クイズ大会「天9」の感想(その4.2 「大阪秋の陣」想像上の作戦判断 41~60問目)
今回からタイトルが「~作戦記録」から「クイズ大会~の感想」に変わっています。(過去記事も変えた)
なぜか。タイトルに「クイズ」が入っていないと、「天9 クイズ」の検索で出てこないのです。
ささやかなSEO。そういえば天5のときも同じことしたの、今思い出しました。
(4)第3セット序盤(41〜50問目)
出題者がいま何問目か全く言わないのが気になる。それは想定していなかった。問題数は正確にセルフカウントしないといけない。
何か上野がノートに縦4列の表を書いたものを持ってる。ボールペンも4色持ってる。
「何それ」と聞くと、「問題数カウント用のメモ」とのこと。
なるほど。用意がいい。このパターンも想定してたのか。さすが。
4チームを4列の表にして、色も4色で書き分けるってことね。
上野はクイズに集中してほしいので、ノートとボールペンは私が借りて書くことにする。
41 スルー(デマケーション)
本当に私がいたらいきなり取れていたわけであるが(私は霞が関人なので日常用語)、まぁそういうこともある。
だいたい、57問目とかならともかく、41問目取って大阪狭山に入れてもあまり意味はない。岬は手数が余るのです。
42 シンサ⑮ 交野→四条畷(土星)
43 東大寺⑦ 大阪→堺(中元)
【東大寺奪い返し 堺→河内長野】
ここで使ってきたか。MQCに先に使ってほしかったが……
これで、堺をMQCが取れば、河内長野を再度奪い返すことになるだろう。そちらの形で決まる前提で考えないといけない。つまり、MQCに堺を取られてはいけない。
44 OBA ×②(カトリック)
45 MQC⑦ 八尾→大阪(犬に論語)
46 MQC⑧ 大阪→門真(小川未明)
MQCが門真を取った。我々はまだ大阪狭山も取っておらず、高石との両取りは絶望的。
さっきの計算では、MQCが何も取らず、我々が両取りして微妙だったから、もう確実にリードされただろう。
47 OBA⑦ 堺→大阪狭山(佐々木彩夏)
48 OBA ×③(セントヘレナ島)
49 東大寺⑧ 河内長野→千早赤阪(ディフューザー)
千早赤阪! まさか! あと11問だぞ。大阪まで3手。戻ってこられるのか。
我々にとっては影響が大きい。抜かれたかもしれない。暗算をし直さないと。
東大寺は確か25.1と守口。千早赤阪はうろ覚えエリアだけど、例外的に覚えてる。ぴったり2.0だから。
つまり、27.1と守口。守口は摂津0.8よりは小さい。
我々はさっき大阪狭山を取ったから28.6。勝ってる!
大阪狭山がなかったら自信は持てなかっただろう。四捨五入の偏りが心配になってくるレベルの微差。大阪狭山さまさまだ。
上野が聞いてくる。「まだ東大寺が堺でもいいのか?」。
「いい。勝ってる」とひとことだけ答える。
50 MQC⑨ 門真→大阪(日米和親条約)
そろそろ、大阪にいつ入るか考えないといけない。大阪だけを取ればいいなら、作戦の書に書いたように57問目以降の正解で入る。
ただ、大阪だけを取ればいい訳じゃない。堺がMQC、シンサクールだと負けなんだから、堺との両取りも考える必要がある。
考慮すべき要素は、他チームの位置。
シンサクールは四条畷で大阪まで2手、MQCは大阪で同じく大阪まで2手。東大寺は千早赤阪で3手。
これは作戦の書で「例外的なケースだが、次に大阪を取れないのが3チームなら55問目(54かも?)から入りに行くのが正しいような気がする」と書いたケースじゃないか。
守りの堅い難攻不落の大阪市。これは早めに大阪に入るのが正しいかもしれない。
堺との両取りもにらむなら、この守りが堅いケースで大阪だけ取ればいい前提で考えた55問目からでは遅い。53か54だろう。
54問目に正解できて入れるのがベストだろう。
(5)第3セット中盤(51〜57問目)
51 スルー(つくみず)
52 OBA⑧ 大阪狭山→堺(アルフェラッツ)
これで次は大阪だ。次は53問目。真の正着は分からないが、いいだろう、53問目からGOだ。
片岡君が「次の問題、正解していいんですか」と聞いてくる。
さすがによく分かってる。「正解していい」と答える。
大阪に入ることは決めた。次は大阪に入った後のGO、STOPを決めておかないと。
正解を出した後に考えるのでは遅い。
常に1手先を考えて、出題される前に4チームのどこが正解したらどうするかを判断しておき、正誤判定が出たら即座に指示。
ここからはその繰り返し。
大阪で正解すれば堺だ。MQCも次は堺。先に入っていいのか。
この両取りのケースを直接考えたことはなかったが、大阪だけを狙って取る場合から簡単に類推できる。
作戦の書で「大抵の場合、57問目以降の正解から入るのが正しいと思う」と書いた。
大阪を狙って取るなら57問目以降の正解で入る。堺も同じことだ。
つまり、56問目まではSTOP、57問目からGO。
56問目までにMQCに堺に入らせて、その後を追いかけるということだ。
それより早くMQCが正解して堺に入れば、その次の問題からGO。
今はシンサクールと東大寺を考える余裕はない。
その2チームは大阪まで2手と3手。大阪まで1手になってから考えれば足りる。
ちなみにクイズの方は、最初の方は集中して聞いて、スポーツや政治・行政系の得意ジャンルならそのまま集中し、芸能だの文学だのなら耳を切って作戦判断に集中。
これは上野にはできない、クイズの弱い私ならではのアドバンテージ(と言っていいのかどうか……)。
何しろ考えることが多いんだよ。だから岬を選ぶなって言ったのに。
53 東大寺 ×①(博多とおりもん)
54 OBA⑨ 堺→大阪(でいご)
やった、上野、さすが分かってる! 54問目はベストタイミングだ!
この大阪の守りは堅い。最後まで守り切れるかもしれない。
即座に上野と片岡君に指示。
「今から2問は、MQCが正解しない限り、正解もしてはいけない。絶対に押すな」。
55 スルー(ポール・ギャリコ)
56 シンサ ×③(メタスピード)
シンサクールが誤答。これはどうなるんだ?
57・58が休み。59を正解したとしてもまだ大阪に入れない。60問目で正解する必要がある。
60問目は、我々にとってはつぶすか正解が必要かどちらかだ。
つまり、60問目をシンサクールが正解するということは、我々は必要だった正解をできなかったことを意味し、シンサクールに大阪に取られることとは関係なく、負けは決まっている。
つまり、シンサクールの機動は100%気にする必要がなくなった!
脳内から、シンサクールの機動の枝をバッサリ削ぎ落とす。
東大寺も大阪まであと3手ある。MQCだけに集中する。
脳の負荷がかなり軽くなったのを感じる。もう判断は間違わない。後はクイズだ。
さて、次は57問目。ここからGOだ。
上野と片岡君に「ここからは全問題押していい。ただし普通に」と告げる。
57 東大寺⑨ 千早赤阪→河内長野(水曜日のダウンタウン)
東大寺が河内長野に入った。次は堺だ。東大寺が堺に入っても、我々の方がまだ上。
一方でMQCにとっては、自分が堺に入った後に東大寺に入られるのは脅威だ。
つまり、57問目の東大寺の正解で、我々は南に強力な援軍を得たことになる。
(5)第3セット終盤(58〜60問目)
58問目の結果がどうなると、59問目がどういう状態になるかを整理する。
我々が58問目を正解すれば、59問目はシンサクール、東大寺、自分の正解と自分以外の3チームの誤答なら、60問目をつぶして勝ち。MQCの正解に限り逆転され、60問目勝負になる。
この状態を、58:自分の正解→59「味方3敵1、他誤答は味方」と表記する。
58:他チームの誤答→59「味方3敵1、他誤答は味方」
58:東大寺の正解→59「味方2(自分、シンサクール)敵2、他誤答は味方」
58:MQCの正解→59「味方2(自分、東大寺)敵2、他誤答は敵」
シンサクールは58は休み。
58がMQCの正解以外なら、他チームの誤答も味方になる。
ここまで来ると誤答もかなり増える。つまり、58がMQCの正解以外なら、勝つ確率がかなり高いということだ。
58 MQC⑩ 大阪→堺(牛海綿状脳症)
痛い! 痛い! 逆転された!
MQCの正解だから、59問目は「味方2(自分、東大寺)対敵2、他誤答は敵」。
他チームの誤答が敵に回った。
59問目、片岡君が押す気満々だ。でも、自分で正解しなくても、東大寺の正解でも勝てるんだ。
どうする? 片岡君に「あまり急ぐな」と言うか?
バカな。そんなことして他チームに押されたら後悔する。片岡君に謝りようもない。
片岡君を信じろ。上野も信じろ。自分もプレーヤーだ。作戦は全部忘れてクイズで勝負!
運命の59問目。「問題。紀元前509年頃から紀元前27年まで続いた、王や皇帝が在位しな/かっ」
片岡君にしては割としっかり長めに聞いたタイミングでランプが付いた。これは行けるか?
「大空位時代!」。ブー。
59 OBA ×④(共和制ローマ)
ナイスファイト。ここで押せるのが片岡君。
この1問の押しのために、片岡君が第3セットに入っていたようなもの。ありがとう。
我々は休みで、もうクイズは終わった。でも、まだ勝負は終わりじゃない。
MQCが、次が最終問題で、河内長野を奪えば逆転することを知っていれば、問題をつぶし、河内長野を奪って勝つ。
そうなった場合、我々は28.6、MQCは29.0+門真(29.6)。この面積の大小を正確に計算できているとは限らない。
この微差はそう簡単じゃない。たぶん、正解を取りに来るだろう。問題を聞いてくれるなら、東大寺が正解すれば再逆転だ。
問題数も、出題側は明らかに意図的に知らせないようにしている。これもそう簡単じゃない。
私は上野に借りたノートとボールペンで記録していたが、何度か書き忘れて、上野に埋めてもらった。
「問題。大阪では1文字目……」。やはりMQCは押さない。東大寺、頼む!
しかし、ランプがついたのはシンサクール。もう、正解か誤答かは関係なかった。
60 シンサ⑯ 四条畷→大東(きつねうどん)
シンサクールが大東市を選んだ後、ボタンを押す音が鳴り、MQCのランプがついて、河内長野を奪って逆転勝利を収める、はずだった。
しかし、音は鳴らなかった、らしい。
誤答のブザーが鳴り、出題者の「これで終了です」の宣言があり、我々が勝利した、らしい。
現場で何が起こっていたのか、遠く東京にいた私には、分からない……
<最終結果>
1位 OBA(紫) 28.6%(544.74平方キロ) 9〇4×
2位 MQC(赤) 23.8%(453.40平方キロ) 10〇1×
3位 シンサ(黄) 22.1%(421.58平方キロ) 16〇3×
4位 東大寺(緑) 19.8%(377.02平方キロ) 9〇1×
クイズ大会「天9」の感想(その4.1 「大阪秋の陣」想像上の作戦判断 1~40問目)
4.「大阪秋の陣」想像上の作戦判断
(1)この章を書くスタイル
大佐が何問目をどのチームが正解してどの市町村に進んだかといった記録を全部取って、村江さんが実況してくれたので、各チームの機動はすべて再現できる。
正解が何だったかは作戦上の判断とは関係ないのだが、読む方にとっては○問目と書かれるより、○○が答だった問題と書かれる方がわかりやすい場合もあると思い、正解も併記する。
こちらは、かおりさんが実況してくれた。(分からなかった部分は、後で荻島君の録音で補足した。)
それを元にどういうスタイルで書くか悩んだが、私がその場にいなかったことも再現し、いちいち○○らしい、誰々は○○と感じたと聞いた、○○は分からないなどと書くと、読む方も煩わしい。
この文章はもともと『想像』作戦記録。いっそ想像に振り切って、私が第3セットの機動担当としてその場にいたら、という形で書くことにする。
実際の第3セットに出たのは、上野、片岡君、関口あすかさんの3人。
恐縮ながら、あすかさんの代わりに私が出ていたとの体で、書き進めていきたい。
なお、私がその場にいても、クイズの実力上、私が出ることはなかったということは、あすかさんの名誉のために書いておく。
もう1つ、この章を書くために最も大事にしたことを書く。
それは、自分の能力の限界を超えることを「できた」と書かないようにするということ。
後から結果を知って書いているので、事後諸葛亮的なことを書こうと思えば何とでも書けてしまう。
できるだけ等身大の自分に照らし合わせて、できたであろうことを再現したいと思う。
そのために、事前に書いた「作戦の書」はとても役に立った。これが事前に書かれたことは、OBA−Qのメンバーは皆知っている。
そこに書いて準備していたことはでき、書いてないことは準備が足りずできなかったという判定をしておけば、概ね間違いはないだろう
(2)第1セット(1〜20問目)
選択したスタート地点は岬。第1セットはダンナ(関口仁)、春日君、松ケ野さんの3人。
柏原発のシンサクールより先に岸和田を取らなければならない。
岸和田までは5手。柏原からは最速で4手、河内長野周りで5手、東大阪周りで6〜7手。
ここから全問題を追っていく。
左から順に問題数、押したチーム、チーム累計正解(誤答)数、機動、正解の順に書いてある。
1 OBA① 岬→阪南(アル・リフラ)
2 OBA② 阪南→泉南(向田邦子)
3 シンサ① 柏原→羽曳野(ヤルタ会談)
八尾、八尾、八尾と言ってくれ〜と願うが、聞こえたのは「羽曳野」。
これで封鎖しに来ることは確実になった。頼む、何とか…。
4 MQC① 島本→高槻(フロムソフトウェア)
5 シンサ② 羽曳野→富田林(木村伊兵衛賞)
最速封鎖狙いで堺と言われるのではとの不安もあったが、背後の守りも考慮した富田林の方が常識的な手。
ちょっとだけほっとする。これで岸和田まで3手対3手。
6 スルー(エンパナーダ)
7 OBA③ 泉南→泉佐野(バンフ)
8 MQC② 高槻→茨木(車輪の下)
北方電撃戦がリーチだ。
もう1問MQCが取って東大寺が失格になれば、北方をMQCが大きく取ってしまう。
東大寺、がんばれ……
9 OBA ×①(ららぽーと)
10 東大寺① 能勢→豊能(足利義教)
やった! 東大寺、ありがとう!
北方の均衡を保つだけでなく、OBAーQにとっては休みを1問消費してくれたありがたい正解。
11 シンサ③ 富田林→河内長野(ダニエル・デイ・ルイス)
12 シンサ④ 河内長野→和泉(中入り)
13 OBA④ 泉佐野→貝塚(無痛分娩)
岸和田まで1手対1手。いざ勝負!
14 シンサ⑤ 和泉→泉大津(イノブータン王国)
終わった…。岸和田を奪い返して2問休んで、シンサクールより先に忠岡に先に入るのが絶対条件になったか。厳しい。
と思いきや、聞こえてきたのは「泉大津」。
泉大津? 何で? おそらくはルールへの誤解があったのだろう。いずれにしても助かった。
15 東大寺② 豊能→箕面(鹿鳴館)
16 シンサ ×①(ハワード・カーター)
17 OBA⑤ 貝塚→岸和田(アリス)
【OBA奪い返し 岸和田→和泉】
やった! 生き延びた! で、和泉を奪い返して、と。
しかし、ルールに誤解があったとしても、何で泉大津だったんだろう。
この情勢なら北方に急ぐべきで、間違うにしても北方への手数の短い高石だろうに。
と考えた瞬間、ひらめく。そうか! 彼らは手数は関係ない局面と考えているんだ。
その論理的帰結は、和泉を再度奪い返して堺に接しようとしているということ。
確かにそれなら手数は関係ない。だから、高石より大きい泉大津を取ったんだ。
だとしたら、シンサクールより先に北に急行だ。
まだMQCは茨木、東大寺は箕面。ともに東大阪まで3手。和泉からも3手。まだ間に合う。
18 MQC③ 茨木→吹田(RCEP)
【シンサ奪い返し 泉大津→和泉】
やはりそれか。北に急げ! 東大阪が勝負だ!
19 スルー(ベンダーロックイン)
20 東大寺③ 箕面→豊中(トンマナ)
ベンダーロックイン、休みでなければダンナは取れただろうな。惜しい。
第1セットで思ったのは、正誤判定の後、市町村を選択し、それを復唱し、次の問題を読み始めるまでのインターバルが想定よりゆっくり。(実際には録音を聞いてそう思った。)
これは助かる。これだけ時間があれば、判断をし、指示を出すことは十分にできる。
(3)第2セット(21〜40問目)
第2セットは三小田、内田さん、荻島君。
21 東大寺④ 豊中→大阪(赤と黒)
22 シンサ⑥ 和泉→堺(ロレックス)
もう東大阪や八尾は厳しい。そうなると高石と大阪狭山だけ取って、予想通りの29.2か。
これは他チームの面積の暗算が大事になりそうだ。極めて僅差の。
だから岬は嫌だって言ったんだよ。暗算は苦手なんだよ…
23 シンサ⑦ 堺→松原(モノポール)
24 シンサ⑧ 松原→大阪(ロッキング・オン・ジャパン)
25 シンサ⑨ 大阪→東大阪(木曜日)
26 シンサ⑩ 東大阪→大東(太宰治)
シンサクール、すごいな。いったい何連答した?(5連答)
でも奪い返し使ったから、大東から先は難しいぞ。
枚方方面に入りたいなら、出口を2個用意して、よほど慎重に入らないと…
27 MQC④ 吹田→摂津(メルヘン街道)
28 東大寺⑤ 大阪→守口(大阪公立大学)
29 シンサ⑪ 大東→寝屋川(へそ)
寝屋川!! チャンス! 封鎖できる。MQC、東大寺、頼んだ!
30 シンサ⑫ 寝屋川→枚方(最澄)
そろそろ暗算を始めておこう。
第3セットに入ってボタンに付いてしまったら、もう暗算している時間はない。
第2セットのうちに情勢分析を終えておく必要がある。
OBA-Qは岬パッケージ16.2を確保し、大阪11.8は勝利への大前提。
この28.0がベースで、足せるのは高石0.6と大阪狭山0.6。
東大寺は能勢パッケージ11.4と守口。守口はうろ覚えだが、摂津0.8より小さいのは間違いない。
これに堺7.9と河内長野奪い返し5.8を足すと、25.1と守口。
まだ八尾が残ってるので、28.0との大小の判定は困難。
MQCは島本0.9、高槻5.5、茨木4.0、吹田1.9、摂津0.8で13.1。
堺7.9と河内長野奪い返し5.8を足すと、26.8。これも八尾次第。
シンサクールは枚方まで来たので、封鎖されなければ、交野と四条畷も取るだろう。
シンサクールの暗算は難しい。市町村の数も多いし、能勢か岬を選ぶことを考えてたから東側はうろ覚えなんだよなぁ。
まぁ、あれだけ取っていればきっと負けている。その前提で機動しよう。
(ちなみに、四条畷まで取って、河内長野を奪われて、堺を取って30.1。負けという見立ては正しい。)
31 スルー(最相葉月)
32 OBA⑥ 和泉→堺(合併号)
33 MQC⑤ 摂津→大阪(砲丸投げ)
34 MQC ×①(メディアスクラム)
35 シンサ ×②(ライフ・シフト)
36 東大寺⑥ 守口→大阪(メデューズ号のいかだ)
守口→門真、奪い返し門真→大東で封鎖完了だったのに……
でも仕方がない。貴重な奪い返し、大東1.0で使うより、河内長野5.8で使いたいのだろう。
私なら封鎖するが、これも立派な1手だ。MQCも大阪にいるから、大東を奪い返して封鎖できるが、こちらもするつもりはないようだ。
37 スルー(山岳スキー)
38 シンサ⑬ 時間切れで選べず(いちご)
シンサクール、混乱している? 交野以外に選択肢はあったのだろうか。
39 MQC⑥ 大阪→八尾(ポグロム)
八尾が決まった。暗算をし直そう。これでほぼ大小は決まるだろう。
東大寺は堺を取って河内長野を奪っても、25.1と守口。我々の勝ち。
MQCは八尾2.2を加えたので、堺を取って河内長野を奪えば、29.0。
我々がベースの28.0に、高石0.6と大阪狭山0.6の両取りをできなければ負け。
我々はさっき高石を取らずに堺に入った。今から両取りは難しいだろう。つまり負け。
シンサクールの暗算は難しいが、さっき我々の負けと考えることに決めた。
つまり我々が大阪を取る前提で、堺は東大寺ならOK、MQCとシンサクールはダメ。
ただ、我々がMQCに負けるのは、MQCが河内長野を持っている前提だ。MQCが先に奪い、東大寺が再度奪い返せば、堺は東大寺でもMQCでもよくなる。
MQCが先に河内長野を奪ってほしいな~。
これで予定通り、ボタンに付く前、第2セット中に情勢分析は完了した。上野と片岡君に伝える。
「我々が大阪を取るのは絶対条件。その前提で、堺は東大寺なら与えてよい。シンサクールとMQCはダメだ」。
さて、そろそろクイズのことも考えよう。私だってプレーヤーなのだから。
40 シンサ⑭ 枚方→交野(コメディリリーフ)
そしていよいよ、運命の第3セットが始まる。
第2セット終了時に想定した、東大寺が堺を取り、河内長野を奪った形。
OBA-Q(紫)28.0、東大寺(緑)25.8で勝っている。
なおその後、東大寺が千早赤阪2.0を取ったが、OBA-Qも大阪狭山0.6を取っていたので、判断困難なほどの僅差にはならなかった。(28.6 対 27.8)
同じく、MQCが堺を取り、河内長野を奪った形。
OBA-Q(紫)28.0、MQC(赤)29.0で負けている。
なおその後、OBA-Qも大阪狭山0.6を取ったが、MQCも門真0.6を取っていたので、判断困難なほどの僅差にはならなかった。(28.6 対 29.6)
シンサクールが四条畷を取った後、堺を取った形。河内長野は奪われている前提。
暗算は困難であきらめたが、負けと判断した。
実際にもOBA-Q28.0、シンサクール30.1で負けている。
なおその後、OBA-Qは大阪狭山0.6を取ったが、結果は変わらない。(28.6 対 30.1)
クイズ大会「天9」の感想(その3 第1ラウンド〜第2ラウンド開始直前)
3.第1ラウンド〜第2ラウンド開始直前
(1)第1ラウンド「5セット制クイズ」作戦の書
第1ラウンドについても、全員向けの簡単な作戦の書を作って共有してあった。その内容は次のとおり。
3位通過のラインは8点なら確実。7点でもおそらく大丈夫。つまり、1人1点取ればいいということ。強い人は2点を目指す。
第1~4セットの誤答のペナルティは、実質(素点とその後取れたはずのポイント分の和)で1問目は-1.91点(※)。
それが1問進むごとに0.1点ずつ減っていき、10問目は1点。これは、重くも軽くもない。
各人が、この2条件と自分の実力を考え合わせ、どのような意識(勝負するジャンル、押すスピード等)で10問のクイズに臨むか、心を決めておく。
そこで決めた意識のまま、10問のクイズを貫き通す。第4セットまでの人は、次のことをしてはいけない。
・チーム全体の点数状況に応じて、押す意識を事前に決めたものから変える
・自分が目標とした点数を取れていないので、責任を感じて最後1~2問で誤答覚悟の押しをする
第5セットの2人は、開始時点で5点以上あれば、当初決めたとおりの意識で15問のクイズを貫き通す。4点以下であれば状況に合わせて押すペースを変えていく。
4点以下の場合のペースの変え方は、2人にお任せするしかないが、1問目からペースを上げるより、途中まで当初のペースで行って、半分ぐらいから上げる方が、逆転の可能性は高いであろう。
(※)誤答ペナルティは、素点のマイナス、解答権が剥奪されていなければその後に本人が取れたはずのポイント、同セットのチームメイトが押しにくくなったことで取れなくなったポイントの和。
素点はマイナス1点。
第5セットは全チーム2人割り振るとすると、第1~第4セットには7人を割り振る。
したがって、各セットの参加人数は、7人×7チーム÷4セット=12.25人。
解答権が剥奪されていなければ、本人は1問当たり1÷12.25=0.08点を取れたはず。
1問目なら残り9問なので9÷12.25=0.73点を取れたはず、そこから1問当たり0.08点ずつ減っていき、10問目はゼロ。
誤答があると、チームメイトの誤答の素点が-2になり、押しにくくなる。
それにより、取れるはずのポイントが25%減ると仮定する。
1問当たり1÷12.25=0.08点を取れたはずが、1÷12.25×0.25=0.02点減る。
1問目なら残り9問なので9÷12.25×0.25=0.18点で、そこから1問当たり0.02点ずつ減っていき、10問目はゼロ。
これらを合計すると、1問目の誤答の場合は、1+0.73+0.18=1.91点。
そこから1問進むごとに0.1点ずつ減っていき、10問目の誤答は素点の1点のみとなる。
(2)控えメンバーの役割
OBA−Qは今回、規定上上限の15人のメンバーを登録した。
その中には、全く出場できないことが決まっているメンバーもいた。割り切れない思いを持つ人もいたかもしれない。
そういうもやもやした人がいる状態は、本人のためにも、チームのためにもよくない。
それを避けるためには、そういう人にも、チームを勝利に近づけるための役割があればいい。
出場して正解を取ることだけがチームへの貢献ではない。
例えば私はそもそも参加登録すらしていないが、「作戦の書」を作ることでチームを勝利に近づけるという役割があり、それで満足していた。
現場の人たちも同じこと。勝利に向けた役割があれば、満足できるはず。
現場でできる勝利への貢献の1つは、当日出た全問題の正解を記録するスコアラー役。
これには1つの成功体験がある。もう15年も前になる天2。
全問題の正解を記録することで、1回戦で15問目に完全2択問題が出ることと、2回戦で21〜30問目は1〜20問目より簡単になることを、我々は戦う前に知っていた。
それが1回戦、2回戦での勝利にどれだけ役立ったことか。
そしてOBA−Qには、スコアラーのプロフェッショナル、大佐がいる。
いつも大佐は、全問題の正解を正確に記録してくれている。
私の作戦の書は「大阪秋の陣」に入れなければ無駄になるし、大佐の採ったスコアも結果として使えない場合もある。
無駄になる可能性が高いとわかっていても、役に立つ可能性があるのなら、そこに膨大な労力を使う。
そういう作業を黙々とする人がいることが、作業成果の実際の効能とは別に、ボタンに付くメンバーの士気を高め、ボタンを押す勇気を与えるのだと、私は信じている。
それはOBA-Qメンバーにとっては常識で、改めて言うまでもないことなのだが、当日の朝、チームのラインで「あまたのスポーツ大会の例を引くまでもなく、試合自体には出場しない控えメンバーが実は勝敗を分けるのもよくあることです。全員でがんばりましょう!」と念押ししておく。
普通はこういう精神面のことは上野が言うんだけど、こればかりは上野も言えないよね。
オラオラ控えメンバー達よ、出場する俺たちのためにスコアつけとけよなって、そりゃ言えないよ。
控えメンバー本人達からも言いにくい。
こういうのは第三者が言うのがいちばんいい。この場合は、その場にいない私が適任でしょう。
(3)第1ラウンドの結果
大佐が正解を記録するだけでなく、かおりさんがラインで実況中継までしてくれた。
なので、何が起きていたのか、第1ラウンドから準決勝まで、ほぼリアルタイムで私にもわかった。ありがとう。
(決勝は壇上にいたので実況できず。)
どうやら玉Q13点に次ぐ9点で2位通過したらしい。
その積は13×9=117。これなら2位通過の中のトップ、6番目に第2ラウンドのコース選択をできるだろう。
つまり、「大阪秋の陣」にほぼ確実に参加できるということだ。
作戦の書は無駄になってもよい覚悟で作ったつもりだが、それなりに手間もかかったので、使われ得る機会が来たことはうれしかった。
(4)玉Qの選択
自分たちが「大阪秋の陣」に出られそうだと分かると、玉Qきてくれないかな〜、玉Qきてくれないかな〜、そのことばかり考える。
玉Qと決勝で当たったら勝ち目はない。
だからこういうややこしいルールで倒しておきたいという実利的な理由もあるが、本音のところでは、私はやっぱり市川君と戦いたいのです。
この連載の冒頭にも書いたように、クイズの作戦論を同じ深さでできそうな知り合いは、私には上野と市川君しかいない。
上野はチームメイトなら楽しいが、戦ってもおもしろくない。作戦に対する考え方が、私と似過ぎている。わかりすぎる。そして選択する作戦が私と同じで地味だ。
だから戦う相手としては厄介なだけで、おもしろくない。
市川君は、私とは発想が全然違う。だから、チームメイトとして共同で作戦を考えようとしても合わない。そのことは天3で同じチームで戦ってよく分かった。
選択する作戦は常に大胆で、そして、手強い。だから、相手にして戦った方がおもしろい。
13年前の天3で一緒に戦ったときや、OBA-Qの例会で感じた印象は、恐ろしさとある種の甘さ。
はまった時はすごく強い。私には及びもつかない。でも、その大胆な策をあえて選択すべき根拠はあるのかなと感じることもあった。
私は臆病なので、自分の策を採ったことで不利になることだけは耐えられず、勝ちから逆算するのではなく、絶対に得になることが保証されている細かい技を積み重ねる主義。
それぞれ善し悪しはあるのだけど、同じメンバーを率いて複雑なルールで戦えば、半分以上は勝てるだろう、13年前はそう思った。
13年経ってどうなっただろう。天by天by天はもう慣れすぎて、力は測れない。
「大阪秋の陣」は、スタート地点としてどこを選ぶか、どういう機動をするかで、何を考えたか、どこまで深く考えたかは大体分かる、最適な舞台。
市川君は何を選ぶだろうか。
でも、玉Qはローリングを選んだらしい。ローリングを選んで勝てる、強いチームなのだね。
それに、作戦は私にとってはクイズの大部分だけど、市川君にとってはプレーヤーとしての顔、クイズ界の代表としての顔、多数の顔の1つに過ぎない。
まぁ、仕方がない。決勝で当たったら勝てないから、準決勝で会おう(って私はいないのだけど)。
(5)スタート地点は岬
戦う相手はMQC、シンサクール蒲田、東大寺学園に決まったらしい。
選択順位1位で、好きなスタート地点を選べるらしい。
ラインから、岬を選ぼうとしている雰囲気を感じる。
え〜、やめてほしい。北がいい、能勢がいいよ。
現場にいない私がどこまで言うべきか悩みつつ、ラインにこう投稿する。
「やっぱり後悔したくないので、一度だけ発言して、後は口をつぐみます。
岬は柏原とのやや不利な勝負を制しても、最終盤の有利は保証されません。
能勢と島本は、全く互角のお互いの勝負を制すれば(失格まで追い込まずとも、2手目と3手目を先に取れば)、最終盤の有利(大阪だけで足りる)が保証されます。
なお、その勝負に勝った場合の有利は、能勢は無条件ですが、島本は柏原が八尾・東大阪に来ないという条件がつきます。
したがって私は、能勢がいちばん有利と評価しています。
チーム力を比較してのスタート地点選びは、私はあまり重要ではないと評価しています。」
返信がない。岬を選ぶということか。まぁ、上野以外の8人の気持ちは分かる。
3連答されたら失格なんて、そんなところに踏み込みたくない。
うん、その8人にとってはその判断が正しいと思う。納得した。余計なこと言ってごめんなさい。
でもさぁ、上野はさぁ。封鎖されるリスクはまあいいだろう。
でも言ったよね、封鎖を突破できても、岬の最終盤は最も難解になることが約束されているって。
単純に大阪を取れば勝てる展開にはならない。大阪を取った上で、堺をどこが取るかで勝敗が分かれる。
最終盤、堺をどこが取りそうかで刻々と機動の方針を変えなければならないって。
その自信があるってことだよな。
岬を選んどいて、60問目リードしてたのに、勝ってるか負けてるかわからないからつぶせずに取られて負けなんてなったら許さんからな!
岬は計算は簡単なんだ。小数点の一桁まで、きっちり覚えたんだろうな!(後日談:ちなみに覚えていたそうです)
岬の最終盤の難解さとはこういうことだ。
岬パッケージ(岬・阪南・泉南・泉佐野・貝塚・岸和田)16.2は確定的に取れ、勝つために大阪11.8が必要なのは大前提。これで28.0。
和泉4.5が最後まであればいい。
でも、きっと柏原に奪われる。柏原は、河内長野が北方に奪われる代償にたいていは和泉を求める。
これに泉大津0.8、高石0.6、大阪狭山0.6を足せても、30.0だ。
これ以上はほぼ確実に取れない。奪い返しも和泉で使わされている。
この30.0という数字は、残りの3チームが堺を取ったら、勝てる相手と負ける相手に確実に分かれる数字。
しかも、細かい3つ全部を足した上で大阪まで達するには、11問正解が必要。それは難しい。
だから、最終的な数字は、堺も取れない限り高い確率で28.6か29.4。これは本当に僅差になる。
まぁでも、上野には自信があるのだろう。岬を選ぶのを認めたのだから。そう信じるしかない。
(6)「大阪秋の陣」全員用の作戦の書
こちらも、全員向けの簡単な作戦の書を作って共有してあった。その内容は次のとおり。
<全員用>
複雑な機動を考える必要があるルールだが、クイズには関係ない。機動を考えるのは担当者に任せ、最終盤に入る前までは淡々と同じペースで押し続ける。
例外的に以下の3つの場合だけ、押しのスピードを上げる。
・自分が能勢か島本で、相手の島本か能勢に対し、2連答されたorした場合
・自分が岬で、他チームが和泉におり、次に岸和田を取られる場合
53問目終了までにしてよい誤答は3回。早めに3回目が出てしまったら、53問目までは誤答を避けることを優先して押す。54問目以降は誤答数は勝敗に無関係。
<最終セットの3人用>
60問目をつぶす判断は、機動担当者(上野)に任せる。上野がつぶさなかったら正解が必要ということ。
60問目の時点で自チームと他チームの両方に奪い返しが残っていたら、勝利の可能性がなくても、3人全員で60問目終了後の最速のタイミングでボタンを押す。
誤答の場合はブザーの音が消えた直後、正解の場合は「大阪(市)」「堺(市)」」の発声の直後。お互いの確認やいかにもな押す構えなど目立つ動きは避ける。
なお、自チームが正解した場合は、大阪・堺と発声する人(上野)に任せる。
そしていよいよ、「大阪秋の陣」が始まる。
クイズ大会「天9」の感想(その2.2 大阪秋の陣「作戦の書」後半)
(6)手数の問題
上述の理想的な機動例の手数は、能勢12(短手数9)、島本12(短手数8。ただし面積やや不足)、岬7、柏原北11、柏原南12。
これは大阪に接するまでの手数で、54問目から最終盤に入る前、53問目終了までにたどりつく必要がある。
勝つには、54~60問目の間にあと1問正解し、大阪を取る必要がある。
53問で誤答・スルーが計20%とすると、1チーム当たりの平均正解は10.6問。
やはり、12手が必要だと苦しい。
岬以外は、一筆書きや先の展開を意識して、手数の無駄のないように。
能勢と島本は短手数ルートもあるので、4手目で決断(島本の短手数ルートは面積がやや不足)。
多少面積を減らせば細かいショートカットもできる部分もあるので、随時判断。
やることのない岬は逆に、押しのペースを上げて全体の誤答を増やし、他チームの手数不足を誘発する。柏原は北11手、南12手+大阪の12~13問正解が絶対必要。
(7)奪い返しの使い方
奪い返しには3種類の使い方がある。
1つ目は、序盤に封鎖回避のために使用。使う場面は決まっており、考えることは少ない。
2つ目は、中盤に確実な面積確保のために使用。逆奪い返しをされにくい、大阪・堺に接しない市町村で使い、自陣として確定する。
能勢にとっての高槻、島本にとっての茨木、柏原にとっての岸和田(岸和田を先に取り、岬に奪い返された後、和泉に戻って岸和田を奪い返す)。
機動の流れに沿って使うが、高槻・茨木の奪い返しは第3セットになってから。
3つ目は、最終盤に大阪・堺と接する位置で使う。もう逆奪い返しされない最後に使って確保しようとするが、使うタイミングは難しい。
最終盤での使い方は難しく、できれば50問目までに使いたい。
大阪・堺と接していない位置がベストだが、小ぶりで逆奪い返しをされにくい東大阪あたりで使う手も。
最終盤での使い方は60問目終了後がベストだが、奪い返しで河内長野が欲しく、大阪も必要で、結局は堺と大阪両方いるのと同じこと、みたいな形が残りやすい。
ちなみに河内長野5.8、和泉4.5で、大阪に接する中で最大の東大阪は3.2。
60問目での使い方は、リードしているか、奪い返しを使えば逆転できるなら、60問目をつぶして、誤答のブザーの直後に押す。
ただ、他チームが同じことを狙う可能性があり、押し負けるかもしれない。
ボタンを押せる最速のタイミングで押す。誤答の場合はブザーの音が消えた直後、正解の場合は「大阪」「堺」の発声の直後。
奪い返しが残っていたら、3人全員でこのタイミングで押すことを徹底。お互いの確認やいかにもな押す構えなど目立つ動きは避ける。
たとえ勝つ可能性がなくなっていても奪い返しを使うのは、ベストを尽くすという意味でマナー上も許されるのではないか。
(8)中盤戦略
中盤で重要なのは、そこから何問正解できそうかを見通して、その手数に応じた機動を考えること。
ここであまり余裕は見ず、53問目で予想通りの手数で大阪・堺の隣接地にぴったり戻ってくるぐらいで考える。
足りない場合の調節は第3セットの片岡君に任せる。
面積のイメージを持つことも重要。
大阪と堺の両方を取ったら勝てることは決まっている。大阪だけ取れば勝てる形をいかに作れるか。
大阪だけ取れば勝てるのは、大阪・堺以外に21.5を持っている場合。
先に述べた21.5の基本形から何を失い、何を追加で得たかを理解したうえで、後は何が必要かと考える。
市町村名ではなく、地図を塗った絵のイメージが分かりやすい。
奪い返しは、基本的には最終セットまで残しておく方がよい。封鎖されたら使う。
奪い返しを残しているなら、大阪・堺から2手離れた市町村への侵入もためらう必要はない。
戻ってこれる相手を、貴重な奪い返しを使って封鎖するチームはない。
能勢の短手数型や岬の場合、手数が余って正解してもすることがない場合もある。
それでも、正解することで相手の正解数を減らし、手数不足に陥らせる効果があるので、緩まず押していく。
誤答数に余裕があるなら、押すスピードを上げてもよい。
(9)全体を通した誤答戦略
誤答は5×で解答権喪失。それを避けるために、どの程度の誤答をしてよいか。
思考過程は省くが、53問目までにしていい誤答は3回というのが原則。
3回目をするのが怖いから2回目の後に慎重になる必要はなく、3回目をしてしまった後に、そこからは誤答を避けることを優先するというぐらいで十分。
53問目までに出る正解は平均10個(53×0.8÷4=10.6)ぐらいなので、正解3~4つ当たり誤答1つ、というぐらいの関係。
(10)最終盤(54問目以降)の作戦
最終盤を54問目以降と中途半端な数字で定義したのは、大阪・堺を巡る攻防が実質的にここから始まるため(なぜ55でなく54かの理由もあるが、省略)。
a.基本論
大阪と堺の両方が必要なのか、大阪が必要なのか、堺でもよいのかを見極める。
大阪11.8と堺7.9の差は大きい。茨木4.0、和泉4.5あたりに相当。
自他の奪い返しの残り具合を確認する。
自チームになく他チームにあり、自チームが河内長野か和泉を持っていれば、60問目終了後にそこで使われることを前提に考える。
自チームに残っていれば、60問目終了後に自分たちが使えることを前提に考える。
大阪と堺の両方が必要、あるいは大阪と堺のどちらかでいいなら、54~60問目までずっと、大阪と堺で行ったり来たりするだけ。
大阪だけ必要な場合は、どのタイミングで大阪に入るか工夫が必要。
そのタイミングの前の正解は、大阪は入らず、大阪に接し、かつ、相互に隣接する2市の間を往復する。
その往復移動が可能なのは、北方スタート2チームと、南方のうち松原を取った方(ただし、松原を持つことはそれほど重要ではない)。
残りの1チームは、大阪を取りに入るまで何問か何もせず待つことになる(誤答も正解もいけない。つまり絶対にボタンを押さない)。
b.大阪だけあれば勝てる場合に、いつ大阪に入るか問題
最終盤で大阪に入った後、大阪に入られると、2問の正解が必要となり、非現実的。
最後に大阪に入るチームになり、59問目までそれを維持し、60問目をつぶすのが基本。
そのためには早く入ってはならない。一方で遅くなってから入ろうとすると、正解が取れず入れない。
そのバランスは何か。何問目以降に正解すれば、大阪に入るべきなのか。
59問目で入るより、58問目の方が有利なのは自明(60問目はつぶす前提)。
59問目だとその正解が必須になるが、58問目で入れば、59問目は正解に加え、他チーム誤答、スルー、他チームの大阪以外への移動でも大阪を維持できる。
また、59問目は、自チーム誤答でも維持でき、60問目で上述の誤答、スルー、大阪以外への移動が起これば勝てる。
つまり、59問目は他チームに正解されるなら誤答すべき(60問目はトップスピードの押しが予想され、誤答の可能性も高いので、考えておくべき手段)。
何問目から入りに行くのが有利かの確率の計算は、難しくて断念。
直感的には、大抵の場合、57問目以降の正解から入るのが正しいと思う。
57~59の3問の間に1問正解し、59問目ならベストで、57なら2問、58なら1問、大阪を取られないよう維持するということ。
例外的なケースだが、次に大阪を取れないのが2チームいれば56問目、3チームなら55問目(54かも?)から入りに行くのが正しいような気がする。あくまで直感です。
c.最終盤の誤答戦略
(9)全体を通した誤答戦略に書いたとおり「53問目までにしていい誤答は3回」で来れば、54問目以降は5×で解答権を失うことは意識から外してOK。
最速で誤答を重ねた場合でも、54誤答→55・56休→57誤答→58・59休→60つぶされて終了なので、実質、解答権を失う問題はゼロ。
状況によっては、正解しても意味がなかったのに押して誤答し、次の2問が大事だったのに休み、というパターンが生じ得るので、それだけは避ける。
55問目と56問目で生じやすい。
典型例は、56問目以前は正解しても大阪に入らず57問目から勝負なのに、55・56問目で押して誤答するケース。
何問目で絶対に誤答を避けるのが正着かは、分からないだろう。
問題は、機動担当者(上野)が正解の意味はないが誤答は痛いので押してほしくないと思っている意思が、他の2人に伝わらないこと。
機動担当者は必要ならそういう指示を出し、他の2人はそういう指示が出るかもしれない(指示なければ押してよい)と思っておく、ということが大事。
(11)第3セット機動担当者の心得
第3セットは決断が重要。
流れに任せて取るのではなく、勝ち筋から逆算し、何をするか・しないかを明確に決めてから動く。
その際、起こり得ることの幅は無限だが、あまり幅広く想定はしない。
最も起こりそうな枝に絞り込み、その中で勝つ可能性が最も高いと考えた勝ち筋を大胆に選択する。
決断すべき事項は、次の4点。
・大阪と堺の両方が必要か、大阪だけで十分か、堺だけで十分か。
・奪い返しをいつどこで使うか。
・大阪だけで勝てると判断した場合に、いつ大阪に入るか。
・60問目をつぶすか。
------------------------------------------------------------------------
以上が「作戦の書」の全文です。
書き上げてみて感じたのは、中盤までの面積を増やすための1手1手の機動は、どのチームもそんなに差は出ないだろうということ。
深く思考したチームにのみアドバンテージがあるだろうと感じたのは、次の3点。
・早くから手数を意識し、53問目終了時点で最適な位置を確保する
・チーム間の面積の大小を正確に把握し、大阪・堺のどれが必要かを判断する
・堺は不要で大阪が必要な場合に、入るべきでないタイミングで不用意に大阪に入らない
これらが生きる展開になるかどうかは分からないが、接戦になれば生きてきやすい。
手数でリードは奪いにくいOBA-Qの基本的な戦略は、なるべく複雑なルールを選択し、つかず離れずの難解な戦いに引きずり込んだ上で、終盤に他チームは気づきにくい正確な判断を重ねて差をつけること。
これほど終盤が難解で、正確な判断が求められるルールはそうはない。
当然、コース別の優先順位1位に選ばれることとなった。
クイズ大会「天9」の感想(その2.1 大阪秋の陣「作戦の書」前半)
2.大阪秋の陣「作戦の書」
この作戦の書は全員向けではなく、ほぼ第3セットの機動担当者、つまり上野専用。
第1・第2セットの機動担当者は、この中から必要な部分をピックアップして読めばいい。
他の6人はクイズに専念すればよく、これを読む必要はない。
プレーヤー全員用の作戦の書は、短いものを別途作ってある。その内容は、現場の顛末を書く章で紹介したい。
ほぼ全文をそのまま載せるが、理解しやすくするための最低限の編集は施してある。
あまりに長いので、前半、後半の2分割して投稿する。
(1)各市町村の面積
各市町村の面積を、大阪府の面積に対する%で表記(%の文字は省略。以下同)にしたものは以下の通り。
第3セットの機動担当者は基本的にすべて覚え、他チームと1ポイント(面積にして19平方キロ)以上の差があれば面積の大小を判断できるよう、暗算の訓練を行っておくこと。
(注)この暗算義務付けの1行は、現実の上野用のものには入れていない。クイズでも期待される上野に頼むのはさすがに酷なので。
現場の顛末を書く章は、私が機動担当者だったと仮定して書くので、その状況に合わせ、作戦の書もこの部分だけ自分用のものに書き換えた。
なお、最後まで空白で残る藤井寺、田尻、熊取、忠岡は覚える必要はない。
【最終抗争の地】
大阪 11.8
堺 7.9
【能勢地盤】
能勢パッケージ(能勢・豊能・箕面・豊中) 11.4
池田 1.2
【能勢・島本係争地】
茨木 4.0
吹田 1.9
摂津 0.8
【北方の落穂拾い】
守口 0.7
門真 0.6
大東 1.0
【島本地盤】
島本 0.9
高槻 5.5
枚方 3.4
交野 1.3
寝屋川 1.3
四条畷 1.0
【島本・柏原係争地】
東大阪 3.2
八尾 2.2
【柏原地盤】
柏原 1.3
羽曳野 1.4
河内長野 5.8
富田林 2.1
千早赤阪 2.0
河南 1.3
太子 0.7
【柏原・岬係争地】
和泉 4.5
【南方の落穂拾い】
泉大津 0.8
高石 0.6
大阪狭山 0.6
松原 0.9
【岬地盤】
岬パッケージ(岬・阪南・泉南・泉佐野・貝塚・岸和田) 16.2
(2)最終盤の戦いまでに目指すもの
能勢・島本・岬が非常に狭い範囲で封鎖されて実質3チームの戦いにならない限り、大阪府全体の1/3の面積を取れれば、ほぼ確実に勝てる。
堺は7.9なので、大阪と堺を除いて25.4を確保していれば、堺を取ることで1/3に達し、勝つ。これがベストの形。
大阪11.8なので、大阪を取れば勝てるセカンドベストには、21.5必要。
なお、33.3-7.9-11.8=13.6なので、13.6以上ないと、大阪と堺を取っても勝てないが、柏原以外はこの数字に自然に到達するので、心配不要。
(3)各初期配置ごとの「大阪と堺を除いて13.6%、21.5%、25.4%」のイメージ
a.能勢
(13.6%)能勢パッケージ+池田+吹田=14.5。つまり茨木は不要。
(21.5%)上述の14.5+茨木+東大阪=21.7
(25.4%)上述の14.5+茨木+東大阪+八尾=23.9
b.島本
(13.6%)島本+高槻+枚方+寝屋川+交野+門真+守口+四条畷=14.7
(21.5%)上述の14.7+茨木+東大阪=21.9
(25.4%)上述の14.7+茨木+東大阪+八尾=24.1
c.岬
(13.6%)岬パッケージ=16.2。堺に届けば、和泉を失ってもOK。
(21.5%)岬パッケージ+和泉=20.7
(25.4%)実現は難しい
d.柏原
(13.6%)柏原+松原+羽曳野+富田林+太子+河南+千早赤阪=8.8で不足。これらに加え、河内長野、和泉、東大阪・八尾のどれかが必要。
(21.5%)上述の8.8+東大阪+八尾+河内長野=20.0
(25.4%)上述の8.8+東大阪+八尾+河内長野+和泉=24.5
(4)序盤戦略
a.能勢
まずは3連答して島本を失格させることを狙う。
2手目茨木は欲しいが必須ではない。奪い返しを使わず大阪への出口を確保できれば最低限OK。
能勢が吹田、島本が摂津を取るのが標準的。茨木→摂津がベスト
4手目で大阪に出るか地盤を固めるかが分岐点。
東大阪や八尾が取れそうか、手数は足りそうか(大阪に出るなら53問目までに12問取る覚悟が必要。東大阪や八尾を放棄するなら9問で十分)で判断
b.島本
まずは3連答して能勢を失格させることを狙う。
奪い返しを使わず大阪への出口を確保できれば最低限OK。
摂津のラインでられれば合格点。茨木→吹田がベスト。
摂津or吹田の次、3・4手目が大阪に出るか寝屋川から地盤を固めるか分岐点。
判断の要素は能勢と同じ。ただ、能勢よりは気軽に大阪に出てよい(能勢は八尾や東大阪を取った後に大阪に戻る一手を必須とするが、島本は大東から一筆書き可)
大阪の後、八尾か東大阪かは慎重に判断。
八尾を取って能勢に東大阪を取られると大阪に戻る1手が必要になる。
東大阪が基本。能勢が遅ければ八尾。
c.岬
奪い返しを使わず和泉を取れればベスト。和泉は岬から6手、柏原から3手。
岸和田(岬から5手、柏原から4手)を取って、奪い返しで和泉に出られれば、合格点。岸和田を取られれば、ほぼノーチャンス。
柏原は直線的に来ないかも。
富田林→河内長野なら岸和田は5手。八尾→東大阪周りなら最速でも6手。
ただ他に回ったように見えても、いざ狙われると早いので油断しない
d.柏原
八尾・東大阪を押さえる北方案か、岬を封じ込める南方案か、初手から大分岐。
北方案の場合、八尾と東大阪はまず取れる。その後南に回って河内長野を岬より先に押さえる。河内長野まで5手。岬からは7手。
南方案の場合、岸和田を岬より先に取ることが必須。岸和田まで最短で4手、河内長野経由なら5手。岬からは5手。
南方案は2手目にも分岐。岬に先に2手目を取られたら、スピード最優先で2手目は堺。
岬より先に2手目を取れれば、背後の守りにも目を配り富田林。
(5)ここまでを踏まえた最終盤の前(53問目)までの機動の方針
a.能勢
【基本方針】
東大阪と八尾が北方の焦点。
ベストシナリオは5・6手目で両市を取り、戻って豊中や箕面を押さえ、茨木か高槻を奪い返し、大阪に接して勝負。
柏原が東大阪、八尾方面に来るのはまずい展開。
その場合、4手目以降、状況に応じて地盤を固めるか、寝屋川方面か、南方に向かうか判断する必要がある。
【理想的な機動のイメージ】
(長手数型)1豊能→2茨木→3摂津→4大阪→5東大阪→6八尾→7大阪→8吹田→9豊中→10箕面→11茨木→(高槻奪い返し)→12摂津
12手で29.0。堺を取って36.9で十分
(短手数型)1豊能→2茨木→3摂津→4吹田→5豊中→6池田→7箕面→8茨木→(高槻奪い返し)→9摂津
9手で24.8。堺を取って32.7でほぼ十分
2手目茨木を取れないと奪い返すのが茨木になり、大阪を取って30.3でギリギリ。
b.島本
【基本方針】
東大阪と八尾が北方の焦点。ベストシナリオは、能勢が地盤を固めている間に両市を取り、その後に枚方方面を取る。
柏原が東大阪、八尾方面に来るのはまずい展開。
3手目以降、状況に応じて地盤を固めるか、南方に向かうか判断する必要がある。
【理想的な機動のイメージ】
(長手数型)1高槻→2茨木→3摂津→4大阪→5八尾→6東大阪→7大東→8四条畷→9交野→10枚方→11寝屋川→12守口
12手で25.3。堺を取って33.2で十分。奪い返しも残っている。
八尾は取りにくく、5手目は東大阪とし、不足を奪い返しで埋めるのが現実的。
茨木が取られていれば、奪い返せば同じ形。
(短手数型)1高槻→2茨木→3摂津→4寝屋川→5枚方→6交野→7四条畷→8大東
8手で19.2。大阪でも31.0で足りず、奪い返しを生かす必要あり。
東大阪・八尾に加え、茨木も取れなければ、大阪と堺の両方が必要だろう。
(※)ここまでを見る限り、東大阪と八尾が北方のものになるなら、北方が有利。
北方2者の比較は、島本は東大阪か八尾が必要で、柏原が北に来ると茨木を取っても苦しい。能勢は東大阪や八尾は不要、茨木奪い返し+大阪でも勝てそう。
封じ込まれるリスクは島本も能勢も同じなので、能勢が有利か。
c.岬
【基本方針】
封鎖される前に、とにかく6手で和泉まで出る。
自分が岸和田、相手が和泉で接したら、和泉を奪い返し。
自分が貝塚、相手が岸和田で接したら、岸和田を奪い返し、忠岡・泉大津・高石ルートに賭ける。
北方電撃戦が決まってどちらかが失格した場合、河内長野・富田林方面、豊中・吹田・箕面方面、東大阪・八尾方面のどこかは空いている可能性が高い。そこに急行する。
【理想的な機動のイメージ】
1阪南→2泉南→3泉佐野→4貝塚→5岸和田→6和泉→7泉大津→8高石→9堺→10松原or大阪狭山
和泉が奪い返しされなければ、高石までで22.1。大阪さえ取れば勝てる
勝利条件は、和泉が奪われず大阪を取る、和泉が奪われれば大阪を取り河内長野・和泉・東大阪のどれかを奪う、和泉が奪われ奪い返しを使っていれば大阪と堺の両方が必要、の3つ
d.柏原
【基本方針】
勝つ選択肢は2つ。南東部の地盤をすべて押さえることを前提に、八尾と東大阪を取る北方作戦か、和泉と岸和田を取る南方作戦か。
岬を封鎖しても利益は少ない。八尾と東大阪を取る北方作戦が有力。
北方電撃戦が決まった場合、北方作戦なら東大阪か大阪にいるはず。
選択肢は2つ。北方を浅く荒らし岬が貝塚まで来たら急いで南下か、枚方方面か箕面方面を深く荒らしリードした岬を北方の勝ち残りと共同で奪って削る。
【北方作戦の理想的な機動のイメージ】
1八尾→2東大阪→3大阪→4堺→5河内長野→6富田林→7千早赤阪→8河南→9太子→10羽曳野→11松原
11手で20.9。大阪を取って32.7でほぼ十分。
河内長野を奪われ和泉を奪うとその差1.3減。大阪でも微妙になる。
【南方作戦の理想的な機動のイメージ】
(案①)1羽曳野→2堺→3和泉→4岸和田→5和泉→6河内長野→7富田林→8千早赤阪→9河南→10太子→11羽曳野→12松原
(案②)1羽曳野→2富田林→3河内長野→4和泉→5岸和田→6和泉→7河内長野→8千早赤阪→9河南→10太子→11羽曳野→12松原
12手で19.1(岸和田奪い返しされ後)。大阪を取っても30.9で足りない。
河内長野や和泉は奪い返される可能性が高い。大阪で勝てるようにするには、2手使って貝塚に進んで岸和田3.8を確保することが必要か。



