(N122)ゆりかもめ(東京臨海新交通)について | BLUEのブログ

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スケールのでかいオレの投稿

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さて、今回はゆりかもめに関する内容を投稿してみます。

 

 

ゆりかもめは1988年に臨海副都心を結ぶ交通機関として設立された第三セクター鉄道事業者です。当初は「東京臨海新交通」とされ、路線名も「臨海線」としていましたが、1995年の開業からすぐに愛称の「ゆりかもめ」が定着し、1998年にはそのまま「ゆりかもめ」を商号にして現在に至ります。路線データは次の通りです。

 

【路線データ】

 

【全体マップ下矢印

 

ゆりかもめの車庫は有明駅の南側(東京ビッグサイトの隣)にあり、全ての検査をここで行います。途中でレインボーブリッジを渡るのが特徴で、この区間は勾配が大きいのでループ構造となっているのがポイントとして挙げられます。

 


 

各区間の開通年は以下の通りです。

 

  • 新橋駅は当初100mほど東側にあり、2001年になって現在の位置に移転している。
  • 豊洲駅の東側は延伸準備が施され、線路の末端が北へカーブするようになっている。当初は勝どきまでが答申路線となっていたが、現在は「都心部・臨海地域地下鉄構想」を優先する方針に変更されている。また、東京BRTとはルートが近接している。
  • 最初の開業が1995年と比較的新しいからか、全駅がフルスクリーン式のホームドアになっている。

ちなみに、線路自体は一本で繋がっていますが、免特許上では鉄道軌道が混在しています。詳細はこんな感じでしょうか。

 

 

 

  車両

 

現有車両は次の通りで、全て6両編成となっております。

 

【6両編成】

7300系:18本

7500系:8本

  • かつては7000系や7200系も走っていたが、2013年以降から置き換えられて現在は全車廃車となった。

なお、7300系と7500系は見た目に若干の違いがあるもののスペック的には同じであり、マイナーチェンジとして扱う書籍もあります。基本スペックは以下の通りです。

 

【7300系・7500系】

image

 

  • 7300系は2013~16年、7500系は2018~20年に製造された。
  • 千の位が「7」なのは臨海副都心が7番目の副都心である事に由来する。
  • 百の位・十の位は編成番号で、7300系→7500系への移行の関係で第49・50編成が欠番となっている。
  • 一の位は号車番号で、京成グループや横浜市営地下鉄などに採用例がある。
  • 直角駆動式は日暮里・舎人ライナー(カルダン式を含めると相鉄や多摩モノレールも該当)などに採用例がある。

 

  ダイヤ

 

基本的には新橋~豊洲の通し運転となっておりますが、時間帯によって一部が有明発着となります。また、コミケやモーターショーなどのイベントがある際は臨時増発を実施する事があります。

 

【日中時間帯】

(平日ダイヤ)

 

(休日ダイヤ)

  • 平日が12本/時(5分間隔)、休日が15本/時(4分間隔)で、全て新橋~豊洲の折り返し運転となります。

【朝ラッシュ時】

両方向共に最大19本/時で、有明発着が数本設定されています。

 

【夕方~夜】

平均12~17本/時程度で、平日の夕方は有明始発新橋行きが設定され、夜は休日を含めて両方向からの有明行きが多くなります。

 

  運賃・所要時間

 

新橋~豊洲の所要時間は31分(運賃390円)です。ちなみに、銀座線有楽町線(銀座一丁目乗り換え)で行くと15分程度(運賃180円)となります。所要時間と運賃は次の通りです。

 

【新橋からの所要時間】

 

【運賃】

 

今日はこれで終わります。さて、このブログを読んだ人で青梅青海を間違えた人は果たしてどれぐらいいるのだろうか!?

 

【参考画像下矢印

※JR青梅駅で撮影した「ここは青梅駅の図。

 
確かこの区間を移動するには青梅~(中央線直通)~新宿~(りんかい線直通)~東京テレポート~(徒歩7分)~青海って感じになるから、片道だけで約2時間(運賃1290円)を無駄にする……でも、有名人とかでも間違えてしまう人が結構いるんだよなぁ。
 
つづく