10月下旬に日帰りでアブダビへ行ってきました。
グランドモスクと大統領宮殿(カスル・アル・ワタン)を見るつもりでしたが、事前にチケットを取ろうとサイトを覗いたところ、大統領宮殿は訪問予定日の前後数日間だけクローズしていました。後で聞いたらちょうどこの週にシンガポールの首相が来訪し、この宮殿で首脳会談が行われていたそうです。
かわりといってはなんですが、すぐお隣にあるエミレーツ・パレス・ホテルに行ってみることにしました。こちらはアブダビ王族の迎賓館および国際会議場として作られたもので、現在はマンダリンオリエンタルが運営するホテルとなっています。7つ星とも言われる豪華絢爛な建物は一見の価値あり、とお友達から聞いて、いつか行ってみたいと思っていました。
念のため事前に問い合わせたところ、確実にホテルの中に入ってロビーなど見学するにはカフェの予約が必要とのこと。一見さんお断りというわけではなく、日によってはホテルに入れる人数を制限することもあるので、カフェに行くつもりなら予約をいれておいたほうがよいとのことでした。なのでカフェEpisodeを3時に予約。
次にグランドモスクの予約です。以前は入場無料で、入場枠の予約のみ必要だったのですが、今年9月から入場料が導入されチケットの購入が必要になりました。といってもUAE居住者はAED5(200円)、海外からの観光客はAED10(400円)と激安。60歳以上と礼拝目的の訪問者は無料で入場できます。無料の見学ツアー(Cultural Tour)が日に3回開催されており、前回は時間が合わず参加できなかったので、今回は参加してみることに。11時開始のツアーにあわせて10:30-11:00入場枠のチケットをオンラインで購入しました。
前回のアブダビ訪問↓
当日は8時半ごろにドバイの自宅を出て10時ごろにグランドモスクの下にあるモール、スーク・アル・ジャーミに到着。前回購入したアバヤを持参し、モールのスタバでお茶しながらヒジャブを巻きました。
10時半にモスク入口へ。チケットを見せてゲートを通った先に係の人が立っていて、入場者の服装をチェックしていました。すぐ前の女性のスカーフが透ける素材でNGを出されていたため、結構厳しい…と緊張しましたが、無事通過できました。中に入ると短パン姿の男性がいてちょっと驚き。なんで入れた!? 小さいお子さんは短パンやミニスカートでも問題ないようでした。大人の女性はアバヤやロングスカート、ゆったりとしたズボンで足首まで隠す必要がありますが、靴はオープントゥのサンダルでも大丈夫です。
ご参考まで
無料見学ツアーの集合場所は、モスク入口の右側。15分前集合と書いてありましたが、開始時間になるまで誰も来ず、11時ちょうどにガイドの人が来て「じゃあ行きましょうか」とスタートしました。参加者は私たち3人とアジア人の女性1人の計4人のみ。さっそくロープが張られた規制エリアの中へ。説明を聞きながら回廊を歩きます。
壁も床も総大理石。柱の模様はアメジストなど天然石を埋め込んだもの
回廊の奥に大礼拝堂があり、靴を脱いで中に入りました。金とスワロフスキーでできた3つのシャンデリアが圧巻です。
シャンデリアはナツメヤシをさかさまにした形
丸い3色のクリスタルはデーツの実を表現しているのだとか
足元に敷き詰められているのは世界最大のペルシャ絨毯。イランの職人による手織りだそうです。
よく見ると礼拝で並ぶためのラインがはいっている
メッカの方向を示すミフラーブ(壁のくぼみ)は、蜜の流れる川をモチーフにしたデザインだそう。
ミフラーブの上にはアラーの御名が
近くにある時計は、礼拝の時間を示すもの。西暦とイスラム暦のカレンダーも表示されています。
マザーオブパールの装飾がまばゆい
こうした絢爛豪華なディテールを間近で見られる無料ツアーなのに参加者がいつも少ないらしく、「たぶんあまり知られていないと思うので、お友達に教えてあげてください」とガイドさんに言われました。1日3回開催、所要約1時間。お時間が合えばぜひおすすめします。
さらにディープな有料ツアーもあるらしい
モスクの後は、アブダビ中心部のコルニッシュ(海岸通り)にあるレバノン料理店 LEVANTへ。以前レバノン人の知人から紹介されたお店で、サービスも味も抜群なのにお値段控えめで、アブダビに来たら必ず寄りたいお店です。シェフはフォーシーズンズやアトランティスなど高級ホテルのレストランを渡り歩いた方なのだとか。
おいしかったです
ランチの後は、いよいよ初めてのエミレーツ・パレスへ。エントランスで車を降りると、観光客っぽい人たちでワサワサしていました。なるほど、これなら週末は人が来すぎて入館制限もあり得そうです。中は圧巻! 内装には純金も使われているそうですが、どれがどうなのかはわかりませんでした。
まばゆいグランドアトリウム
美しい回廊
日本から送られた茶室
ロビーの奥にあるカフェ Episodeで金箔カプチーノをいただき、ピアノの生演奏を聴きながら優雅な時間を過ごしました。
AED90(約3600円)也。話のタネに。
時間があればルーブル分館も…と思っていましたが、夕方の交通渋滞を警戒してこの日のアブダビ観光はこれにて終了。ドバイの最先端のキラキラもよいですが、アブダビの落ち着いた豪華さもまた格別。月の色に合わせたグランドモスクのライトアップもぜひ見に来て、とガイドさんが言っていたので、また行きたいと思います。













