道のみ記載)
- 都道441号(開進第一小前~平和台駅前)
- 都道311号(平和台駅前~新大宮バイパス入口)
- 国道17号(新大宮バイパス入口~埼玉県方面)
練馬で環状7号線と分かれ、埼玉方面へ抜けていく道路。全線開通すると平和台以南が都道442号になる事が予想される。未開通区間以外では新大宮バイパスに暫定2車線区間が残っている。
笹目橋から先も道は続き、現状でも真っすぐ進めば圏央道の桶川北本ICまで行く事が出来る。
【放射36号線】
起点:豊島区要町一丁目交差点(山手通り交点)
終点:練馬区開進第一小前交差点
全長:4.4km
愛称:要町通り
ルート:都道441号
【主な沿線】
- Y 有楽町線(要町~平和台)
池袋を起点とした国道254号の実質的なバイパス。ただし、都市計画決定が最も遅かったからか、現状では小竹向原~氷川台が未開通である。直下の有楽町線は1983年には開通しているはずだが…。
こんな感じでしょうか。なお、写真は徐々に投稿していく予定です。
今日はここまでです。なお、環状線については以下のリンクを参照して下さい。