2024年5月9日(木)午前10時から、東京ビッグサイトで開催された、第20回 オフィス防災EXPOを見学してきました。
朝から降っていた雨も会場に着いたら上がっていました。
本日は、せたがや災害ボランティアの会、防災メーティングでご一緒しているO氏と一緒に会場を回ることにしております。
ミドリ安全のブースでは、断水時にトイレが使えない時に大量に出る便袋を圧縮する汚物圧縮袋を紹介しておりました。
今までは、グリーンの袋だったのですが、ブルーの色も紹介しておりました。
弁の部分が改良されたそうです。
Amazonで格安で販売されていたのは、古いタイプの袋の様です。
し尿ゴミは自治体が直ぐに回収してくれませんので、衛生環境を整えるためにもゴミの減量化が必要です。
ポリエチレンの袋からは悪臭が漏れてきますので、ニオイ対策も必要です。
(株)グリーンデザイン&コンサルティングのブースでは、防災備蓄食糧を無駄なく循環させる仕組みについて、社長から解説していただきました。
備蓄食の表示は7年となっておりますが、実際には製造から8年半は食べられるように作っているそうです。
今後は、ゴミとして廃棄するのではなく、企業から回収して有効利用する方法が主流になりそうです。
試食させていただきましたが、とても美味しく非常食とは思えない味でした。
賞味期限の切れた食料や水は産業廃棄物扱いになり、保管場所から移動させるのにも通常の料金ではできないそうです。
以前お世話になっていた、東京商工社さんのブースでは、備蓄管理のサイトを紹介しておりました。
世田谷区は子ども食堂を運営している団体が多いので、美味しい備蓄食なら再利用の方法が有りそうです。
水不要で、そのまま食べられるレトルトパックの備蓄食が増えておりました。
ユニーク総合防災さんは、DSWの12年保存水でお世話になっております。
にんべんと共同開発した「だしがゆ」は優しい味で美味しかったです。
備蓄食糧の進化は進み、主流はもうアルファー米では無いようです。
食欲のない時でも、お粥なら食べやすいと思います。
袋の横に切り目が2段あり、2段目をカットすると袋の底に残ったお粥が食べやすい工夫がされていました。
ちょっとした工夫ですが、高齢者への配慮を感じました。
こちらは尾西食品のブースです。
アルファー米も美味しくなっています。
軽トラックの荷台を展示スペースとして改良しており、防災イベントでは販売もしているそうです。
山間部を回っている移動販売車のイメージで防災用品の販売を行っても面白そうです。
帰りには、良い天気になっておりました。
今回は、食品を扱っているメーカーさんが多かったので、マンションや企業の備蓄食を提案する参考になりました。
展示会は多くの刺激と情報をもらえますので、また見に来たいと思います。