(N063)小田原厚木道路(国道271号+側道) | BLUEのブログ

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スケールのでかいオレの投稿

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今日の内容は伊豆・箱根方面への重要なパイプとなっている国道271号小田原厚木道路及びその側道についてです。

 

 

国道271号は二級国道271号小田原厚木線として1963年に制定。なお、この国道は最後に制定された二級国道となっています(1965年から一般国道に名前を変えたため)。その後、1969年になって有料道路「小田原厚木道路」が開通しました。

 

この国道は圏央道(国道468号)と同様、全線が自動車専用道路となっております。また、小田原厚木道路をさらに略して小田厚と呼ばれる事もしばしばあります。概要は以下の通りです。

 

【路線データ】

 

【全体マップ下矢印

 

当初は暫定2車線で開通しましたが、1979年に全線4車線になってから現在の形になりました。路肩もなく、道的には首都高の線形を良くしたような感じでしょうか。

 

ただ、線形が良い分スピードが出やすいため、ネズミ取りが頻繁に起こります。メーターで100km/h超を出していたらまず確実に捕まると思った方がいいかもしれません。

 

  本線(専用部)

 

大まかな風景はこんな感じでしょうか。

 

【小田原区間】

区間:小田原西IC~大磯IC

 

足柄平野の部分のみ平坦で見晴らしがよく、それ以外はトンネルを含めた山のような雰囲気が漂う。アップダウンがそれなりだが、車なのでむしろメリハリがあると言うべきか。しかし、路肩がないので怖いと感じる人もいるかもしれない。

 

【厚木区間】

区間:大磯IC~厚木IC

 

基本的に下の写真のような感じが永遠と続いていく。平坦で遮るものもないので雨風が強い日はその影響をモロに受ける。あまりにも風景が変わらないので注意しないと事故に遭う危険性も。

 

 

通行料金は以下の通りです。

 

  • ETC搭載車でこの料金が適用されるのは土休日のみ。
  • 平塚料金所を境に料金体系が分かれ、料金所を超えない区間の料金は360円となる。
  • 二宮IC~大磯ICの間は料金所がないため、この区間だけなら無料で走行できる。

  側道(一般部)

 

ここから先は、一般部の側道の話をします。

 

2006年までは側道も国道指定されていましたが、現在の側道は書類上県道63号相模原大磯線」の支線扱いとなっています。まあ、大学時代のサークルの人達はもっぱら「側道」って言ってましたが(笑)。

 

ただし、青看板の案内は県道63号ではなく271側道」とされています。上の写真を拡大すると分かるかもしれません。

 

側道区間の車線はこんな感じです。

 

 

なお、本線をまたぐ道路は必ず立体交差になっており、かつ平面交差の場合は反対側の道路に行く事ができません。

 

このうち、岡崎交差点~厚木西ICの6.6km(往復13.2km)が自転車の練習コースで、神奈川県民で自転車をやってる人はここを練習の場とする事が多いです。この区間の最大高低差は10mです。

 


 

ここからはロードバイクに乗る事を前提にして書く事をご了承下さい。ちなみに自分の経験上、側道を走っていてネズミ取りに会ったことは今までで一度もありません。

 

平塚~厚木のコースはほとんどフラットで風よけもありません。なので、練習をやるには非常に環境のいいコースだと言えます。ただし、風よけがなく細かなアップダウンがあるため、向かい風が強い日はMAXでも20km/h台のペースまで落ちてしまいます。

 

側道での練習は、本線(高速)側で走る方が信号や交差点をあまり気にせずに行く事ができます。歩道側はやはり車の往来があり、集中しすぎると出会い頭の事故を起こす可能性が高まります。

 

ちなみに、プロの選手とかは側道を平均40km/hを保って何周か走る……といった練習をするそうです。ただし、凡人の自分は47km/hがMAXで、平均30km/hがいっぱいいっぱいでした。

 

でも家から大学へ通う時は、側道でギアチェンジしてストレス解消してたからそれはそれで良かったのかも。

 


 

まあ、こんな感じでまとめました。今後も写真を撮り次第追加する予定です。