- 民事訴訟法 (有斐閣アルマ)/有斐閣
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3年前に出版された比較的新しめの基本書です(共著もの)。
B6版の小さいサイズですが、500ページを超えていてこの手の本としては情報量が多いです。
複雑訴訟を解体して必要な場所で適宜取り上げているのが特徴です。
民訴の基本書の中では比較的コンパクトなサイズなので、伊藤眞 や新堂等とではなく、講義案 との比較をする人が多いですが、私は断然講義案を推したいです。
文章の分かりやすさや明快さは、講義案のほうが明らかに上です。
図表などのレイアウト的な配慮についても、講義案のほうが圧倒的に行き届いています。
本書の解説は極端に文字に偏っていて、全体的に見やすいとはいえません。
別に悪い本ではないと思うので、講義案のサイズ(B5)が嫌いなら、こちらでもいいとは思います。
おすすめ度⇒B