コップを探しに ②壁画レリーフ | Nairobi Today

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探しものがあり、オールドカイロの
ハン・ハリーリ市場(通称ハンハリ)
に行ってきました。

この日の探し物は歯磨きコップ。
エジプトガラスのお店を探していた
のですが、途中でちょっと可愛い
古代エジプトレリーフのレプリカを
見つけて、お店に入ってみました。


これは王家の谷にある本物


店番の人は物腰やわらかな青年で
これはホルス神、これはアビヌス神、
など大小いろんな絵柄のレリーフを
見せてくれます。

エジプト南部の出身で、
以前はヒルトンかどこかで働いていた
そうですが、今はここでお兄さんの
商売を手伝っているのだとか。




と、買い物とはまったく関係のない
世間話を挟みつつ、商品を物色。
レリーフは滑らかな砂岩の板を彫って
着色したもののようで、裏を返すと
一面ノミで削った跡があります。

「これはハンドメイド?」
「ハンドメイドです」
一点一点図柄も大きさもバラバラだし
少なくともそのへんにありふれた
大量生産品ではなさそうです。

とりあえず欲しいものをひとつに絞り
うーん500ポンドくらいかな?

いや、意外と300ぐらいかも?

と、あたりをつけつつ値段交渉ㇸ。
「これはおいくら?」
「1500です」
おみそれしました。っていうか、
さっきのネックレスと同じ値段だな…。

「思ったよりだいぶ高いです」
「いくらだと思いました?」
「ちょっと言いにくいですが…400」
「じゃあ特別ディスカウントで1300」
〜以下略〜
結局700で決着しました。

が、700もやっぱり高い気がします。
でももうオッケーしちゃったしなー。
と、ここでもう一つ実は欲しかった
少し小さめのレリーフを手に取り
「これも買ったらもう少し安くなる?」
と再度相談。2つで1200になりました。

 

大きい方で高さ20cmくらい。使い道は、特に無い。


私にしては交渉まあまあ頑張った!
と思ったのですが、店員さんが
ウキウキと「これ、おまけね」と
ツタンカーメンの置物をつけて
くれようとしたので「負け」を確信。
絶対まだまだ値引き行けたな…。

ここでくじけずもうひと交渉、
「ツタンカーメンじゃなくて
こっちのホルス神の置物は?」
どうせおまけをもらうなら
欲しい物をもらおう作戦です。

 

スマホスタンドにちょうどいいホルス神ゲット


この3つで1200ポンド。
観光名所の小綺麗なお土産屋さんで
買うよりは安く、露店よりは高い、
といったところでしょうか。


いや、やっぱり払いすぎた…か?

まだまだ修行は続きます。