『町田市議会だより』が発行され、私が12月議会で取り上げた事項が掲載されました。



12月議会での質問事項は、

「①FC町田ゼルビアがJ1に昇格をしたことを契機に、「鶴川駅」に快速急行・急行の停車を求め」

「②歯と口の健康が認知症や糖尿病などの疾病を予防することから積極的な取り組みを求め」

「③新エネルギー導入に向け研究し、財政難を抜本的に打破すべきだが」

の3項目です。 
 
限られた紙面の都合上、相当割愛されて掲載されていますので、以下に要旨を投稿し、添付先で議場での全文を掲載します。

①では、「FC町田ゼルビアがJ1に昇格をしたことを契機に、「鶴川駅」に快速急行・急行の停車を求めて」議会で取り上げました。

これまでも鶴川駅に急行電車の停車を求める声は多く寄せられており、我が会派から小田急電鉄株式会社に対し、要望をしてきましたが、実現可能性は低いと言われてきました。

この度晴れてFC町田ゼルビアがJ1に昇格したことにより、収容人数1万5000人の野津田のGIONスタジアムに多くの観客が訪れることが容易に想定出来る今、

最寄り駅となる鶴川駅の更なる利便性向上のためにも快速急行・急行の停車を求めて発言しました。


②では、近年、歯や口といった口腔内の健康が、アルツハイマー型認知症、血管性認知症、誤嚥性肺炎、糖尿病、動脈硬化、脳梗塞、心筋梗塞などの全身疾患と深くかかわっており、

正しい歯のケア次第でこれだけの病気が予防・改善でき、個人の生涯にかかる医療費が1000万円以上削減できる事も解ってきました。

日本の医療費は年間46兆円も支出されており、高齢化に伴い、20年前と比べると45%も上昇しています。

今後ますます高齢化社会が進む我が国において「国民皆保険制度」を維持していくためには医療費削減は必須ですし、

そのためには歯と口の疾病予防が未来の日本の発展を左右する大きなカギとなるでしょうし、日本人の健康寿命の延伸に繋がります。

私は予防医療の観点からも、ご自身による日々のメンテナンスと、歯科医による歯科検診、定期的な歯石除去、歯垢除去、歯面清掃といったクリーニングが大変重要だと思っています。

町田市保健所からも口腔内の健康の重要性を広く市民に啓発し、市民の健康寿命の延伸を目指して議会質問に取り上げました。

③では、近年、食品や様々な生活用品をはじめ、電気代やガス代まで、私たちの身の回りで値上げが相次ぎ、家計への影響は計り知れない状況となっており、

一方、政府や自治体は「脱炭素」を目標と掲げながらも、現時点の技術では究極的には打開策は無く、世界的に見てもイギリスやドイツをはじめとする先進諸国はエネルギー政策の転換が余儀なくされています。

そのような中、日本国内では、廃アルミから低コストで水素を取り出しエネルギー化することや、人工石油の精製、水素を安全に運搬できる水素吸蔵合金の開発に成功しはじめました。

新たな取り組みを眉唾だと一蹴することは簡単ですが、人類社会を今日まで発展させてきたのは技術革新であり、社会経済の停滞感を払拭していくのは新しい技術であることから、私はこれまでの固定概念に捕らわれず、新たな可能性を求めて議会で取り上げました。