(A103)神奈川県主要地方道レビュー(20番台) | BLUEのブログ

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今日は神奈川県道レビューの続きで、20番台に関する内容を投稿します。

 

20番台は横浜市南部三浦半島を通る主要地方道です。全体マップは下記のリンクを参照して下さい。

 


 

【全体マップ下矢印

 

 

※2022年3月25日更新

 

【県道20号:欠番】

国道20号との重複を避けるため欠番となっている。

  • 静岡県道20号熱海箱根峠線は湯河原峠で一瞬だけ神奈川県に入るが、基本的に神奈川県道と扱われる事はない。
  • 東京都道20号府中相模原線は神奈川県内では国道16号との重複区間なので一般県道とされ、20→525へ番号を変える。

【県道21号:横浜鎌倉線】

起点:横浜市中区本町三丁目交差点

終点:鎌倉市滑川交差点

全長:21km

愛称:以下の通り

  • 関内大通り(起点~尾上町交差点)
  • 鎌倉街道(尾上町交差点~八幡宮前交差点)
  • 環状4号(県道23号との重複区間)
  • 若宮大路(八幡宮前交差点~終点)

主な沿線:以下の通り

  • ブルーライン(関内~港南中央)
  • 根岸線(港南台~大船)
  • 横須賀線(大船~鎌倉)

 

基本的に「鎌倉街道」と呼ばれる。横浜市内はフラットな4車線で比較的走りやすいが、鎌倉市内は2車線でアップダウンが増え「びくともしない」渋滞が土日祝日に頻発する。鎌倉市街を走る「若宮大路」はまさに武家の街・鎌倉の象徴と言ってもよく、中央分離帯は鶴岡八幡宮へ続く遊歩道になっており安全に歩けるようになっている。また、中間地点付近で横浜横須賀道路の日野ICと連絡する。

 

【県道22号:横浜伊勢原線】

起点:横浜市磯子区聖天橋交差点

終点:伊勢原市上北之根交差点

全長:35km

愛称:以下の通り

  • 杉田新道(起点~栗木町バス停)
  • 笹下釜利谷道路(栗木町バス停~関ノ下交差点)
  • 鎌倉街道(県道21号との重複区間)
  • 環状2号(県道17号との重複区間)
  • 東海道(国道1号との重複区間)
  • 長後街道(バスセンター前交差点~高鎌橋交差点)
  • 用田バイパス(高鎌橋交差点~下谷津交差点)

主な沿線:ブルーライン(上大岡~立場)

 

 

起点から戸塚までは迷走ルートであり、一方通行区間があるなどトレースが難しい(それでも県道13号よりは全然マシ)。メインとなるのは旧大山道の「長後街道」と呼ばれる戸塚~伊勢原であり、横浜市内ではすでに4車線化が完了している。今後、戸塚以西は完全4車線化される予定で、藤沢市の用田バイパスは2015年までに全線開通した。渋滞ポイントは戸塚駅付近と相模川を渡る戸沢橋の前後で、県道46号と国道129号の間を抜けるのに1時間近く掛かる事があるらしい。

 

【県道23号:原宿六ツ浦線】

起点:横浜市戸塚区原宿交差点

終点:横浜市金沢区六浦交差点

全長:15km

愛称:環状4号

 

 

「環状4号」の一部で、全体的に狭い2車線道路。そのため現在、栄区内に圏央道(横浜環状南線)と並走する4車線のバイパスが作られており、県道21号との重複区間も4車線化されている。横浜市南部を貫く一本道で、観光地・鎌倉の入口となる道であるため非常に交通量が多い。特に朝比奈IC付近は土日祝日を中心に地獄絵図と化し、最悪の場合1km進むのに1時間近く掛かる事もある。

 

【県道24号:横須賀逗子線】

起点:横須賀市船越町交差点

終点:逗子市渚橋交差点

全長:6km

愛称:逗葉新道(逗子IC~南郷トンネル入口交差点)

主な沿線:横須賀線(田浦~逗子)

 

 

全長距離は短いが、三浦半島の付け根を通り東京湾~相模湾へ抜ける重要な道路である。横須賀線に沿ったルートであり、逗子ICから先は有料の逗葉新道がバイパスとして機能する。ほとんどの区間が2車線で、市境を除きフラットであり見通しも良い。ただし、逗子市街には一方通行区間がある。なお、県道311号との重複区間は1993年まで国道134号に指定されていた。

 

【県道25号:横須賀停車場線】

起点:横須賀駅

終点:横須賀市本町三丁目交差点

全長:400m

 

「JR」横須賀駅と国道16号を連絡するわずか400mの道路。国道16号にこの道路の存在を示す標識が上り線側にあるが、実際に知っている人はあまりいない。本町山中道路と連絡しており、ほとんどの車が横須賀IC直結の自動車専用道路の方へと進んでいく。

 

【県道26号:横須賀三崎線】

起点:横須賀市本町一丁目交差点

終点:三浦市日の出交差点

全長:20km

愛称:以下の通り

  • 三崎街道(現道区間)
  • 三浦縦貫道路(有料区間)

 

「三崎街道」と呼ばれる2車線の道路で、三浦半島を貫く道の一つ。林交差点より国道134号と重複し、三崎口駅の少し先から再び単独区間となって三崎港に到達する。衣笠ICより先は三浦縦貫道路(三浦サンサンライン)という有料のバイパスがあり林ICのちょっと先まで供用しているが、将来的には三浦市街まで延伸する予定。全体的に坂の多いルートで、市街地に近づくと交通量が多くなる。

 

【県道27号:横須賀葉山線】

起点:横須賀市野比駅入口交差点

終点:三浦郡葉山町葉山大道交差点

全長:15km

 

 

国道134号で始まり国道134号で終わる県道。起点の野比駅入口とは京急のYRP野比駅を指す。なお、少し南に進んだ行政センター東交差点にもう一つの起点があり、そこから佐原ICに接続する。さらに衣笠ICと接続する久里浜田浦線の一部も路線指定されている(旧道の衣笠通りは2017年に横須賀市道へ降格)。横須賀IC入口交差点から南は4車線、北が2車線であり、葉山町には峠越えがあるなど東西で道路状況に差がある。

 

【県道28号:本町山中線】

起点:横須賀市本町三丁目交差点

終点:横須賀IC

全長:3km

愛称:本町山中道路

 

1992年に開通した2車線の自動車専用道路。横浜横須賀道路から横須賀市街に出るには必ずと言っていいほど通らなくてはならない道であり、まさに本町と山中を繋ぐ主要道路と言ってもよい。なお、2022年までは本町山中有料道路とされ、この道を通るのに普通車で210円、大型車で310円、特大車で720円を払わなければならなかった(しかもETCが使えないという不便極まりない状況である)。そのため、高速道路仕様の標識やキロポストに有料道路の名残が多く見られる。

 

【県道29号:欠番】

 

 


 

県道30号以降は次回に回します。しかし、上の全体マップを見る限りだと、全体的に縦に路線が広がる中で県道22号だけが極端に西へ伸びているように見える。パッと見た感じだと爆弾の導火線または電化製品のコンセントかな!?

 

30番台へつづく

 

※このブログは2013/12/5(木)にYahoo!ブログで投稿した内容を修正したものです。