(A107)神奈川県主要地方道レビュー(50番台) | BLUEのブログ

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40番台にもどる

 

今日は神奈川県道レビューの続きで、50番台に関する内容を投稿します。

 

50番台は主に相模原市内を通る主要地方道です。全体マップは下記のリンクを参照して下さい。

 


 

【全体マップ下矢印

 

 

【県道50号:座間大和線】

起点:座間市相武台団地入口交差点

終点:大和市下鶴間交差点

全長:5km

愛称:座間街道

 

 

相模原市を通る県道507号とは一体化されており、国道16号のバイパス的な役割を果たす。全線通して非常に直線的かつフラットであり、往復2車線だがある程度の道幅は確保されている。わずか5kmではあるが相模原市南部から横浜方面へ抜ける道なので重要度は高い。そのため終点付近では主に横浜方面へ向かう方向で渋滞が起こる事があり、最悪座間市内まで続く事がある。

 

【県道51号:町田厚木線】

起点:町田市原町田三丁目交差点

終点:厚木市東町郵便局前交差点

全長:15km

神奈川県区間:相模原市南区境橋→終点(延長14km)

愛称:以下の通り

  • 行幸道路(境橋交差点~座間上宿交差点)
  • 入谷バイパス(座間市役所入口交差点~座間四ツ谷交差点)
  • 厚木街道(県道40号との重複区間)

主な沿線:以下の通り

  • 小田急線(町田~座間)
  • 相模線(入谷~厚木)

 

「行幸道路」の名で知られる。多摩地区から厚木方面をつなぐ道であり、非常に重要かつ交通量が多い。しかも全線2車線なので渋滞が頻発する。相武台~海老名市境はバイパスがあり、ほとんどの車がそちらを通る。ただ、この区間に限って長い坂があるため、全線を通して考えると走りやすい道とは言えない。また、海老名市の河原口交差点(40・46・51)~相模大橋(40・43・51)は3県道重複区間であり、3つのヘキサゴンが並ぶ標識は見事というしかない。

 

東京都区間は1kmぐらいしかなく、道の状況もほとんど変わらない。

 

【県道52号:相模原町田線】

起点:相模原市南区昭和橋交差点

終点:町田市本町田

全長:10km

神奈川県区間:起点→相模原市南区森野橋(延長8km)

愛称:以下の通り

  • 北里通り(鵜野森交差点以西)
  • 鎌倉街道(鵜野森交差点以東)

相模原愛川ICから相模原市南部を貫き多摩地区へ抜けていく道で、北里大学病院の前を通過する。起点付近は圏央道開通時に4車線化され、八王子街道(旧129号)との交差点は立体化もされている。交通量が全体的に多く、特に国道16号の鵜野森交差点は渋滞の名所であり、交通情報で聞かない日はない。

 

町田市内は「鎌倉街道」の名で知られる。町田市街を通るため交通量が多く、信号に引っかかる箇所が多いため流れが悪い。

 

【県道53号:欠番】

1994年までは県道48号鍛冶谷相模原線がこの番号だったが、東京都と番号を合わせたため現在は欠番となっている。

 

【県道54号:相模原愛川線】

起点:相模原市中央区上溝交差点

終点:愛甲郡愛川町半原日向交差点

全長:13km

 

勘違いしてはいけないが、この路線は圏央道の相模原愛川ICとは一切関係なく、そもそも圏央道と直結する予定もない。相模原市内から「直接」愛川町へ入れる唯一の2車線道路であり、県道514号を介して宮ヶ瀬湖へ最短距離で行く事ができる。ただ、山道なのでカーブが多く道も狭い(相模原市内は現在拡張が完了し余裕のある道なりとなっている)。なお、愛川町の田代~半原は国道412号の旧道であり、なぜかこの区間だけが「険道」区間となっている。

 

【県道55号:欠番】

1993年までは橋本陸橋~相模湖駅前の18kmが県道55号相模原与瀬線に指定されていたが、三ヶ木交差点を境に西側が元々国道412号と重複、東側が国道413号へ昇格、津久井付近の旧道は番号を「65」へ変更している。ただし、津久井広域道路が全通した時はこの路線を再指定する可能性がある。

 

【県道56号:目黒町町田線】

起点:横浜市瀬谷区目黒町交差点

終点:東京都町田市三塚交差点

全長:6km

神奈川県区間:起点→大和市鶴間橋(延長3km)

愛称:以下の通り(神奈川県内のみ)

  • 八王子街道(つきみ野入口交差点以南)
  • 公所バイパス(つきみ野入口交差点以東)

 

元々は県道41号藤沢町田線だったが、大部分が国道467号となったため、残された区間が新たに指定されてこの路線となった。大和市内は1旧国道16号であるため、線形も良く広い道幅(ただし往復2車線)であるが、起点付近は慢性的に渋滞が発生している。

 

町田市内もほとんどの区間が21世紀になってから整備された区間である。ただし、終点付近は未整備で生活道路なので走りづらい。

 

【県道57号:相模原大蔵町線】

起点:相模原市中央区上溝本町交差点

終点:東京都町田市金井入口交差点

全長:12km

神奈川県区間:起点→相模原市中央区山根橋(延長5km)

愛称:芝溝街道

 

「芝溝街道」の異名を持つが、これは港区の「芝」浦と上「溝」をつなぐ意味合いで名付けられている。事実、津久井道を経由して東京都心部と相模原市内を最短距離で結んでいる。相模原市側は2車線だが道幅が広く走りやすい。

 

町田市側は狭かったが徐々に整備されつつあり、境川付近には4車線区間がある。

 

【県道58号:欠番】

 

【県道59号:欠番】

 


 

そういえばこの番台は町田市を通るものが多い。いっそのこと神奈川県町田市にしてしまえば……でもそうなると都道と県道を整理する際に「18」と「47」が重複してしまう。東京都の番号を優先するとして、横浜環状4号線は南側の「23」に統一すればいいものの、「47」は……何か有効な解決方法はないのだろうか。

 

60番台へつづく

 

※このブログは2014/1/13(月)にYahoo!ブログで投稿した内容を修正したものです。