(N071)京王井の頭線 | BLUEのブログ

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スケールのでかいオレの投稿

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今日投稿する内容は都内ローカル線の1つ、京王井の頭線についてです。

 

 

井の頭線は渋谷からひたすら北西へ進んで吉祥寺まで至る路線です。京王では唯一独立した路線ですが、これはかつて小田急電鉄であった事に由来します。路線データは次の通りです。

 

【路線データ】

 

【全体マップ下矢印

 


 

各区間の開通年は次の通りです。

 

1933年:渋谷~井の頭公園

1934年:井の頭公園~吉祥寺(全線開通)

  • 一時は田無経由で東久留米駅まで延伸する計画があったが、断念している。
  • 急行運転は1971年から開始している。
  • 下北沢駅は2019年まで小田急線と改札内で乗り換えが可能であった。

井の頭線は当初「帝都電鉄」とされており、小田急電鉄がルーツとなっております。その後小田急と合併しましたが、すぐに小田急が東急に吸収されました。東急となった際に路線名を井の頭線として定めました。

 

その後東急から分離する際に、井の頭線は経営的な判断から小田急に戻らず京王に組み込み、「京王帝都電鉄」として再スタートを切る事となりました。ただし、しばらくの間は小田急との連絡線である「代田連絡線」が残っておりました。

 

平成に入ってからはリフレッシング京王と呼ばれる改革により帝都が外れて「京王電鉄」となり、現在に至っております。

 

  車両

 

車両配置は次の通りです。現行では18m車ではなく20m車となっております。

 

【5両編成】

1000系:29本

  • 以前は3000系が走っていたが、2011年までに置き換えが完了している。
  • 1000系のうち、1716~20Fは欠番となっている。
  • 井の頭線の車両は「第n編成の車体色はnを7で割った余りに対応する」という謎の決まりがある。
  • 1729Fはレインボーカラーの特別ラッピング車とされた。

  ダイヤ

 

現行ダイヤでは基本的に渋谷~吉祥寺の折り返し運転で、時間帯によって富士見ヶ丘発着が設定されています。

 

【日中時間帯】

  • 急行各駅停車が7~8本ずつの15本/時で、それぞれの種別が交互に来るようになっている。
  • 渋谷及び吉祥寺の両駅出発時で7分半間隔となるように設定され、急行各駅停車は永福町で接続する。

 

【朝ラッシュ時】

出入庫の関係で富士見ヶ丘発着も多く見られるほか、各駅停車しかない時間帯もあります。

 

上り:最大26本/時

  • 6時台の吉祥寺では急行各駅停車が交互に発車する。
  • 8時台は各駅停車のみで、吉祥寺始発と富士見ヶ丘始発が交互に運転される。

下り:最大26本/時

  • 9時半ぐらいまではほぼ各駅停車で、急行は7時台の2本しかない。

【夕方~夜】

両方向共に12~20本/時ぐらいで、休日は日中より本数が少なくなります。

 

  所要時間

 

渋谷~吉祥寺の所要時間は急行16分各駅停車25分(運賃230円)です。ちなみに、山手線中央線(新宿乗り換え)で行くと25分(運賃230円)となります。停車駅は次の通りです。

 

※2023年10月1日更新

 

【停車駅】

 

【渋谷からの所要時間】

※全て下北沢で小田急線快速急行乗り換えで計算する。

 

【もし間違えたらマズいだろうシリーズ】

※所要時間が短い順に並べ替えてある。

 


 

今日はこれで終わります。井の頭線は渋谷駅の再開発とホームドアの計画さえなければ、フリーゲージトレインで銀座線と直通したかったはずなのだが…。

 

つづく