(A111)神奈川県主要地方道レビュー(80番台) | BLUEのブログ

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今日は神奈川県道レビューの続きで、80番台に関する内容を投稿します。

 

80番台は主に横浜市中心部を通る主要地方道です。全体マップは下記のリンクを参照して下さい。

 


 

【全体マップ下矢印

 

 

【県道80号:横浜駅根岸線】

起点:横浜駅東口

終点:横浜市中区根岸不動下交差点

全長:8km

愛称:横浜駅根岸道路

主な沿線:京急線(横浜~日ノ出町)

 

 

横浜市中心部を通る道でありながらアップダウンが多く、山元町交差点以南は非常に狭い2車線道路となる。4車線区間も非常に交通量が多く信号も多いためか、なかなかスムーズに進む事ができないのが現状である。そのため国道16号の抜け道としてはあまり役に立たないと思われる。

 

【県道81号:藤棚伊勢佐木線】

起点:横浜市西区浜松町交差点

終点:横浜市南区阪東橋交差点

全長:2.3km

愛称:藤棚浦舟通り

 

 

別名「藤棚浦舟通り」と呼ばれる4車線道路で、実質的な国道16号のバイパスとして使われる。両端が国道16号であるが、国道16号の本線は起終点の高島町交差点を通るなど大きく迂回する。そのため、相模原方面⇔横須賀方面へ抜ける場合はこの路線を進むように案内される(ただし、高速道路を使う場合はこの限りではない)。中間点に峠があるが、勾配は緩やかであり走りやすい。

 

【県道82号:山下本牧磯子線】

起点:横浜市中区開港広場前交差点

終点:横浜市磯子区八幡橋交差点

全長:7km

愛称:以下の通り

  • 山下公園通り(起点~山下橋)
  • 本牧通り(山手警察署前交差点~間門交差点)
  • 中通り(間門交差点~終点)

 

起点付近の大さん橋と山下公園は港ヨコハマの象徴であり、これなしに横浜は語れない。この路線は全て海沿いを通り、山手の丘を回り込むように進んでいく。現在は湾岸線ができたので重要度は下がったが、それでも本牧地区を唯一通る4車線の幹線道路でありそれなりに交通量は多い。また、根岸駅付近は中央車線が時間によって上下方向が入れ替わる。

 

【県道83号:青木浅間線】

起点:横浜市神奈川区青木橋交差点

終点:横浜市西区洪福寺交差点

全長:2.7km

愛称:環状1号

 

 

実質的な横浜環状1号北線であり、全線に渡り旧東海道に沿って進んでいく。新横浜通りと接する浅間下交差点は渋滞の名所。国道1号・15号から横浜駅西口へ進む場合は必ずこの路線を通るため、起点の青木橋もかなりの渋滞が発生する。道は平坦で4~6車線確保されている。なお、この路線自体の終点は国道16号の交差点であり保土ヶ谷駅ではない。

 

【県道84号:保土ヶ谷宮元線】

起点:保土ヶ谷橋交差点

終点:横浜市南区通町一丁目交差点

全長:2.1km

愛称:環状1号

 

 

実質的な横浜環状1号南線であり、国道1号と鎌倉街道を短距離でつなぐ重要路線。道は全線で4車線確保されており、永田交差点を境に北は狩場線を境としたアップダウンで、南は平たんな道なりとなっている。なお、平戸桜木道路との交点である井土ヶ谷交差点は幹線道路では珍しい五差路となっている。ちなみに環状1号自体は、保土ヶ谷橋以北は保土ヶ谷駅まで延伸して北側路線と接続する計画がある。

 

【県道85号:鶴見三ツ沢線】

起点:鶴見駅西口

終点:横浜市神奈川区片倉町入口交差点

全長:9km

愛称:以下の通り

  • 鶴見獅子ヶ谷通り(起点~響橋交差点)
  • 水道道(響橋交差点~下耕地交差点)
  • 新横浜通り(下耕地交差点~終点)

主な沿線:ブルーライン(岸根公園~三ッ沢上町)

 

 

片倉町駅を境に東側は「水道道」、南側は「新横浜通り」と呼ばれる。水道道は交通量の割に道が余裕のない2車線で狭く、アップダウンも多いので混雑する事が多い。今後、横浜北線の馬場出入口が近くにできるのでさらに混雑は増すと思われる。新横浜通りは4車線だが、交通量はさらに多くなり決して走りやすい道ではない。

 


 

神奈川県道の主要地方道はここまでですが、川崎市道の2路線が特例で主要地方道に指定されております(看板での案内はなし)。なので、この2路線もここに掲載します。

 

 

【川崎市道1号:幸多摩線】

起点:川崎市幸区河原町交差点

終点:川崎市多摩区多摩水道橋交差点

全長:17km

愛称:多摩沿線道路

 

 

別名「多摩沿線道路」であり、名前の通り多摩川沿線を通る道路である。多摩沿線道路自体はこの先の多摩川原橋まで続き、主に国道409号の抜け道として使われる。流石に川沿いを通るだけあって、道は狭い2車線だが平坦であり、自転車の人も結構見る。また、二子橋~新二子橋の間が「一応」国道246号の一部とされている。

 

【川崎市道2号:野川菅生線】

起点:川崎市宮前区野川交差点

終点:川崎市宮前区清水台交差点

全長:7km

愛称:尻手黒川道路

 

 

別名「尻手黒川道路」であり、東名川崎ICに直結する平坦な4車線道路。尻手黒川道路自体は東側は県道14号へ続いて最終的に川崎駅西口へ至り、西側は黒川交差点が終点で津久井道⇔県道137号へ続く区間が未開通。したがって、この路線は宮前区の区間だけを主要地方道にしたものである。ただし、前述の未開通区間が開通すれば尻手黒川道路自体がまとめて県道指定される可能性が高い。しかしながら現時点でも「ただの市道」である割にはかなり交通量が多く、距離の割に渋滞が所々で発生して時間が掛かる場合がある。

 


 

いやー、長かった。これで神奈川県の主要地方道の58(川崎市道を除くと56本)をコンプリート。これを集中して1日ずつ投稿するバカがここにあり。

 

100番台へつづく

 

※このブログは2014/3/8(土)にYahoo!ブログで投稿した内容を修正したものです。