石見国一之宮 物部神社
今回、出雲の旅の目的のひとつに島根県大田市八百山の麓に鎮座する
「物部神社(もののべじんじゃ)」を参拝することでした。
物部神社は物部一族を祭祀する神社で総氏神である石上神宮と表裏一体を
なす神社です。
僕は奈良の石上神宮が好きで月に一度は必ず参拝に行きます。
ですから、今回の出雲の旅ではこの物部神社は必ず訪れたい場所でした。
まわりには三瓶山や世界遺産の石見銀山があり、とても田舎で
ゆったりと時が流れている感じです。
鳥居から見る境内
一歩鳥居をくぐると威厳に満ちた溢れた雰囲気でむかえられます。
砂金を含んだ珍しい石だそうです。
浄・勝・財・健・徳の御利益がある勾玉が彫りこまれ、それに触るとなにか
いい事があるらしいです
とりあえず触っときました( ̄∀ ̄)
もともとは神体山である八百山を崇めていたそうです。
513年に社殿が創建され、何度か火事などで消失しながらも修復され
1856年の改修から現在に至ります。
【ご祭神】 (主祭神) 宇摩志麻遅命(うましまじのみこと)
(相殿) 右座 饒速日命(にぎはやひのみこと)
布都霊神(ふつのみたまのかみ)
左座 天御中主大神(あめのみなかぬしのおおかみ)
天照大神(あまてらすおおかみ)
客座 鎮魂八神(たましずめやはしらのかみ)
別天神(ことあまつかみ)
山頂には御祭神である宇摩志麻遅命の御陵がある。
入ってきたときには気付かなかったが、参拝を終え戻る時に狛犬の裏側に
「鶴」と「亀」の彫刻が施されていることに気がついた![]()
物部神社のご祭神である宇摩志麻遅命は、鶴に乗ってこの地に降臨されたと
言い伝えがあります。
これにちなんで、真っ赤な太陽を背負った鶴「ひおい鶴」を全国で唯一
物部神社の御神紋と定められました。
そういえば、出雲大社でも鶴と亀を見ていたなぁ~
<出雲大社(後編)参照 >
ちなみに出雲大社の背後に鶴山と亀山がある…
こんなに「鶴」と「亀」に目がいくと気になりますね~??
![]()
鶴と亀といえば「つ~ると~か~めが~♪」の『かごめ歌』を連想します。
かごめ歌は色々な解釈があるみたいですが、なにか隠された暗号でも
あるんでしょうかねヽ((◎д◎ ))ゝ
勝手な推理ですけど「か~ごの~な~かの~と~り~は~♪」
この一節は歴史から抹殺、封印された神様のことかも…
かご→籠→籠神社?のご祭神は「彦火明命」
「彦火明命」というと「天照国照彦天火明櫛玉饒速日命」ニギハヤヒですね。
「夜明けの晩に~」は夜明けから夜までということ?
夜明けというと日の出→日が昇るといえば伊勢。
夜は日の入→日が沈むといえば出雲。
伊勢神宮は天照大神。天照はニギハヤヒも同じ称号がついています。
「天照大神」と「天照国照彦天火明櫛玉饒速日命」。
この2柱の太陽神もなにか因果関係があるでしょうね。
籠の中でとらわれているのは、ニギハヤヒ
∑ヾ( ̄0 ̄;ノ なのか!?
鶴(伊勢)と亀(出雲)が統べったら(統括する)後ろの正面は
誰なんでしょう?
う~んヤバイ!なんかわけわからんこと書いてる!?(@_@)
かなり脱線しましたが、物部神社は色々と想いをめぐらす神社でした。
おわり
長浜神社
出雲大社から西側の稲佐の浜の前を通り、次の目的地の石見方面に
向かって車を走らせました

稲佐の浜というと旧暦10月の神在月に八百万の神々が上陸する浜なんですね。
僕は10年前まで島根県の松江市に5年間住んでいたので、稲佐の浜はよく
波乗りをするために来ていました![]()
その頃は、神様が集まる神聖な場所とはまったく知る由もなかったんですけど…
そんな懐かしい風景をながめながら、車を走らせると「長浜神社」という標識が
見えたので立ち寄ることにしました
そういえば、駐車場に車を止めると出雲大社を出てから降っていた雨が
いつの間にかやんでました
なんかずっとグッドタイミングなんですよね~( ̄▽+ ̄*)
地面からは先ほどまでの雨が蒸発して湯気があがっています
階段を上りきると門前に大きな注連縄。
門をくぐってから拝殿までの参道を歩くと社務所の方が太鼓を
鳴らしてくれます。
その太鼓の響きだけで身を清められる感じがします
拝殿にも大注連縄![]()
【ご祭神】 八束水臣津野命(やつかみずおみつぬのみこと)
布帝耳命(ふてみみのみこと)
淤美豆奴命(おみずぬのみこと)
八束水臣津野命は『出雲国風土記』に登場する神さんです。
出雲の国が狭いということで、よその余っている土地を綱で引っ張ってきて、
出雲の地につなぎ合わせたという「国引き神話」で有名です。
土地を引っ張ってくるって
…どんだけ大きい神さんやねん
って
感じですけど、それを表しているのが、宮崎駿の『もののけ姫』に
登場するシシ神。
このシシ神は八束水臣津野命をモデルにして書かれたらしいです。
そのモデルとなった民話が → こちらです
三つ合わさった鳥居はたしか檜原神社で見たことがあります。
大神神社も三ツ鳥居ですね。 めずらしいな~
中央 要石・夫婦石
右側 岐神社(道祖神が祀られている)
左側 荒神社(出雲地方の荒神さんはスサノオノミコトとされる)
社務所の方の話では、僕がここに訪れる直前に境内の木にカミナリが
落ちたそうです
なんだか出雲大社からずっとカミナリさんの導きであとを追わして
もらってるようです(^-^)
出雲大社 (後編)
御仮殿で参拝したあと、ご修造中の御本殿に向かいました
「八足門(やつあしもん)」の石段の下に古代神殿の柱の跡があります。
3本の巨木をひとつに束ねて直径3mの柱を作り、さらにそれを9本の
柱として高さ48mの神殿が建っていました。
素鵞社は本殿の真後ろにあるのですが、遥拝所は本殿左側からの参拝と
なります。
【ご祭神】 素戔嗚尊(すさのおのみこと)
本殿正面から参拝したとき、本殿の神座とされる大国主命はなぜか左向き
(西向き)に鎮座されているんですね~
知ってました
∑ヾ( ̄0 ̄;ノ
みなさんが参拝しているのは、実は本殿真後ろの、素鵞社に祀られている
素戔嗚尊をお参りしてることになるんですね![]()
記紀神話の中でスサノヲは荒ぶる神として描かれ、オオクニヌシは因幡の白兎の
話や天孫族に国譲りを協力したなど優しいイメージで描かれています。
あくまで僕の想像なんですが、スサノヲというのは実在した人物(神!?)
であり、なんらかの理由で大和朝廷はスサノヲ一族を歴史から抹殺する
ために、闇へ闇へと追いやり、オオクニヌシという神話を作り上げたのでは
ないでしょうか!?
出雲大社は表向きはオオクニヌシという大和朝廷に従順な神を祀り上げ、
しかしスサノヲの御魂を鎮めるために、こっそり本殿の後ろに素鵞社という
スサノヲの御魂を祀る社殿を作ったのかもしれません。
実際、出雲地方の神社の多くは素戔嗚尊が祀られています。
大国主命が祀られているのはあまり見かけません。(別名の大物主命や大己貴命
は見かけますけどね…)
まあ、古代のことなので真実は誰にもわからないでしょうけどね(;´▽`A``
素鵞社遥拝所から参拝をしていると、また頭上で「ゴロゴロゴロー」と
カミナリが鳴りだしました![]()
「十九社(じゅうくしゃ)」
東側と西側にあり、旧暦10月の神在月(全国は神無月)に全国から八百万の
神々が集まり、7日間会議されここに宿泊されます。
日本一の大注連縄(しめなわ)です。重さ5トンもあるそうです。
観光客の方が注連縄に小銭を投げてはりました。
うまく間に挟まると願いが叶うとか、よくわからない言い伝えがある
みたいです??
ここで疑問なんですが、そもそも「しめなわ」ってなんなんですかね~???
Wikipediaによると「神域と現世を隔てる結界の役割を意味する」とあります。
つまり、この世のものが神様の世界に立ち入れないようにするための
鎖みたいなもんですね
出雲大社の注連縄は一般の神社とは逆の巻き方をしてるそうです。
…ということは、さっきの意味とは逆にご祭神であるスサノヲもしくは
オオクニヌシが中から出られないようにするための結界ってことなんじゃ
ないでしょうか!?
しかも特大の大きさでガッチリと![]()
ん~~謎だらけです(-"-;A
ツルとツーショット![]()
鶴亀で縁起がいいです
いよいよカミナリが激しくなってきたので、駐車場に向かいました。
雨が降る気配は無かったのですが、少し急いで車に戻ると同時に
ザーっと急に雨が降り出しました![]()
龍神さんのはからいで、濡れないように待ってくれてはったのかも
しれません
ありがたいですね~:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
出雲大社をあとにし、次の目的地に向かいました























