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twilight

space night, day light, night flight

【BLCD感想】VIP(2006年/高岡ミズミ/三宅健太×神谷浩史)

 

25歳ヤクザ×17歳家出少年→7年後に再会。
全編通して薄暗く緊迫感がある。

この時期の神谷さんの良さを堪能できる。
丁寧に機微を掬う豊かな感情表現。キャラの表情が完璧に浮かぶ。
憑依芸ですね。

細く凛とした声が、毛を逆立てた猫のよう。
意地を張り、過敏な感情を揺さぶられる様が手に取るようにわかる。

17歳時の犯され感(抵抗せず屈服せず)が異常。
再会後の絡みは濡れた声が切羽詰まって上擦る。
上手いんだよなあ…。

久々に聴き返して、神谷さんがあの立場にいる理由を改めて知る。

原作は、05年から10年かけて9巻まで出ている。
CDは3枚(3巻)まで。
「シリーズものは1が良い」と言うが、これも1が一番面白いと思う。
1枚にBLCDの醍醐味がよくまとまっている。

【BLCD感想】好物はいちばんさいごに腹のなか(2017年/ 蔓沢つた子/興津和幸×小林裕介/古川慎×田丸篤志/三宅健太×白井悠介)

 

猫から人へと進化して、雄も雌も出産できる設定。
連続オムニバス形式。

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【興津和幸×小林裕介】
 

ダウナー不思議ボーイと誰とでも受精したがるボーイ。
売れっ子モデル×マネージャー。

ふんわりメルヘンで
「僕に種付けさせてよ」
「受精したいってちゃんと卵子出てくるよ。今までの精子は忘れようね?」
「絶対孕ませてあげるから頑張ろー?」
パワーワードが過ぎるw

小林さんが下野さんぽい。そういう引き出しもあるのか。
絡みの最後はアヘる。そういう引き出しも(ry

妊娠して「乳首ピンクになってきた」
パワーワードが(ry

最後の絡みが濃い。ここで終わればよかったのに。
母乳のくだりはさすがに蛇足。赤子の泣き声が続くのも不快。

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【古川慎×田丸篤志】


可愛らしい話。
田丸さんが「母さん」と呼ばれていて、息子がいる。雄だけど…?

若い相手からの「最後まで幸せにする」はママゴトでもグッときちゃうなあ…。

「若い子とするよりヨくしてあげますから」
田丸さんが言うと背徳的。
しかし即挿入。形勢逆転して、最後は若い勢いに負ける形。
思わずイってしまうのがちゃんと伝わってきた!

事後、古川さんの「ぅニャ?」が最高可愛い。

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【三宅健太×白井悠介】


酔った白井さんの「にゃあ」がとっても可愛い!!
絡みも可愛い。
受けのほうがやりやすいと言うだけあって、白井さんは受けの才能がある!
三宅さんも程よくコミカルでカッコイイ。

最後の絡みの「にゃん♡好きにして♡」は反則♡
その後の喘ぎ声も煽情的だし「赤ちゃん作ろ」も可愛い。
「言い方!ほんと可愛いな!」に完全同意する。
パワーワードとはいえ「赤ちゃん」を連発しすぎな感じはするが…。

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【総括】


3CPの分量は52分+32分+32分くらい。
6人6様の「にゃあ」が聴ける。

私のベストにゃあ賞は白井さんに差し上げたいと思います。
わりと6人とも頭か下半身か、その両方がゆるいので、こちらもゆるい気分で聴くのが◎

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【メイト盤】
各CPでフリト各11分強。

興津小林組→
途中、にゃあで喋る♡可愛いよ♡

古川田丸組→
「母さん」と呼ばれた田丸氏、やはり貴重な体験ですよね。
古川さんが多少落ち着いて、相手と会話できるようになっていることに成長を感じる。
「何に興奮するかわからない時代」そんな…?w

三宅白井組→
お久しぶりの三宅さんはBLのカンが戻らない、照れが出る、と言っていて興味深いやら微笑ましいやら。
ピー音の代わりに猫の鳴き声♡
猫成分が多めの白井さん、可愛かった!
最高可愛い白井さんがここにいるので、白井ファンは必聴♡

【BLCD感想】WORK in(2010年/鈴木ツタ/三宅健太×遊佐浩二)

 

よくまとまっていると思う。

子供が出てくるBLは敬遠していたけど、この子供は聴けた。

三宅さんが素に近いトーンで聴きやすかった。
クセが抜けて、若者らしい快活さが生きています。

遊佐さんは子持ちのタバコ屋で昭和風情。オヤジ受けというか。
なので、せっかくの受けですがあの甘さは堪能できず残念。
30代前半設定なのでもう少し可愛くてもよかったのでは!

原作にはない絡みが足されていて、一度ですが、ゆったりとしています。

激情慟哭とは無縁のお茶の間BLで構えずに聴けます。
こういう作品があってもいいと私は思います。

【BLCD感想】あでやかな愁情(2017年/崎谷はるひ/三木眞一郎×神谷浩史)

 

原作の1(リーフ版)が出たのが2001年、足掛け12年で完結。※2017年のレビューです
CDの1が出たのは2007年。今作がシリーズ7枚目で、6は2012年発売。
臣さんの言葉じゃないですが、気の長い話。

作中ではそこまで時は流れていないけど、
現実では、この5年の間に堺役の声優さんが亡くなっています。
大川さんに変更なので、心配はないですが。
最終巻なのに、ディスク1はメイン二人だけの抜き録りであること、原作者が収録に立ち会っていないことがブックレットで判明。
万全の体制ではないことに引っ掛かりを覚えながらも聴くわけです。

私事ですが、シリーズ1作目「しなやかな熱情」の神谷さんの潔さ&艶っぽさに度肝を抜かれたのがきっかけでBLCDと声優さんにハマりました。
あれがなければその後の800枚はなかった。

自分にとって非常に重大な意味を持つシリーズです。

第一声、中音で響く神谷さんの声に、「ああ、今の神谷さんが演じてくれている…」と感慨深く、同時に「臣さんだ…」と思う。
万感の思いでしんみりしていたら、硬質早口のナレーションに笑うw
ああ、そうだったwこれもアリなんだった。

大川さんの堺さんはさぞカッコイイのだろうと思っていたら、前任の方にとても寄せている。
意外だった。そして違和感がない。長く続いたシリーズであることを優先されたのだと思う。

しかしこの堺さんと臣さんの会話も、実際は抜き録りだと思うと…。
残念だし、それ以上に神谷さんの演技力と集中力に平伏する。

女と子供の出てくるBLは鬼門だが、臣母子に関しては聴ける範囲だった。

最初の絡みの、この余裕よ…。
「エロいことしてんだけど、楽しい」ね。
何をしているのかわからないし、かなりカットされているけど、それでもただ喘いでいるだけではなく、エロに関係性を落とし込むBLの良さが感じられる。
安心しきった臣さんの声ですが、中でも「ならいいよ」の可愛さは別格。

アインVS慈英の「グラス出してきます」のうんざりした感じに笑った。
慈英、人間らしいね。

2回目の絡みは、自分の手で口を塞いで「だめだめ、抜けちゃうからだめ」と言う臣さんがエロすぎてブラボー。
「うるさい」まで含めて、神谷さん、この臨場感は何事…。
大好き大好き。やっぱり凄い。

慈英が刺された際、堺さんが臣を叱咤する演技がさすが。
ここから取り乱して落ち込んで、号泣プロポーズまでが、今回の神谷さんの見せ場。

「聞けって!」と声を荒げる切羽詰まった感じにグッとくる。
気持ちが高ぶってギリギリで声になって鼻を啜りながら涙声で「ぜったいおれが護るから」「お願いがある」「おれと別れないで、おれをおまえのものにして」「おれと結婚してください」まで一気に言って、「ほんとに、なあ」「お願いだ。お願いします」と言い募るのを聴きながら…
臣さんはこういうふうに泣くのだと、これを聴くための16年間(10年間)だと思った。

「おれはあなたに一生護ってもらいますので、責任はとってくれますね」にボロボロに泣きながら答える「は、い……っ」が全て。
「あなたが怪我をしなくてよかった」のあと、「号泣した」と原作で書かれている部分は、うわーん!と号泣。
安堵もあるし、いろんな感情が綯い交ぜになった号泣。
「腹の奥から絞り出すような涙に、臣自身が圧倒されていた」と書かれているので、ハードルが高いけど、これだと思わせる正解を出してくる神谷さんは臣さん。
ここでBGMが入り、少し余韻があってよかった。

宴会からの帰り道、敬語で話す臣さんが可愛い。
そして初夜。

「濡らして、はやく、いれて」が最高可愛い。
「い、う、いく、もう、いく……なあ……っ」の再現度よ…。
神谷さんほんと…(合掌)
「もー」の後、息で「なつき、あまえる」が伝わる。
神谷さんはブレスの音を入れる人だけど、その息だけで演技が雄弁。

「嬉しくて、楽しい」「幸せですか」「うん」
よかったね…。辿り着いたね、ここまで…。
でも二人の日々はここからだよね。
「末永くよろしくお願いします」に慈英も泣いちゃう。
そりゃあ泣くね。

最後、電話で終わる。
「ダンナサマ」「帰ってきたら、いっぱいかわいがってな」「働け、先生」
臣さんも言うようになったなあ。
言えるようになったね。もう怖くないね。
「愛してます」「俺も」とただ穏やかに告げ、〆は日常のモノローグ。
その日常が愛しいよね。慈英と繋がっているもんね。
よかったね臣さん。
これは臣さんが救われる物語だと思うけど、慈英も救われたよね。

フリト。
ローテンションで始まる。疲れたとしみじみ言う神谷さん。
ドラマCD2枚組の仕事自体が久々とのこと。
10年間同じ役を任されることについて訥々と話しています。
中村さんについて話すときの三木さんが…。
うん…。おつらいですね。

総括。
事件は毎度のパターン(臣が突っ走る)だけど…
非常識な女を登場させて話を動かすはるひ特有の展開だし…
女性の貧困問題や毒親問題は他所でやれと思うが…
でも、小説原作を2枚組でやる、実力派声優で丁寧に感情の流れを描く、そういうBLCDの存続を私は願っています。

神谷さんのBLが聴けるのはこれが最後だろうか。
聴かずに死ねないと思っていた今作が聴けて、満足です。

出てくれてありがとう。それだけ。
原作の1が発売されてから16年。CDの1からは10年。
大団円でした。
お疲れ様でした。ありがとうございました。

【BLCD感想】ラブミースルーザナイト(2008年/紺野けい子/三木眞一郎×野島裕史)

 

野島兄の役名がヒロ!

中学時代から24歳の今まで10年間攻め→受けに片想い。
受け→攻めも非常に懐いている。
お互いに大好きだけど、友情と恋愛の「好き」の違いはなんだろう?と丁寧に紐解いていく話。

全体的には薄暗い朗読劇のようだけど、会話のノリは明るい。
緊張感とメリハリがある。

回想シーンの放課後の特別感がとてもよかった。
誰しもある経験を的確な描写で思い起こさせる。

中学時代を演じるのは別の男性声優さんですが、三木さんの癖はなくても地続きの役として好演。

寝ている同学年男子に性的な興味を持つシーンの「いけないこと」感が絶品。
これも、実は「お互いに」だったんだよね。しかし両片想いではない。

どこでバランスを取るつもりなんだ!もう見ないふりはできないぞ!
その擦り合わせを最終的にはヒロの部屋でするわけだが…
受けちゃんが男前すぎた!!

絡みはさらっと。

ほぼ二人だけで進む。心のやり取りを描いた良作。
とてもよかった。
 

そのせいかフリトの三木さんが上機嫌ですね。
作品を推しているし!

収録前にオ○ニーが事務所NGではないか確認されたエピソードがw
野島兄はヒロの役名が恥ずかしかったのですねw

本編もフリトも穏やかに。最後まで聴きやすいです。