主治医との面談 | げたおの病気のブログ

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アメリカで病気なおじさん
2019年8月直腸がん発覚
2019年9月-12月放射線治療と抗がん剤治療
2020年1月大腸がん手術
2020年2月-5月抗がん剤
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2021年10月肺部分切除
2021年12月-2022年2月抗がん剤治療
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あぁ、今日なんかすごい疲れました。 昨日あんまり寝れなかったからかな。 それとも、還暦だからかな?

 

今日は主治医のディール先生との面談です。ざっくり言うと先生もハッピー、私達もハッピーの結果でした。先生は今回も放射線医からのレポートとは別に自分でCT画像を見てくれていて、問題ないと思うよ、と言ってくれました。

その後前回会ってからの生活や今後3ヶ月の予定等、ずっとアラスカにいた事、またアラスカへ行く事を話たら、日照時間が少ないから、次回の血液検査ではビタミンDも見よう、と追加してくれたり、本当にいい先生です。

放射線医からのレポートに書かれていた二点の留意点、冠動脈石灰化と脂肪肝の件も話をしました。

 

まず冠動脈石灰化ですが、これは今すぐの問題ではなく、10年後のリスクと捉える問題で、今現在のリスクとしてはまだ癌の再発の方が高いので、まだ先生としては様子を見たい、との事でした。例えば、アスピリンを飲むと石灰化に対応する事ができるけど、その場合、癌の再発に影響するかもしれないし、下血の可能性も上がるので、今現在どっちのリスクが高いか、と考えると、やはり癌を抑えるのが優先だよね、と言う事でした。ただ、石灰化がどの程度なのかを見るためのCTがまた別にあるので、通常の主治医(通常の健康診断や、怪我したり、風邪ひいたりした時の行きつけの先生はまた別にいます。)に相談するのがいいと思うよ、との事でした。

 

脂肪肝に関しては、酒ですかねーと私が聞いたら、どの位飲む?と聞かれたので、毎日ビール2缶くらいと、週末にワイン1、2本と、アラスカではウォッカ二週間で一本ボトル開く位、と答えたら、先生は半分笑いながら、う〜んと、それは、私達が勧めている飲酒のリミットよりかなり多いね、確かに酒は脂肪肝に直接繋がるし、大腸癌にも直接影響するから、1日あたり、1〜2、アルコール単位に落とした方がいいよ、と仰ってました。 そりゃそうですね。 でも、1アルコールというのは、ビールだと約1缶、ワインだと、1グラスくらいです。本当はそれでもそれを毎日飲むとリスクが上がるとの事なので、ずいぶん減らさないといけない感じです。 それと、先生は、もしまた肝臓に転移が見つかった場合、また一部切らないといけなくなるけど、その時、健康な肝臓じゃないと、残せる部分がなくなって、腫瘍を切れなくなる事にもなるから、肝臓はなるべく健康に保たないとダメだよ、と、嫌な事も仰ってました。正論なんですけどね。

 

私から見ると、もう治ったんじゃないかなーと見てるんですが、先生から見ると、いつ再発するかな、という目で見ているんですね。まぁ、そうですよね。ありがたい事ですが。

 

次回はまた3ヶ月後、CTと血液検査です。 3月ですね。 もう春です。

 

帰り、廊下を歩いていたら、これは日本の病院では見た事ないな、とふと、思ったので、写真撮りました。 

 



Reflection roomというのですが、小さな教会みたいな部屋です。イエス様がいて、中でお祈りしたりできる部屋です。ちなみに癌センターの横にあります。

 

ともあれ、最後の手術から8ヶ月、サバイバル中です。