今日は、東京競馬場で2018年に生まれたサラブレッド7398頭の頂点を決める一戦「第88回・日本ダービー」が開催されます。
競馬の祭典に相応しい世代トップクラスの17頭が集結したし、無敗の皐月賞馬エフフォーリアや牝馬のサトノレイナスに注目が集まっています。
◎ ① エフフォーリア
○ ⑰ サトノレイナス
▲ ⑧ ヨーホーレイク
△ ⑩ シャフリヤール
△ ⑪ ステラヴェローチェ
△ ⑭ タイトルホルダー
デビューから4戦4勝で皐月賞を制したエフフォーリアに死角は見当たらないし、去年のコントレイルに続いて無敗での二冠達成を果たすと見ました。
前走の皐月賞では4番手につけると直線ではあっさりと抜け出して後続に3馬身差をつける完勝だったし、まさに正攻法の横綱相撲。
デビュー戦(3/4馬身差)から百日草特別(1+1/4馬身差)、共同通信杯(2+1/2馬身差)と走るたびに着差を広げて強さを増している印象だし、ダービーではどんな走りを見せてくれるのか楽しみ。
折り合い面にも全く不安はなく、さらに距離が延びるのも問題ないし、何よりダービーでは圧倒的に有利な1枠1番という絶好枠を引き当てた強運も味方につけて世代の頂点へ。
2014年のレッドリヴェール以来、7年ぶりとなる牝馬のダービー参戦となったサトノレイナスはデビューから全てマイル戦を使われていて阪神JF、桜花賞でも2着と抜群の切れ味が持ち味。
1走ごとに持ち時計を大幅に短縮しているし、後方からレースを進めるだけに距離が延びた方が競馬はしやすくなるでしょう。
こちらは不利な外枠を引いてしまいましたが、前走のように最後方からではさすがに厳しいので、ある程度の位置は取りたいところ。
皐月賞では11番人気という低評価ながらエフフォーリアを上回るメンバー最速の上がりで掲示板を確保したヨーホーレイクが3番手評価。
GⅠのホープフルSでも3着、きさらぎ賞でもタイム差なしの2着という実績があってデビューから5戦連続で最速上がりと末脚は確かだし、鞍上を川田にスイッチしてきたのは勝負気配の表れでしょう。
毎日杯を1分43秒9という驚愕のJRAレコードで勝ったシャフリヤールのポテンシャルも相当だし、いくらペースが速かったといってもこれだけの時計で走れるのは非凡な才能の証。
アルアインの全弟ということで血統的にもGⅠで通用する下地はあるし、共同通信杯で0秒4差をつけられたエフフォーリアとの勝負付けは既に済んでいる感も、連下争いなら十分に可能でしょう。
皐月賞3着のステラヴェローチェも最後は必ず伸びてくるタイプだし、皐月賞2着のタイトルホルダーも先行してしぶといタイプだけに押さえておきたいところです!