[第21作目 特報] 思い出の桜 | 如月祐介のブログ 「東方零式幻想歌」

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女性を描くアマチュアの小説家、詩人、作詞家。東方プロジェクトの音楽に付けた歌詞を公開しています。マンションのベランダで家庭菜園をしています。

「桜は散るけれど、私を忘れないでね……。」



作品名: 思い出の桜

曲名: 非公開

公開日: 未定





メイリン「新作の歌詞『思い出の桜』という作品が完成したわよ。」



「この作品には『恋人と見に行った思い出の桜と追憶』が描かれているの。」



「東方妖々夢というシューティングゲームの音楽に歌詞を付けようと思って忘れていた曲があって、慌てて作詞することにしたらしいわよ。」



「歌詞を付けた曲には童謡の『さくらさくら』という旋律が使われていて、和風で何となく別れをイメージするんだって。」



「真冬に季節外れの春の歌詞を書くなんて気が狂っているとしか思えないけど、偶然のことだから本人に頭がおかしいと指摘するのは止めておくわ。」





桜の開花





メイリン「日本は春になると街の様々な場所で桜が咲き始めて、日常の光景が一変するほど非現実な世界を演出してくれるわね。」



「実は日本で咲く桜のほとんどがソメイヨシノという品種で、根元から出てきた子株を株分けした同じ遺伝子のクローンだったりするのよ。」



「天気予報で桜の開花時期を予想できて同じタイミングで咲き始めるのは、同じ遺伝子のクローンなのが理由で種をまいて育てたわけではないの。」



「ただ同じタイミングで一斉に咲くから、この時期に合わせて新年度を始めることができて華やかな気持ちで迎えることができるのよね。」



「それだけ桜という花は日本人の精神性や美意識に大きな影響を与えていて、昔から花見という日本独特の文化が継承されてきたのよ。」





桜の散り際





メイリン「桜という花は不思議なもので満開に咲いているときも美しいけど、風に吹かれて散っていくときも美しいと思うの。」



「この散り際の美しさはとても儚くて潔く、日本人の生と死の美学に通じているところがあるから、桜はそれを象徴する花として愛されてきたわけ。」



「これは恋愛でも同じことが言えて、誰かを深く愛するほど破局したときは未練が残って想いを断ち切れなくなってしまうのよ。」



「特に女性は男性より念の力が強いから分からなくはないけど、そのときに桜が散っていくように想いを風に乗せて手放してみてほしいの。」



「そうすると相手に囚われていた想いが解き放たれて自由になり、桜のように潔く心を切り替えて人生を歩むことができるはずよ。」










メイリン「春に開花した桜はしばらくすると散ってしまうけど、四季を巡って翌年の春を迎えると再び美しく咲くのよね。」



「それと同じように人生には四季のような流れがあるから、幸せな出来事だけではなく不幸な出来事も訪れるものなのよ。」



「ただコインに表と裏があるように不幸の裏側には幸せになるために必要な課題があって、それを理解して乗り越えることが大切なの。」



「これまでどんなに不幸な出来事があっても必ず幸せになることができるから、桜のような精神性と美意識を持って生きる必要があるわよ。」



「作品は毎週土曜日に公開していくから楽しみに待っていてね。」











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