では、スタートします。なお、営業キロは1号線と3号線の境目である関内駅を起点としております。ちなみに、各駅よりバスで行ける駅に関しては当路線及び乗り換え路線で行ける駅を省略しています。
【全体マップ】
快速【B-25】新横浜駅
- キュービックプラザ新横浜
- 新横浜プリンスホテル
- 横浜アリーナ
- KOSE新横浜スケートセンター
- 新横浜ラーメン博物館
- 新横浜公園
- 鶴見川多目的遊水地
- 日産スタジアム(横浜国際総合競技場)
- 横浜労災病院
- 横浜市総合リハビリテーションセンター
- 篠原城址
裏新横浜ほか
【B-26】北新横浜駅
- 鶴見川
- エスポット新横浜
- 横浜市交通局新羽車両基地
- あおばスポーツパーク
- あおばスカイフィールド
- あおば新横浜ロジスティックセンター
- 新横浜公園 ほか
快速【B-27】新羽駅
- 鶴見川
- 西方寺
- 新羽丘陵公園(トルネード公園) ほか
快速【B-28】仲町台駅
港北ニュータウンの住宅街に囲まれた駅で、駅前だけならかなり立派な感じとなっている。周辺に県立高校やドイツ語学校があったりするため意外にも学生の利用が多い。
【バスで行ける駅】
【駅周辺施設】
- せせらぎ公園
- 茅ヶ崎公園
- RICOH中央研究所
- E83 第三京浜道路【4】都筑IC ほか
快速【B-29】センター南駅
都筑区総合庁舎下車駅。行政施設のほぼ全てがこの駅周辺に集まっており、南口には商店街も形成されている。港北ニュータウンの中心的な存在で周りは建物で埋め尽くされているが、近くにある都筑中央公園は港北ニュータウン開発前の風景をかなり残している。基本的には「セン南」と呼ばれる事が多い。
当駅を降りるとセンター北駅まで至る「みなきたウォーク」が整備されているので、初乗りの210円を払いたくない人はこちらを歩く事をオススメする。
【バスで行ける駅】
【駅周辺施設】
- 港北東急SC
- 港北サウスウッド/キーサウス
- みなきたウォーク
- 茅ヶ崎城址公園
- 都筑中央公園
- 昭和大学横浜北部病院
- 横浜市センター南パスポートセンター ほか
快速【B-30】センター北駅
都筑阪急の上にある観覧車が象徴的な存在。当駅付近は他にもノースポートモールなど大型商業施設が集まっており、まさに都筑区の商業中心地。もしかすると、港北ニュータウンのイメージはセンター南駅よりも当駅付近を思い浮かべる人が多いかもしれない。とりあえずこの駅に出れば欲しいものは何でも揃い、横浜市北部の学生のたまり場にもなっている。基本的には「セン北」と呼ばれる事が多い。
ちなみに、「センター」とは港北ニュータウンセンターの略称であり、何かの地区センターがあるわけではない。一応、早淵川がセンター中心的な存在になるのだろうか!?
【バスで行ける駅】
【駅周辺施設】
- モザイクモール港北(都筑阪急)
- ショッピングタウンあいたい
- プレミアヨコハマ
- 横浜YTJホール
- YOTSUBAKO
- ノースポートモール
- みなきたウォーク
- 港北みなも
- 横浜市歴史博物館
- 大塚・歳勝土遺跡公園
- 牛久保公園
- くさぶえのみち
- 中川八幡山公園 ほか
快速【B-31】中川駅
旧武蔵工業大学である東京都市大学のキャンパスが近くにある。ただ、駅前はバスも通っておらず、道が広い以外は特徴がない(最寄りのバス停は上の写真の通り沿いで徒歩10分弱掛かる)。一応、港北ニュータウンの中にあるので比較的新しい建物が多いのが救いか。
ちなみに、旧大山道と旧鎌倉道が交差する「荏田宿」があった場所は当駅が最寄りとなる。
【駅周辺施設】
- ふれあい中川
- 山崎公園
- くさぶえのみち
- 横浜市中川西地区センター
- BOSCH横浜事業所
- 東京都市大学横浜キャンパス ほか
快速【B-32】あざみ野駅
駅の東口と西口で風景が異なる。東口は横浜市の図書館がある以外は目立った施設はないが、対照的に西口は広い商店街が続いていく。たまプラと比べると地味ではあるが、市営地下鉄の駅ではかなりマシな街並みである。駅から離れると高級住宅街が広がり、現在は「アザミネーゼ」としてブランド化している。
現在はブルーラインの終点とされているが、2030年にはすすき野を経由して新百合ヶ丘まで延伸する予定となっている(現在は小田急バスで連絡している)。以下、設置が予定されている4駅についての内容を記載していく。
【バスで行ける駅】
【駅周辺施設】
- 西勝寺
- 劇団四季あざみ野四季芸術センター
- 横浜市山内図書館
- 横浜市民ギャラリーあざみ野
- あざみ野ローンテニスクラブ
- 東名江田バス停 ほか
【B-33】嶮山(仮)駅
嶮山スポーツガーデンをリニューアルしたあざみ野ガーデンズ付近に作られる予定の新駅。あざみ野ガーデンズ建設時にはすでにブルーライン延伸を想定していたとされ、実際に見てみると明らかに駅直結の施設になるような感じが見受けられる。あざみ野駅との混同を避けるため、駅名は「嶮山」になると思われるが、地名にもなっている「元石川」や「大場町」の方が位置的には分かりやすいか。
【バスで行ける駅】
※現行ではあざみ野ガーデンズバス停が最寄りとなる。
【駅周辺施設】
- あざみ野ガーデンズ
- 青葉さわい病院
- 横浜総合病院
- 学校法人桐蔭学園 ほか
【B-34】すすき野(仮)駅
横浜・川崎市境があるすすき野2丁目交差点付近に作られる予定の新駅。念のため言っておくが、札幌にある北海道一有名な繁華街ではない。近隣のすすき野団地及び虹ヶ丘団地が老朽化しているためそれらの再開発を兼ねると思われる。2000年の答申では当駅が暫定的な終着駅になる可能性もあったらしく、この答申が生きているとしたら快速退避を考えて2面4線構造のターミナルに近い設計になるかもしれない。
【バスで行ける駅】
※現行ではすすき野団地バス停が最寄りとなる。
【駅周辺施設】
- 早野聖地公園
- 王禅寺
- たま日吉台病院
- すすき野湯けむりの里 ほか
【B-35】王禅寺(仮)駅
田園調布学園大学から近いヨネッティー王禅寺付近に作られる予定の新駅。……というか、延伸発表の時点でヨネッティー王禅寺付近しかまちづくりの方向性が書かれておらず、メリットについても西ルート・直線ルートの言及がないのに東ルート(建設ルート)はかなり詳細に記載されていた事から、東ルートありきで詳細設計が進んでいたと思われる。ちなみに、ヨネッティー王禅寺の向かいにはリニア中央新幹線の非常口がかなり大掛かりに作られているのもポイント。
なお、ヨネッティー王禅寺から100mほど南東に進むと横浜市の最北端地点に到達する。
【バスで行ける駅】
※現行では田園調布学園大学前バス停が最寄りとなる。
【駅周辺施設】
- ヨネッティー王禅寺
- 田園調布学園大学
- ベリーガーデン王禅寺
- 西長沢浄水場
- かわさき記念病院 ほか
【B-36】新百合ヶ丘駅
麻生区総合庁舎下車駅。北口は主に公的施設、南口が商業施設といった街となっており、とりあえずこの駅に行けば最低限の欲しいものは揃える事ができる。なお、小田急開業時には駅がないどころか線路すら通っておらず、当初は隣の百合ヶ丘駅から多摩線を分岐させる予定だった。ただ、カーブがきついとか言って強引に線路を付け替えて、その間に駅を設置してそこから分岐線を作るという今じゃ考えられない形で当駅を開業させたという経緯がある。現在は「しんゆり」の愛称で知られているが、本当の意味で駅が完成したのは1990年代末期とされている。当駅付近は学校が多く、川崎市は芸術の街で売り出したいらしい。
本来ならば小田急の複々線完成と同時に武蔵小杉駅までの「川崎縦貫線」が開業する予定だったが、現在は建設自体が凍結されている。ただ、これが皮肉にもブルーライン延伸を早める事になったか。
【バスで行ける駅】
【駅周辺施設】
- 日本映画大学
- 昭和音楽大学
- 新ゆりアートパークス
- 新百合ヶ丘OPA
- ホテルモリノ新百合丘
- 新百合ヶ丘エルミロード
- 川崎市麻生市民館(麻生文化センター)
- 川崎市アートセンター
- 万福寺ふるさと緑地
- 万福寺おやしろ公園
- 十二神社(万福寺)
- 山口白山公園
- 麻生スポーツセンター
- 新百合ヶ丘総合病院 ほか
以上です。この新百合ヶ丘延伸は小田急多摩線を介した多摩⇔横浜の連絡線としてかなり大きな役割を果たすと思われます。加えてグリーンラインが鶴見まで延伸すると、川崎縦貫線の代替としても十分なルートになり得ます(個人的には川崎延伸の方がメリットはあると思いますが)。こうなると連絡駅となるセンター北駅がかなり重要な地点となっていくでしょう。
今日はここまでです。ちなみに、オレは地元が「横浜市」青葉区ですが、来月のGW後半に「仙台市」青葉区に行く予定です。「青葉区」は仙台では文句の付けようのない市街地だけど、横浜ではあざみ野駅の地下が唯一の横浜市との接点で基本的には東京の外れ……な感じになるだろうか。
つづく