GetUpEnglishをご覧いただいている方であれば、助動詞mayの用法は当然ご存知だと思うが、翻訳していて注意したいことが最近あったので、今日は確認のためにこの助動詞の用法をひとつ紹介する。
mayは「許可」の意味で、「 …してもよろしい[さしつかえない]」の意味で使われることはご存知だと思うが、特にweというか、客や主人に仕える人や会社がwe may...の形で使うときには訳出に注意したほうがいいかもしれない。
たとえば、次のレストランなどでよく聞かれる会話はこうすべきだろう。
○Practical Example
May we remove the dishes now?
「お下げしてよろしいですか?」
●Extra Point
以下はある英語試験の問題にあったものだ。
◎Extra Example
Depending on your answer to the survey, we may call you to collect additional information.
「調査に対するお客様のご回答が頼りですので、追加情報取集のために差し支えなければお電話差し上げます」
このwe may には「差し支えなければ…差し上げます」という感じが入っていると思う。
そしてこの問題はmay callを選択肢の中から選ぶもので、ほかにはare callingがあったが、確かにこう説明すれば、may callがより適当であると理解できると思う。