(A102)神奈川県主要地方道レビュー(10番台) | BLUEのブログ

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今日は神奈川県道レビューの続きで、10番台に関する内容を投稿します。

 

10番台は川崎市横浜市北部を通る主要地方道です。全体マップは下記のリンクを参照して下さい。

 


 

【全体マップ下矢印

 

 

【県道10号:欠番】

 

【県道11号:欠番】

東京都道11号大田調布線は神奈川県境と接する地点が結構あるが、基本的に神奈川県道と扱われる事はない。

 

【県道12号:横浜上麻生線】

起点:横浜市神奈川区東神奈川交差点

終点:川崎市麻生区上麻生交差点

全長:20km

愛称:以下の通り

  • 横浜上麻生道路(横浜市)
  • 麻生通り(川崎市)

 

横浜から多摩地区へ抜けていく重要な主要地方道。ららぽーと横浜~川崎市境はバイパスがあり、4車線に立体交差があるなど高規格。起点付近にも4車線区間があり、それ以外はほぼ直線的な2車線道路である。全体的にアップダウンが少なく、線形も悪くない。ただし、バイパス化されていない区間は交通量が多いため渋滞する事が多い。

 

【県道13号:横浜生田線】

起点:横浜市西区高島町交差点

終点:川崎市多摩区枡形一丁目交差点

全長:26km

愛称:以下の通り

  • 新横浜通り(起点~片倉町入口交差点)
  • 環状2号(県道17号との重複区間)
  • 横浜上麻生道路(県道12号との重複区間)
  • 新羽新道(新横浜公園交差点~荏田町交差点)
  • 釈迦道(荏田交差点~渕上橋際交差点)
  • 浄水場通り(清水台交差点~根岸陸橋交差点)

主な沿線:ブルーライン(高島町~あざみ野)

 

image

 

神奈川県の主要地方道では最もルートが複雑な県道。起点~あざみ野はブルーラインに沿ったルートを辿る。ただ、三ッ沢~新横浜は「新横浜通り」、新横浜~向ヶ丘遊園駅には「新横浜元石川線」という並行する4車線以上のバイパス的な道があるが、なぜかそちらをルート指定していない。そのため、三ツ沢~新羽と荏田~川崎市境は非常にトリッキーなルートで、この道をトレースするにはかなり注意深く走る必要がある。しかもほぼ歩道なしの2車線で狭く、川崎市内の「浄水場通り」では現在拡張工事が進められている。

 

【県道14号:鶴見溝ノ口線】

起点:横浜市鶴見区鶴見警察署前交差点

終点:川崎市高津区高津交差点

全長:15km

愛称:以下の通り

  • 区役所前通り(起点~三角交差点)
  • 末吉大通り(三角交差点~上末吉交差点)
  • 環状2号(上末吉交差点~末吉橋交差点)
  • 尻手黒川道路(末吉橋交差点~東橘中学校前交差点)
  • 市民プラザ通り(東橘中学校前交差点~橘交差点)
  • 溝ノ口大通り(高津区役所東側交差点~終点)

主な沿線:東急田園都市線(溝の口~高津)

 

 

横浜市内は4車線、川崎市内は2車線の一本道で1994年に主要地方道に昇格した。末吉橋~子母口までは「尻手黒川道路」と呼ばれ、この道路は完全なフラットでさらには東名川崎ICに直結するルートであるため大型車の利用も多い。子母口より北は「市民プラザ通り」で、第三京浜との交点付近で登戸方面とルートが分かれる。なお、溝の口駅より東の終点付近は旧大山街道で、1983年まで国道246号に指定されていた。

 

【県道15号:欠番】

国道15号との重複を避けるため欠番となっている。

 

【県道16号:欠番】

国道16号との重複を避けるため欠番となっている。

 

【県道17号:横浜環状2号線】

起点:横浜市磯子区屏風ヶ浦交差点

終点:川崎市幸区末吉橋交差点

全長:25km

愛称:環状2号

主な沿線:相鉄新横浜線(羽沢横浜国大~新横浜)

 

 

1998年に全線開通した「ラーメン街道」の異名を持つ環状線。横浜市の4環状では唯一、国道357号と連絡する。全線4車線以上、特に磯子~新横浜は6車線以上となっている。とにかく立体交差が多くレベルは間違いなく国道級で、国道17号と言われてもおそらく納得するはず。唯一残念なのは、横浜横須賀道路との連絡がない事か。

 

【県道18号:横浜環状4号線】

起点:横浜市戸塚区原宿交差点

終点:横浜市青葉区鉄町

全長:24km

愛称:以下の通り

  • 環状4号
  • 海軍道路(瀬谷中学校前交差点~海軍道路入口交差点)

主な沿線:相鉄いずみ野線(ゆめが丘~いずみ中央)

 

 

瀬谷区では別名「海軍道路」で、瀬谷~恩田川の10km近くに渡り桜並木が続く。この桜並木は神奈川県全体でも屈指のレベルであり、春になると国道(246・467)裏ルートにも関わらず大きな渋滞が発生する。車線は2~6車線であり狭くはない。

 

ちなみに環状4号線自体は金沢区六浦が起点で、かの有名な原宿交差点より西が県道18号線であり、東は県道23号線となっている。

 

【県道19号:町田調布線】

起点:東京都町田市井の花交差点

終点:東京都調布市下石原交番前交差点

全長:17km

神奈川県区間:川崎市麻生区黒川→川崎市麻生区若葉台駅入口交差点(延長2km)

愛称:鶴川街道

 

 

「鶴川街道」の名前で呼ばれる事が多い。神奈川県区間は黒川付近の2kmほどしかない。ただ、多摩ニュータウンの入口的な道路として使われるため道はかなり整備されている。しかし、南側には峠越えがあり、未整備の30km/h区間となっている。

 

東京都内は町田市が2車線、稲城市もしばらくは2車線であるが、「南多摩尾根幹線道路」と合流すると4車線となる。若葉台以北は京王相模原線に沿っている。また、尾根幹自体も多摩東公園~稲城市役所がこの都道(県道)のバイパスとされている。

 


 

今日はここまでです。10番台は国道との重複番号を含めれば12~19が埋まっておりますが、なぜか10・11が空き番になっております。ちなみに、阪神タイガースだとこの2つの番号は永久欠番になるんだけどね(笑)。

 

20番台へつづく

 

※このブログは2013/11/23(土)にYahoo!ブログで投稿した内容を修正したものです。