(A106)神奈川県主要地方道レビュー(40番台) | BLUEのブログ

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今日は神奈川県道レビューの続きで、40番台に関する内容を投稿します。

 

40番台は主に県央地域を通る主要地方道です。全体マップは下記のリンクを参照して下さい。

 


 

【全体マップ下矢印

 

 

【県道40号:横浜厚木線】

起点:横浜市旭区鶴ヶ峰交差点

終点:厚木市東町郵便局前交差点

全長:21km

愛称:以下の通り

  • 厚木街道(起点~柳橋交差点、望地交差点~終点)
  • あすろーど(柳橋交差点~大和駅南交差点)
  • 富士見通り(綾北小学校前交差点~望地交差点)

主な沿線:以下の通り

  • 相鉄線(鶴ヶ峰~さがみ野)
  • 小田急線(海老名~本厚木)

 

「厚木街道」の名前で知られており、相模大塚駅より西側は1980年代まで国道246号かつ国直轄指定区間だった。そのため、道は狭いもののほぼ全線に渡って歩道が確保されている。起点付近の鶴ヶ峰~二俣川は最近になって4車線化された。フラットな区間が多いが、所々に長いアップダウンが存在する。なお、相模大橋は3県道重複区間(40・43・51)で、3つのヘキサゴンが串刺しになっている光景は圧巻に値する。

 

【県道41号:欠番】

1993年までは藤沢橋交差点~町田市三塚交差点までの24kmが県道41号藤沢町田線に指定されていたが、国道246号を境に南側が国道467号に昇格、北側が東京都に合わせる形で番号を「56」へ変更している。

 

【県道42号:藤沢座間厚木線】

起点:藤沢市高倉中学校入口交差点

終点:厚木市成井田交差点

全長:21km

愛称:以下の通り

  • 綾瀬中央通り(新東山田交差点~寺尾台交差点)
  • 富士見通り(県道40号との重複区間)
  • 深谷通り(綾北小学校前交差点~大塚本町交差点)

 

終点がまだ未開通という珍しい県道。かつては藤沢市長後が起点だったが、バイパス開通で旧道が指定を外れ起点から新東山田交差点まで県道22号と重複するルートとなった。そのため、綾瀬市の寺尾台交差点までは4車線化されている。国道129号以西は2010年に開通し、現在は中三田陸橋までが共用されている。今後は国道412号まで延伸する。

 

【県道43号:藤沢厚木線】

起点:藤沢市白旗交差点

終点:厚木市妻田向市場交差点

全長:21km

愛称:以下の通り

  • 東海道(起点~羽鳥交差点)
  • 用田バイパス(新東山田交差点~用田橋際交差点)
  • 厚木街道(相模大橋東交差点~中町交差点)

 

戦後に厚木~横須賀を結ぶ目的で整備された県道。藤沢市内は城南交差点~用田大橋が4車線化、このうち新東山田交差点~用田大橋は用田バイパス全通で県道22号との重複区間となった(ただし、旧道は指定から外れていない)。さらに、圏央道海老名IC開通に伴うバイパス化工事が施されるなど、全体的に走りやすい道になりつつある。なお、藤沢市城南交差点以南は旧東海道でかつては国道1号線だった。また、相模大橋は県道40・51号との3県道重複区間である。

 

【県道44号:伊勢原藤沢線】

起点:伊勢原市役所入口交差点

終点:藤沢市白旗交差点

全長:21km

愛称:以下の通り

  • 東海道(起点~大山街道入口交差点)
  • 八王子街道(国道129号との重複区間)

 

旧大山街道の1つで、国道129号以東は1998年に湘南銀河大橋が開通してからは大幅にルート変更されている。ルート変更前は起点側から直進して神川橋(現在の県道47号)を渡る2車線のルートで、茅ヶ崎市内には「険道」といえるぐらいの非常に狭い道も存在する。現在、寒川南IC以東は国道1号まで圏央道の下を通るようになったため非常にフラットで走りやすい道となっている。なお、藤沢市内は旧東海道でかつては国道1号線だった。

 

【県道45号:丸子中山茅ヶ崎線】

起点:川崎市中原区丸子橋交差点

終点:茅ヶ崎駅入口交差点

全長:43km

愛称:以下の通り

  • 中原街道(起点~景観寺前交差点)
  • 春日新道(綾瀬大橋交差点~用田交差点)
  • 茅ヶ崎中央通り(茅ヶ崎中央IC~終点)

主な沿線:相模線(寒川~茅ヶ崎)

 

 

「中原街道」と呼ばれており、全長43kmは県内2位の長さを誇る。2車線の区間が多いが、横浜市内はほぼ4車線化が完了した。今後は大和市内で4車線化が予定され、桜ヶ丘駅付近は立体交差化工事が進む。全体的にアップダウンが多く、交通量も多いので走りやすいとは言えないかもしれない。また、港北ニュータウンには「歴博通り」と呼ばれる高規格なバイパスがある。ただ、川崎市内の一部は県道2号を介して東京都心へ向かう幹線道路とは思えないほど狭い「険道」区間となっている。

 

【県道46号:相模原茅ヶ崎線】

起点:相模原市中央区上溝交差点

終点:茅ヶ崎海岸IC

全長:29km

愛称:以下の通り

  • 八王子街道(起点~田尻交差点)
  • 厚木街道(県道40号との重複区間)
  • 産業道路(河原口大縄交差点~終点)

主な沿線:相模線(寒川~上溝)

 

 

相模川の東側を通る県道で、国道129号の抜け道としても使われる。実際、相模原市内には国道129号の旧道区間がある。寒川町以南は「産業道路」の名前が付いている。ほとんどが2車線だが、海老名市内は4車線のバイパスが徐々に整備されつつある。厚木駅付近には県道40・51号との3県道重複区間があり、実際にその標識が串刺しとなって存在している。相模原~湘南海岸へ抜ける数少ない道路なので交通量は多いが、坂がほとんどなく走りやすい。

 

【県道47号:藤沢平塚線】

起点:藤沢市城南交差点

終点:平塚市田村十字路交差点

全長:11km

愛称:以下の通り

  • 城下通り(舟地蔵交差点~藤沢西部団地東側交差点)
  • 中央けやき通り(藤沢西部団地東側交差点~大庭小学校交差点)
  • 小出中央通り(大庭小学校交差点~岡田交差点)

湘南ライフタウン~寒川へ抜けていく2車線の道路。神川橋は元々県道44号と重複していたが、ルート変更により単独区間となった。道自体は湘南ライフタウン内は比較的広く、抜けていくと狭い。ただ、全体的に信号が少なく交通量も多くないので走りやすい。また、相模川付近の旧道は圏央道の下を通っている。

 

※なお、東京都道47号八王子町田線(全線が「町田街道」に指定)は神奈川県と接する地点が結構あるが、基本的に神奈川県道として扱われる事はない。

 

【県道48号:鍛冶谷相模原線】

起点:東京都町田市大戸橋交差点

終点:相模原市南区昭和橋交差点

全長:13km

神奈川県区間:相模原市緑区川境橋~終点(延長12km)

 

相模川の東側を通る道で、40番台では唯一東京都内に入るのだが、東京都区間は131mしかない。起終点付近が坂になっており、それ以外はフラットな道なりである。全体的に狭い2車線であるが、交通量があまり多くないので拡張する必要はないだろう。

 

【県道49号:欠番】

これは欠番になっている。四十九日を連想させる縁起の悪いこの番号を制定するのはさすがに避けたか。

 


 

……という事で、40番台はギリギリまで番号を使いましたね(笑)。

 

50番台へつづく

 

※このブログは2014/1/4(土)にYahoo!ブログで投稿した内容を修正したものです。