(Since 2021.6.29 from Ameba No.470)
今日は高速道路IC・PAレビューの圏央道シリーズの続きです。
では、スタートします。なお、順番は0kmポストのある茅ヶ崎jctから並べております。
【全体マップ】
※ETC専用出入口はETCで示す。
【47】圏央鶴ヶ島IC
鶴ヶ島市街からやや離れているが、市役所はこのICが至近距離。比企地区の人たちには重要なICで、周辺は大学やゴルフ場が多く見られる。
【近接駅】
※川越線には駅ナンバリングが付与されていない。
【IC周辺施設】
- 鶴ヶ島グリーンパーク
- 鶴ヶ島市運動公園
- 東洋大学川越キャンパス
- 東京国際大学
- 霞ヶ関カンツリー俱楽部
- 東京電力新所沢変電所 ほか
【50】鶴ヶ島jct
関越道との連絡地点で、圏央道では最初に開通した時の端点である。なお、jct下には公園があり、施設内にすっぽりと入っている。
ETC【51】坂戸IC
名前は「坂戸IC」であるが、完全に坂戸市街から離れているインターチェンジ。坂戸市街は関越道の鶴ヶ島ICの方が近い。さらに隣の川島ICとは2.5kmしか離れておらず、しかもあきる野ICと日の出ICとは異なり同時開通のICなので存在意義が怪しい。そして、ICへ出てから県道への交差点に至るまでがやたらと長いものになっている。
2023年からはETC専用となっており、もはやスマートインターチェンジと言った方が…。
【IC周辺施設】
- 五千頭の龍が昇る聖天宮
- 坂戸市民総合運動公園
- 富士見工業団地 ほか
【52】川島IC
国道254号と接続するトランペット型のインターチェンジ。川島町は鉄道がなく、このICが交通の中心的な役割を果たす。川越と東松山の間にあり、関越道の渋滞を避けたい人はここから高速に入る手も。
【IC周辺施設】
- 川島平成の森公園
- 遠山記念館 ほか
【60】桶川北本IC
上尾道路と直結するインターチェンジ。ただ、南方向にしか出入口がないため、主にさいたま市民(+上尾市民)が高速へ入るためのICとして考えてよさそう。このような構造となったのは上尾道路の北側の整備が遅れている事と、将来的に首都高速5号線が延伸してjct構造にする計画があるからである。
【IC周辺施設】
- 北本自然観察公園
- 埼玉県自然学習センター
- 北里大学メディカルセンター
- 大村記念館
- 桶川市歴史民俗資料館
- 城山公園
- 桶川総合運動場
- ホンダエアポート
- 大宮ゴルフコース ほか
【61】桶川加納IC
桶川市加納にあるインターチェンジ。国道17号や桶川市街から近く、さらに隣の桶川北本ICが構造的に使いづらいため、結果的に県央地域を全てカバーする重要な立ち位置となった。ただ、この付近は用地買収に手こずったようでアンダーパスを用いたりした結果、開通時期が2015年と埼玉県では最も遅くなっている。
【近接駅】
※高崎線は駅ナンバリングが付与されていない。
【IC周辺施設】
- さいたま文学館
- 上谷総合公園
- 埼玉県県民活動総合センター ほか
菖蒲PA
久喜市菖蒲にある上下線集約型のパーキングエリア。ただ、施設はフードコートやガソリンスタンドがあったりとSA並みの規模を誇る。
なお、ガソリンスタンドはこの菖蒲PAにしか設置されていない。
【62】白岡菖蒲IC
白岡市と久喜市の境目付近にあるインターチェンジ。この2つの市街地からは比較的近いが、周辺だけで見ると建物は少なく沼地……というか池が多い。
【IC周辺施設】
- 久喜菖蒲公園
- 昭和沼
- モラージュ菖蒲
- 菖蒲城址あやめ園 ほか
【70】久喜白岡jct
東北道との連絡地点。東側のつくば方面は2023年まで暫定2車線であり、さらには大都市近郊区間から外れて料金が安くなっている。
【71】幸手IC
埼玉県の東端にあるダイヤモンド型のインターチェンジ。場所はそれほど良くはないが、東武日光線民には重宝される。また、東武動物公園へは車だとこのICが最寄りとなり、5kmほど南へ進めば到着する。
【近接駅】
【IC周辺施設】
- アスカル幸手
- ウェルス幸手
- 大島新田調節池
- 幸手総合公園
- 東武動物公園
- 日本工業大学
- 日本保健医療大学 ほか
【72】五霞IC
新4号バイパスと接続するトランペット型のインターチェンジ。利根川の南であるが住所は茨城県である。このICは3つの県からの流入があり、6kmほど走れば埼玉県の南栗橋駅付近や千葉県の旧関宿町中心部にも行ける。また、2018年からはETC搭載車限定でIC北側にある「道の駅ごか」への一時退出実験を実施している。まあ、新4号自体も高速道路みたいな道なりだからなぁ。
【IC周辺施設】
- 道の駅ごか
- 江川工業団地
- 幸手工業団地
- 関宿城跡 ほか
【73】境古河IC
今度は利根川の北側にある正真正銘の茨城県のインターチェンジ。念のため言っておくが、「ごか」ではなく「こが」である。てか、これ書かないと書く事ないからな…。なお、接続する国道354号のバイパスは暫定的なもので、現時点ではこのICのために作った感が強い。
【IC周辺施設】
- 道の駅さかい
- 境古河バスターミナル
- 境町高速バスターミナル
- 境町ふれあいの里
- 茨城西南医療センター病院
- 東京電力新古河変電所
- 陸上自衛隊古河駐屯地
- 渡良瀬遊水地 ほか
【74】坂東IC
間違っても「板東」ではないし、大涌谷のようにゆで卵のサービスはないし、そもそも板東英二はここには住んでいない。まあ、ここは鉄道のない坂東市にとっては悲願のICだし、周辺にはゴルフ場もいくつかあるしなぁ。
【IC周辺施設】
- ホスピタル坂東
- 坂東ゴルフクラブ
- 大利根カントリークラブ
- 茨城県自然博物館
- 筑波サーキット ほか
坂東PA
2024年になって内回りに限りオープンした。坂東ICとは至近距離であるがIC併設ではない。現時点では売店やフードコートがなく、トイレとEV用充電器のみ設置されている。
外回りの施設については4車線化に合わせて開業する予定。
【75】常総IC
鬼怒川の東側にあるインターチェンジ。常総ICの名前からも分かる通り常総市にある常総線沿線のためのICである。もちろん筑波山へ行くために使うのもOKで、北へ向かって紅葉の時期を除けば40分ほどで筑波山神社に到達する。なお、2024年からはETC搭載車限定でIC北側にある「道の駅常総」への一時退出実験を実施している。
【近接駅】
【IC周辺施設】
- 道の駅常総
- 吉野公園
- 筑波山 ほか
つくば中央IC以東は次回投稿します。鬼怒川って東武の影響からか栃木県のイメージが強いけど、実は千葉県まで流れてつくばエクスプレスの柏たなか~守谷の間で利根川と合流する川なんだよね…。まあ、これはあまり意識しなくてもいいと思うけど(笑)。