10月10日、ジョリー・フレミングさんと待望の初対面を果たした。
滞在先のホテルに早く着いてしまったので、上階のレストランでお茶でも飲んで時間をつぶそうと思った。そのエレベーターに、ジョリーが乗り込んできたのだ。
初対面である。だが、ずっと前から知っていた友人に再会したような気持ちだった。
その日は横須賀市自然・人文博物館にお連れした。昆虫学がご専門の学芸員、内舩俊樹(うちふね としき)さんに、日本のホタルの生態と保全についてお話をうかがった。ジョリー自身がアメリカでホタルの保全を研究している。
博物館にいるあいだもそうだったが、横浜のホテルと博物館を往復する2時間の車中でも、たっぷり話すことができた。
たくさんの印象深い話を聞かせてくれた。だが、今の時点でいちばん残っているのは、これだ。
“We all depend on one another on this planet. That is why the planet matters — we cannot afford to lose it. So that is what I study now, and what I teach my students.”
「僕らはみんな、この地球の上でおたがいに支え合っている。だからこの地球が大切なんだ。なくなってしまっては困る。だから今、環境学を熱心に勉強しているし、学生にも教えている」
『「普通」ってなんなのかな 自閉症の僕が案内するこの世界の歩き方』にも、同じことが書かれている。
“At the end of the day, we are all just living on the planet. If you actually think about it, we always have to depend on others and on the entire biological and ecological system. We as humans don’t even make our own oxygen. I’m not self-sufficient. You’re not self-sufficient. Nobody’s self-sufficient.”
「だって、僕らはみんな地球で生活している。このことを真剣に考えれば、地球上の全生態系の中で、みんな常に支えあわなくちゃいけない。僕ら人間は酸素も作り出せない。僕はひとりじゃ生きられない。みんなもひとりじゃ生きられない。誰もひとりじゃ生きられない」
本に書かれていることを、著者本人の口から、走る車のなかで直接聞く。訳者としてこれ以上うれしいことはない。
その後、『発達障害大全』の著者・黒坂真由子さんのインタビューを受けた。
https://mkurosaka.theletter.jp/
黒坂さんの質問がどれもすばらしく、ジョリーも熱心に答えていた。こちらは黒坂さんの上のホームページに近日公開の予定だ。
そして夜は、横浜のわたしの大好きなレストランでディナーを取った。デザートの皿に、お店がこう書いてくださった。
How to Be Human in Japan
Welcome, Jory
10 October 2026
明日12日(月・祝)、立教大学のイベントでも、彼はきっと興味深いことをたくさん話してくれるだろう。
ぜひご参加ください。
https://cloud-log-3f8.notion.site/How-to-Be-Human-3d5c54303a34806f8be6fccca740925a?pvs=73
【日時】 10月12日(月・祝)17時30分~19時30分
【会場】 立教大学池袋キャンパス マキムホール(15号館)2階 M201教室(オンライン参加も可)
【参加費】 無料(事前申込制)
【申込】 https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScVm6-Nlo7kU_OXmMgc89SiZn8LavhA-_e1BOAplYMw7kceIA/viewform
