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前回の記事で、個室で紹介されたクロコのバーキンとケリー、そして当時の私の葛藤についてお話ししました。


あの日、どうしても決断に踏み切ることができなかった私。



ところが、クロコの価格は私の歩みを待ってはくれませんでした。💦


気がつけば、当時600万〜700万円台だった世界は、800万、900万の領域へ。


恐ろしいほどのスピードで、価格は雲の上の存在になっていきました。


その間に私は、

普通革のバーキンやケリーとの出会いを重ね、

サイズ違い、色違い、革違いを楽しみながら、

少しずつエルメスの世界を広げていきました。


すると不思議なことに、

あれほど強かったクロコへの憧れも、

少しずつ落ち着いていったのです。



もちろん、

完全に忘れたわけではありません。

心のどこかに、

いつもクロコの存在は残っていました。



でも最近、

ようやく心の整理ができました。



そして、

私の中で何かが変わったのです。


もう追い続けるのはやめよう。

そう思えるようになりました。



クロコのバーキンは、

もう手が届かないというよりも、

むしろ今の私は、

そこにお金をかけたいと思わなくなったのです。



バッグだけではなく、時計やジュエリー。

今の私には、

心を惹かれるものが他にもたくさんあります。✨

限られたお金をクロコひとつに注ぎ込むより、

その時々の「好き」を楽しみたい。

そんな気持ちの方が大きくなりました。



そして何より、

あの特別なクロコを携えて行きたい場所が、

今の私にはなくなっていました。





もちろん、コレクションとしての素晴らしさは今でも理解できます。


街で美しくクロコを持たれている方を見かけると、やっぱり「素敵だな」と視線を奪われますし、羨ましいなとも思います。



けれど。

「羨ましい」と「自分が欲しい」は、
似て非なるもの。

今の私は、そう思えるようになりました。


誰かの持つ素敵なものを見て心が揺れることはあっても、
それを自分の人生に引き入れるかどうかは、また別のお話。



だから、ここで一度、心の中で区切りをつけようと思います。


さよなら、クロコ!



たくさん、美しい夢を見せてくれてありがとう。


いつまでも追い続けるより、
手放して区切りをつける方が、
ずっと心が軽くなることもある。


これからもエルメスの世界を愛しながら、自分の心地いいペースで、
大好きなものを丁寧に集めていきたいと思います。🌱



もし来世でまた出会えたら、その時はよろしくお願いします。😂


そして、クロコのバーキンを美しく持たれている皆さま。
やっぱり、文句なしに素敵です。✨











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