遠くで花火の音がする話 | ggg

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Nature Danger Gangのユキちゃんです。
NDGライブ情報からユキちゃんなりのライブ感想やら感じたことやら自撮りやらを赤裸々に綴ってます。

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遠くで花火の音がする。
たぶん3個ぐらい先の駅で花火やってるんだと思う。

去年まで自分の家のアパートの最上階まで勝手に上がれば見えたはずだったんだけれども、
さっき上がってきたらマンションがあって全然見えなかった。

まあまあ。

今年は7月雨多かったから中止になった花火大会も多かったんじゃないかしら。と察します。

どうせ暑いんだったら9月もやればいいのにね花火。
9月の花火のほうが人多すぎにはならなそうでよさそう。


せっかくなので花火に纏わる切ないエピソードでも。
と、思ったんですけれども。

東京の花火大会の死人が出るほどの人混みが嫌すぎて、東京に住んでから一度も花火大会行ったことないんでした私。




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元彼に前に琵琶湖の花火見に旅行に行こうって誘われたけど、
あぁうんまぁ行けたら…
でも旅行とかライブ入るかもしれないし…
って死ぬほど乗り気じゃなかった。


花火、好きなんですよ。人並みに。
地元の花火大会がまあまあ大きくて、なおかつ尚且つ海の花火だったからまあまあ混み合うスポットとかなくて、
とっても綺麗でゆっくり堪能できて、
乗り気じゃなかったら自宅からも見えるみたいなわりと最高の環境で育ってしまったので、
人並みには好きなんです。

ただ、わりと私ロマンチストなので。
今度花火を見るときはすっごい気合入れて観たいのです。

きちんとデートで。
衣装じゃなくてプライベート浴衣決め込んで。
「今日ここまで来てくれてありがとう」
とか言って。
でも「帰りたくない」とか「離れたくない」とか言わなくていいように手を繋いで一緒に帰るみたいな。


それぐらい最高の状態で見たいんですよ花火。


あぁ、私もう25歳だけど。
27歳ぐらいでそれ達成したいなぁ。
私にプロポーズする予定の人は覚えておいてください。



あ。


一個ありましたわ花火エピソード。
打ち上げ花火じゃなくて手持ち花火のエピソード。

大学の夏合宿のときの話。

友達がかっこいい!好きかも!って言ってたA先輩の、友達のほうのB先輩は、
オシャレ好きでハイブランドとか派手なデザインのものとか一点物とかエグい配色の服ばっかり着てて、うちのF欄大学では浮いていた。
身長も高くなくて顔もかっこよくはなくて、しかも毒舌だしわりと女子に嫌われるタイプだった。笑。

でも私はB先輩嫌いじゃなかったし、私がB先輩と仲良くなったら必然的に私の友達がA先輩と話せるので、
気遣いもあって私はB先輩にわりとちょっかいかけていた。

夜、花火をしたんですけれども、
そのときもB先輩は一人で少し離れた場所で腰掛けて「花火なんかで今更はしゃげないわ〜」みたいな空気出していたので、
「えっ!なにしてるんすか!黄昏てるんすか!花火しましょうよ花火〜」ってちょっかいかけて無理やりやらせて。

結果A先輩も友達もきて4人で大学生らしくキャッキャッとふざけた。

後輩の女が先輩に構ってもらう構図なんて面白くなかっただろうけど、
いかんせんB先輩は嫌われてたから周りの女の先輩とかからも特に咎められなかった。


花火が終わって、飲み会があって。
私とB先輩は酒が足りねぇっていって自転車で30分のコンビニまで二人乗りしてでかけた。

「わりと青春ぽーい!夏合宿っぽさー!ウケるー!」
ってはしゃいでたらなんと途中で豪雨に見舞わられた。

無人のガソリンスタンドで雨宿りしながら、なんとなく、どちらともなくちゅーした。

でも実はそんときお互い彼氏彼女がちゃんといて、それをお互い知ってたので、
「うぃっす!こんなとこでやめときますか!」って言って雨やむまで待って帰った。

コンビニは見つからなかった。


帰ってきて風呂に入ったら友達が偶然朝風呂していて、
私がいなくなったのでこっちは全然つまらなかったと愚痴を言われ、
お詫びに背毛を剃った。



最後にきちんと遊んだ花火の記憶。
学生らしい青春をちょっと邪に遊んだ花火の記憶。


おわり。


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