(N184)西武新宿線系統のダイヤについて | BLUEのブログ

BLUEのブログ

スケールのでかいオレの投稿

(Since 2020.3.15 from Ameba No.282)

 

今日は西武のダイヤについて記述します。

 

なお、池袋線系統と新宿線系統ではまるで運転形態が異なるため、2つに分けて投稿します。今日投稿するのは新宿線系統。

 

以下に示すのが停車駅の一覧です。画像は西武の公式HPから引っ張ったものです。

 

 

(ポイント)

種別ごとに停車パターンが決まっている感じです。そして、各駅停車になるタイミングも次のような階段方式になっております。


(各駅停車になるタイミング)

 

なお、以前運転されていた拝島快速は玉川上水まで通過運転を実施していました。さらに快速も存在していた時期もあり、当時の通勤急行と千鳥停車になるようにダイヤが設定されていました。

 

次に各種別の特徴を挙げてみます。

 

 

新宿線の本数が一番多い時間帯の運用は次の通りです。

 

 

  ダイヤ

 

基本的なダイヤに関しては下記に書いた感じとなります。種別の本数は日中のみ表示するものとします。

 

新宿線

東京23区内は基本的に有料種別が通過し、無料種別についても停車駅がパターン化されている区間です。起点は西武新宿ですが、高田馬場が実質的なターミナルとして機能しております。

 

田無から先は実質的に各駅停車のみの区間となります(下りの無料種別は快速急行を除き各駅停車として案内される)。新宿線拝島線へそれぞれ行く運用があり、行先表示には注意が必要となってきます。

 

2019年までは東村山以北で国分寺線からの運用もありましたが、現在は高架化工事に伴い直通を取りやめております。

 

【日中時間帯】

  • 西武新宿~田無で13本/時
  • 急行各駅停車は本川越へ行く運用とそうでない運用がそれぞれ半分ずつに分かれる。

【朝ラッシュ時】

池袋線とは異なり並行ダイヤでの運転だからか、急行以下の本数がほぼ均等となっております。

 

小平以東:最大25本/時

  • 各駅停車の一部が上石神井発着となっている。

小平以西:最大14本/時

  • 一部は新所沢発着となっている。

【夕方~夜】

平均8~21本/時で、下りの方が本数が多いです。ただし、新所沢以西では6本/時程度まで減少し、日付を超える運用がなくなります。

 

拝島線

基本的に優等種別が新宿線直通、各駅停車が線内折り返し運用といった感じでしょうか。かつては玉川上水まで通過運転を行う拝島快速がありましたが、2012年に廃止となっております。

 

【日中時間帯】

  • 小平~玉川上水が6本/時
  • 急行は西武新宿~拝島の通し運用で、各駅停車の一部が玉川上水発着となる。

【朝ラッシュ時】

最大8本/時で、一部は多摩湖発着となっております。

 

【夕方~夜】

平均3~7本/時で、下りの1本/時が拝島ライナーです。

 


 

多摩湖線

2021年に西武遊園地駅が多摩湖駅に改称されました。現在は各駅停車のみの運転であり、それも線内のみでの運用がほとんどです。西武新宿発着の急行(イベント時は快速急行)があった時代と比べると見る影もない状況となっております。

 

【日中時間帯】

  • 国分寺~萩山で6本/時
  • 萩山折り返しと「通し」運転する運用が半分ずつ設定されている。

【朝ラッシュ時】

最大6本/時で、一部は西武新宿発着となっております。

 

【夕方~夜】

平均3~6本/時で、大半が国分寺発着となります(休日の一部が萩山折り返し)。

 


 

国分寺線西武園線

※運転系統は異なるが、路線記号は同じ SK を使う。

 

現行ダイヤでは全列車が線内折り返しとなります。かつては新宿線への直通もありましたが、高架化事業のあおりで休止しています。西武園線は一時期快速急行まで設定されておりました。

 

かつては国分寺線西武園線の直通もありましたが、2022年から休止しています。なお、国分寺線は今後「サステナ車両」として小田急8000形が導入予定となっております。

 

【日中時間帯】

  • 国分寺線6本/時西武園線3本/時
  • 国分寺線は途中駅での折り返しはなく、原則として国分寺~東村山を往復する。

【朝ラッシュ時】

国分寺線が最大8本/時西武園線が最大5本/時です。

 

【夕方~夜】

西武園線4本/時で統一され、国分寺線4~6本/時で上下します。

 

  所要時間

 

西武新宿~本川越の所要時間は特急で最速46分急行54分(運賃520円)です。ちなみに、埼京線で行くと新宿~川越が52分(運賃770円)、副都心線⇔東武東上線で行くと新宿三丁目~川越市が39分(運賃590円)となります。各区間の所要時間は概ね次の通りです。

 

【所要時間表】

 

【各区間の所要時間】

(新宿からの時間を比較)

 

(相互連絡)

 

【もし間違えたらマズイだろうシリーズ】

※所要時間が短い順に並べ替えてある。

 

こんな感じでしょうか。新宿線池袋線とは対照的に、特に上り方面がかなりシンプルな印象を受けると思います。今後はNRAの動向が気になるところで、Laviewの増備がないようだと特急「小江戸」号を廃止して40000系使用のライナーに置き換える可能性も否めません。

 

今日はここまでです。なお、池袋線系統のダイヤは以下のリンクを参照して下さい。