作品名: 懐かしき日々
曲名: 非公開
公開日: 未定
メイリン「新作の歌詞『懐かしき日々』が完成したわよ。」
「この作品には『別れてしまった元恋人に対する切ない想い』が描かれているの。」
「独身で引きこもりのおっさんの如月祐介にしては珍しい内容だけど、彼は孤独癖があるからフィクションとして描いたみたいね。」
「若い頃の彼は職場で好きになってくれる女性が現れても、仕事が終わったら早く帰りたいという不純な理由でお付き合いに発展させなかったの。」
「どんなに色っぽく誘惑してきても全く興味を持てなかったから、ナルシストではないかと陰口を言われるほどだったみたいね。」
「その一方で創作家タイプに多い孤独癖があって人付き合いを好まないから、自分の矛盾した言動に悩むことがあるみたいね。」
「ただそれは自分に興味を持ってくれた女性に魅力がなかったわけではなく、何故か相手を避けてしまうところがあって原因が分からなかったのよ。」
「彼の考え方と行動は矛盾するところがあるけど、若い頃は自己分析ができていなかったから意図せずに相手を傷つけてしまったみたいね。」
「単に彼のことに魅力を感じて好きになってくれたのに、何の意味もなく距離を置かれてしまうのは自己否定されたような感じになったはずよ。」
「それでこの作品には結婚を意識したお付き合いが破局したときの気持ちを描いたみたいで、想像力を駆使して曲からイメージを膨らませたの。」
「反対に言うとこの曲がなかったら絶対に描いていなかった内容で、日頃は全く考えていないことだからインスピレーションの産物だと言えるわね。」
「その割には実際に経験したかのように描かれているのが不思議で、本当は不純異性交遊をしてきたんだろって思うくらいの完成度なのよ。」
「本来は東方プロジェクトというシューティングゲームの音楽だけど、BGMとして流れている曲からイメージを膨らませるのは優れた感性だと思うわ。」
「確かに結婚を意識した恋愛が破局するのはつらい気持ちになるし、二度と立ち直れないほどのダメージを負うのは分からなくはないの。」
「ただその出来事を乗り越えて精神的に洗練されれば出会う相手のレベルも上がるから、不幸は幸せになるためのプロセスでもあると言えるのよ。」
「もし別れた相手が悪かった場合でも自分次第で人生は変わっていくと考えれば、その不幸にお釣りが来るくらい幸せになることができるはずよ。」
「作品は毎週土曜日に公開していくから楽しみに待っていてね。」