公開日:1988年7月23日
レンタル:2012年1月13日(DVD)
上映時間76分
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●感想
この映画は、
・・・という映画です
1作目と2作目は、
上映時間45~46分なのに対し、
この映画は76分で、
約30分長くなってるだけあり、
見応えが増しています。
昭和の映画版は、
全部で4作品あるけど、
俺はこの映画が一番好きです。
敵は、
「太陽神アベル」。
ゼウスの子でアテナの兄。
・・・という設定。
ゼウスに匹敵するチカラを持ち、
アポロンから太陽神の座を奪い、
地上の支配を目論んだ結果、
ゼウスとアポロンに倒され、
神話から抹消された神様。
そんな設定だけど、
ギリシャ神話にアベルという神は存在しないので、
この映画オリジナルの神様です。
旧約聖書のアベルが元ネタかな?
「コロナの聖闘士」
太陽神を護る闘士だからこんな名前。
聖闘士の中から、
特別に選び抜かれた3つの星座の聖闘士で、
黄金聖闘士よりも高い能力と、
黄金聖闘士よりも高性能な聖衣を持つ。
・・・的な設定。
その中でも、
神谷明さんが声優の、
りゅうこつ座のアトラスがめちゃくちゃ強い。
「バーニングコロナ」
という火球攻撃を喰らった敵の、
ダメージの受け方が最高に楽しいビジュアル。
ナイスアイデアな表現だと感じてます
一方アテナは、
アベルに心を読む能力があるので、
本心から従うフリをしつつ、
星矢たちを守るために、
(お願いだからしばらく私から離れていて。)
・・・と言う願いを込めての行動ですが、
星矢たちの思考は小学生レベルだから、
そんな深読みが出来るはずもなく、
「俺たちはアテナに捨てられたんだ!
死ぬ思いで護ってきたのにどうして?」
とか言いながら、
ワンワン泣きわめきます
そして更に、
黄金十二宮編で死んだはずの黄金聖闘士が、
アベルの能力で生き返っている。
「アテナはいずれ私(アベル)の仲間になる。」
みたいな理由で説得されて、
アベルの部下になったは良いが、
アテナは、
アベルの仲間になることを拒否し、
その結果アベルに殺されるので、
この後、
●コロナの聖闘士
●黄金聖闘士
●青銅聖闘士
三つ巴の戦い。
・・・みたいな展開になります。
星矢たちは、
例えどんなに突き離されても、
俺たちはやっぱりアテナが好きなんだ。
・・・と、考え直して、
アテナの復活を目指して戦います。
それにしても、
星矢も、
紫龍も、
聖衣が粉々にされすぎるよ。
そんな戦い方をしたら、
ムウ様に怒られるから!!
オチは、
いつもと同じで全く考えてないやつ。
だけど今回は、
天秤座と水瓶座もやってくるので、
さすがに、
少年ジャンプ創刊20周年記念らしい、
スペシャルな感じがしました。
天秤座と水瓶座は瞬殺されるけど。笑
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