インタビュー企画第一弾!/ The first interview project! | GFA Soriya カンボジア日系サッカーアカデミー

GFA Soriya カンボジア日系サッカーアカデミー

ボールでつながる出会いに乾杯!

  
※English Summary follows Japanese
 
 
 
こんにちわ!
インターンの別府です筋肉
 
 
ここ数年、東南アジアなど海外でプレイする
日本人選手は増えて来ました。
 
カンボジアサッカーも盛り上がってきていることは間違いありません。ただ現地のサッカー事情だったり、生活だったり実際どうなのよ!?
 


という人は多いのではないでしょうか。
 
 
そこで、今回はカンボジアサッカーの盛り上がっている
現状をよりリアルに伝えるべく、
カンボジアで活躍する日本人現役プロサッカー選手に
インタビューに協力して頂きました!
 

 

 


記念すべき第一回目の選手は、
村松知輝(むらまつともき)選手です。
 

 
村松選手は昨年度よりカンボジアでプレー、今年はカンボジア1部リーグボンケットFCで10番を背負っています。
 
今回お時間頂き、カンボジアにて現在進行系でプロサッカー選手として活躍する村松選手に色々とお話伺ってきました。
 


このブログをお読み頂いてる方々に、少しでもカンボジアサッカーのリアルが伝わればと思います!
 
 
 
それではどうぞ御覧ください!
 
 
 
 
 

 

 


ー本日はインタビューということで、色々と聞かせて頂こうと思います。よろしくお願いします!
 
 

よろしくお願いします。
 
 
 
ーまず始めに今までのサッカー選手としてのキャリアを簡単に教えてください。
 
 
地元のクラブチームから東京の帝京高校に進学して、その後は静岡の浜松大学に進みました。
 
大学卒業後、当時J2だったカターレ富山へ入団。途中にJFLのHondaFCへレンタル移籍を挟んで、再びカターレ富山へ復帰。このときはJ3でしたね。
 
その後、カンボジアに渡り、一部リーグのカンボジアンタイガーというチームへ入団しました。
 
カンボジアンタイガーで一年プレーしましたが退団することになり、元々はタイとか別の国を考えてました。
 
ただボンケット(カンボジア一部リーグ、ボンケットFC)が前年度リーグ優勝していた事で、AFC主催の国際大会への出場が決まっていたんですよね。
 
それで自分でボンケット側に直接連絡を取ったら、「1週間練習に来い」と言われて参加しました。
 
そしてそこから契約することができました。
その後は今年初めの国際大会にも出れてすんなり行きましたね。
 
 

 


ー代理人などを挟まずに自分で連絡したのですか?
 
そうですね。「自分だったら入れるだろう」と思ってたので。
自分で連絡をして練習参加して契約してそのまま国際大会にも出れました。その時の行動がなかったら今はどこでプレイしていたかわからないですね。
 
 

 


ー自分から動くのは大事ですよね。少し話を巻き戻して、元々Jリーグからカンボジアに来た経緯はどういった感じでしたか?
 

 
カターレ富山が契約満了になって、Jリーグのトライアウトを受けました。そこにカンボジアンタイガーの人も来ていてお話し頂きました。正直別のJ3のチームからもオファーがあったので、最初はカンボジアに行く気はなかったんです。


だけど当時知っている日本人が監督をやっていたのと、海外でやってみたいという気持ちはあったので好奇心で来てみたという感じでしたね。
 

 


 
ーJリーグで引き続きプレーする選択肢もありながら、海外に来たのは正直意外でした。当時カンボジアという国に対して何かイメージはありました?
 
 
プラスもマイナスも特になかったですね。

 日本人が監督をやっていたこと。そして海外でのプレイには興味があったこと。それでチームが必要としてくれていたので、あまり深くは考えずに来ました。
 
 
ー待遇面とかはどうなんでしょうか?
 
単純に金額でいったら日本にいたときよりは低かったですね。
ただ物価がこちらの方が安いので、余裕はありましたし、貯金もできてました。
 
 
ーカンボジアで実際にプレイしてみてサッカーのレベル的にはどうですか?
 

ローカルの選手一人一人のレベルはまだ低いですね。自分の要求した通リのパスが出てこないとかはあります。
 
ただ球際の強さとかアグレッシブさは日本人にはないものがありますね。
 
特に今のチーム(ボンケットFC)に移籍してからは、技術的にレベルの高い選手も増えました。ただ戦術面ではまだまだですね。そういう部分を教えられる指導者がまだあまりいないので
しょうがないのかなとも思います。カンボジア人選手もしっかりと教われば、できるだけのポテンシャルはあると思います。
 
 
 
 


ー練習環境はどのような感じですか?
 
Jリーグと比べてしまうと落ちますね。今のチームは練習場所は一応天然芝なんですけど、雑草に近くて、ボコボコしてます。
 
しんどい部分もあって、ゴールの裏が草むらになっていて、
自分でシュート練習をした時にボールを探しに行くのが面倒です(笑)
 
 
ー練習メニューはどうですか?日本のチームとの違いはありますか?
 
後期からカンボジア人の監督になったのですが、練習メニューの意図がわからないことがたまにありますね。
 
ただまあ選手としては、どうこう言う権利はないので、与えられたメニューを100%でこなしていくだけですね。
 
 
ーカンボジア人選手のサッカーに対する姿勢はどうなのでしょうか?
 
練習時間内は一生懸命取り組んでますね。ただプラスα自分で何かをやろうとする選手は少ないです。自分で目標を立てて、それに向かっていくということをしている選手は少ないように見えます。自分が自主練してても、何やってるんだ?的な感じで見られますね。笑
 
 
ー日本人以外の外国人選手はいますか?


アフリカの選手が2人とブラジル人が1人います。やっぱり外国人選手はキラリと光るものがあって、スピードなんかは日本人にはないものがあります。
 
ただアフリカ人選手は守備をサボったり、チームのために走らない部分はあるので、そこは日本人のストロングポイントとして
勤勉さだったりっていうところはかなり生きてくるのかなと思います。
 
戦術理解力も上だと思います。日本人は頭を使ってプレーする選手が多いですが、アフリカ人は本能でプレーしている感じです。
 
 
 
 
後編に続きます!
 
 

 
 
後編では・・・
・チームに溶け込むために工夫したこと
・カンボジアでの日常について
・今後のビジョン   ...etc
 
 
 
お楽しみに!!
 
 
ーーーーーーーーーーーーーーー
 
Hello!
I am Beppu,I’m working as an internship at GFA Soriya.
 
In recent years,
Japanese players which play overseas such as Southeast Asia have increased.
 
Cambodian football is also definitely gaining attention.
This time I'm going to tell more clearly the exciting situation of Cambodian football!
So in this article,
we could get a cooperation for interview by professional Japanese football player in Cambodia!
 
His name is Tomoki Muramatsu.
 
 
 
 

 
 
He started his career in Cambodia since last year.
In this year,He is wearing a uniform No.10 in Boeung Ket FC(MCL).
 
 
In the interview,
he talked about current situation of Cambodian football.
 

 

The following is Muramatsu's interview:
 
The level of each cambodian player is still low.
The pass may not come as I requested.
 
But local players have spherical strength and aggressiveness that Japanese players do not have.
 
Especially since I moved to Boeung Ket FC,
The number of players  with high technical level increased.
 
But tactics understanding is still insufficient.
I think the problem is that there are few coaches who can teach tactics in Cambodia.
 
If Cambodian players are well taught,
I think there is as much potential as possible.
 
 
Follow the second part!