(A108)神奈川県主要地方道レビュー(60番台) | BLUEのブログ

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今日は神奈川県道レビューの続きで、60番台に関する内容を投稿します。

 

60番台は湘南地域のうち相模川以西を通る主要地方道です。全体マップは下記のリンクを参照して下さい。

 


 

【全体マップ下矢印

 

 

【県道60号:厚木清川線】

起点:厚木市松枝交差点

終点:愛甲郡清川村尾崎交差点

全長:11km

 

小鮎川沿いを山に向かって走る2車線の県道。厚木市立病院から500mほど国道412号と重複する。厚木市内を東西に貫き、途中観光地である飯山温泉を通過する。ただ、川沿いを走るので勾配は山道の割にはきつくない。後述の県道64号と経由して宮ヶ瀬へ抜けるため、宮ヶ瀬ダム建設時は相当のトラックが走っていたであろう。

 

【県道61号:平塚伊勢原線】

起点:平塚市八見通り交差点

終点:伊勢原交差点

全長:11km

 

 

とにかく弾丸のように南北を直線で貫く道路。平塚市街は4車線で、他は余裕のある2車線となっている。道は平たんもいいところで、交通量は全体的に多いが市街地を除けば比較的スムーズに流れる。この路線はかつて小田急が平塚~伊勢原に鉄道を通そうとしたら頓挫して、代わりにこの道路が作られた話があるとかないとか。

 

【県道62号:平塚秦野線】

起点:平塚市花水川橋交差点

終点:秦野市堀川入口交差点

全長:18km

愛称:以下の通り

  • 秦野街道(東雲橋交差点~下大槻団地入口交差点)
  • はだの桜みち(西大竹交差点~終点)

 

「秦野街道」と呼ばれ、金目川沿いを山に向かって走る2車線の県道。10km進むと東海大学の正門に到達する。小田原厚木道路の平塚IC付近と秦野市街で渋滞が頻発する。ただそれ以外はフラットな快走路で小田厚を越えると信号が少なくなる。今後、秦野市の東名高架下~西大竹交差点にバイパスが作られる予定がある。

 

【県道63号:相模原大磯線】

起点:相模原市緑区橋本五差路交差点

終点:中郡大磯町国府新宿交差点

全長:39km

愛称:以下の通り

  • 八王子街道(起点~九沢橋交差点)
  • 厚木街道(国道246号との重複区間)
  • 271側道(船子北谷交差点~平塚東インター入口交差点)

 

神奈川県の南北を貫く道路の一つであるが、実質的には国道246号を境とした2つの路線に分かれている。全体的にアップダウンが多く、ほとんどが2車線で国道より遠回りなルートを辿るので、まずこの路線だけを走り抜く人はいない。また、厚木~平塚の小田厚側道も2006年以降は国道271号ではなくこの路線のバイパスとして扱われている。

 

【県道64号:伊勢原津久井線】

起点:伊勢原交差点

終点:相模原市緑区青野原

全長:23km

愛称:宮ヶ瀬レイクライン(宮ヶ瀬湖以南)

 

「宮ヶ瀬レイクライン」と呼ばれる山岳県道。県道63号と分かれる交差点は「分れ道」という非常に分かりやすい名前となっている。路線名に「津久井」とあるが、現在津久井という地名は存在しない。伊勢原市内は緩やかな上り坂だが、清川村に入ると本格的な山道となり、宮ヶ瀬湖の南端が峠となる(標高400m)。ほぼ2車線であるが、終点付近は「険道」となり離合が難しくなる。ただ、同じ神奈川県でも箱根より坂が緩やかであるため、自転車でアタックする人も少なくない。

 

【県道65号:厚木愛川津久井線】

起点:厚木市山際交差点

終点:相模原市緑区大沢交差点

全長:17km

愛称:津久井道(国道413号の旧道区間)

 

1994年に主要地方道へ昇格した。中津工業団地を西へ抜けていき、県道63号と分かれると緩やかな勾配の山道になっていく。また、旧津久井町中心部は国道413号の旧道である。愛川町の中心部を通り、終点に近づくと相模原ICが近くにあるので意外に交通量は多いかもしれない。

 

【県道66~69号:欠番】

さすがに番号を使い切ったか…と思いきやまだまだ主要地方道はある。

 


 

なお、国道・東京都道には70番台がない。野球でも流石に選手の背番号で70番台はなかなか見ないな…。

 

70番台へつづく

 

※このブログは2014/1/31(金)にYahoo!ブログで投稿した内容を修正したものです。