【BLCD感想】ラブミースルーザナイト(2008年/紺野けい子/三木眞一郎×野島裕史) | twilight

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【BLCD感想】ラブミースルーザナイト(2008年/紺野けい子/三木眞一郎×野島裕史)

 

野島兄の役名がヒロ!

中学時代から24歳の今まで10年間攻め→受けに片想い。
受け→攻めも非常に懐いている。
お互いに大好きだけど、友情と恋愛の「好き」の違いはなんだろう?と丁寧に紐解いていく話。

全体的には薄暗い朗読劇のようだけど、会話のノリは明るい。
緊張感とメリハリがある。

回想シーンの放課後の特別感がとてもよかった。
誰しもある経験を的確な描写で思い起こさせる。

中学時代を演じるのは別の男性声優さんですが、三木さんの癖はなくても地続きの役として好演。

寝ている同学年男子に性的な興味を持つシーンの「いけないこと」感が絶品。
これも、実は「お互いに」だったんだよね。しかし両片想いではない。

どこでバランスを取るつもりなんだ!もう見ないふりはできないぞ!
その擦り合わせを最終的にはヒロの部屋でするわけだが…
受けちゃんが男前すぎた!!

絡みはさらっと。

ほぼ二人だけで進む。心のやり取りを描いた良作。
とてもよかった。
 

そのせいかフリトの三木さんが上機嫌ですね。
作品を推しているし!

収録前にオ○ニーが事務所NGではないか確認されたエピソードがw
野島兄はヒロの役名が恥ずかしかったのですねw

本編もフリトも穏やかに。最後まで聴きやすいです。