初めての人はこちらもどうぞ→【はじめまして+Q&A】(カロ貯グラフのエクセル配布もこちら)
「本当にタンパク質を必要量以上に摂取していれば運動なしでも体脂肪率は下がるのか」
…というテーマで、昨日から実験を始めました。
そのきっかけとなったのは、こんな質問でした。
> カロリー管理をしている前提で、たんぱく質をたくさん摂れば体重を落とさずに体脂肪だけを落とすことはできますか?
> 30歳 女 172㎝ 51㎏ なのですが、体脂肪率が28%ありましてプニプニで…
※たらこさんのコメント(抜粋)
この質問に対して私はこんなお願いをします。
※タンパク質必要量には諸説ありますが私は肥満なら体重と同じ・標準なら1.5倍・やせなら2倍を推しています
> 「51(kg)×2(倍)=102g以上を毎日摂取する」がオススメなのですが、回数・タイミング・糖質摂取の有無・体質などで必要タンパク質量の枠や結果はかなり違ってきます。
> 念のため110~120gあたりを目標に、まずは1週間だけでも実験して頂けないでしょうか。
> 念のため110~120gあたりを目標に、まずは1週間だけでも実験して頂けないでしょうか。
結果報告その1がこちら。
> 体重体脂肪率ともに変わらずでした…
> 体重落とさずでは無理があるのか?1週間ではまだ効果が出ないのか?分かりませんが…。
> 体重落とさずでは無理があるのか?1週間ではまだ効果が出ないのか?分かりませんが…。
結果報告に対する私の返信。
> 「体重を落とさずでは無理がある」ということはないと思うのですが、個人差がありますので言い切れないのが何とも…ふがいない(汗)
> 思い当たるところは…
> 1.期間が短い
> 2.たらこさんにとってのタンパク質必要量に至ってなかった
> 3.糖質の摂取が少なかったため「糖質摂取によるたんぱく節約作用」と逆のことが起きた
> 4.動物性たんぱく質より植物性たんぱく質の利用率が低かった
> …この辺りが考えられるのですが、ただ、そんなに厳密じゃなくても体脂肪率は下がりそうなのになぁ~というのが個人的な感想です。
> 思い当たるところは…
> 1.期間が短い
> 2.たらこさんにとってのタンパク質必要量に至ってなかった
> 3.糖質の摂取が少なかったため「糖質摂取によるたんぱく節約作用」と逆のことが起きた
> 4.動物性たんぱく質より植物性たんぱく質の利用率が低かった
> …この辺りが考えられるのですが、ただ、そんなに厳密じゃなくても体脂肪率は下がりそうなのになぁ~というのが個人的な感想です。
すると、さらに結果報告その2が!
> 高たんぱく生活2週間が過ぎたあたりから、体脂肪率が如実に減ってきました。うれしいです。
> ・私のデータは以前の通り、体重変わらず。
> ・毎日たんぱく質100gぐらい摂取、80gぐらいしか摂れてない日も3日ぐらいありました。
> ・ソイプロテインが体に合わなかったので、1週間ぐらい前からホエイプロテインに変えました。
> ・毎日多少の変動はありますが、体脂肪率28→26%に約2%減。
> ・毎日たんぱく質100gぐらい摂取、80gぐらいしか摂れてない日も3日ぐらいありました。
> ・ソイプロテインが体に合わなかったので、1週間ぐらい前からホエイプロテインに変えました。
> ・毎日多少の変動はありますが、体脂肪率28→26%に約2%減。
なるべく重要なところだけ抜粋しました。
元のやりとりが読みたい方は、この記事のコメント欄をご覧ください。
質問者のたらこさんは172cmで51kg。
私が170cmで52kgですから、私と同じぐらいのタンパク質量(100g以上)を摂っていれば、私と同じくらいの体脂肪率(17~19%)にはなるんじゃないかと思い、珍しく実験のお願いなどしてしまいました。
(元のやりとりをご覧になれば分かるのですが「できれば」「無理のない範囲で」とお願いしています)
ものすご~くザックリ書くと、タンパク質量が足りてなかったせいで適正値より増えていた体脂肪率が、タンパク質を必要量以上に摂ることで適正値まで減るんじゃないか…みたいな希望的観測で。
ただ、私がタンパク質量を意識し始めたのは3~4年前。
必要量以上に摂ろうと心がけてからでも2年以上。
ですから、たらこさんの体脂肪率が安定して下がるには、やはり期間が必要だと思います。
2年じゃなくても1ヶ月とか数ヶ月とか、タンパク質量をしっかり保てば下がるんじゃないかなと。
人間ですから日によっても違うと思いますが、記録を見返せば徐々に減っていくような気がします。
…というボンヤリした言い方になってしまうんですけどね。
そんなこんなで、今回の実験に至ったわけです。
と言っても厳密な実験ではなく、なんとなく「タンパク質量が体脂肪率に影響するのかも」と思ってもらえるきっかけになれば嬉しいなという感じで。
いつものイラストと、乾医師の記事(ブログ)を貼っておきますね。
↑この例は体重を減らす前提ですが、今回の実験は「タンパク質が足りないせいで適正値より増えてしまった体脂肪率は、タンパク質を必要量以上に摂取することで適正値まで減るか」がテーマです。
普通は体重も減らしたい人が多いと思いますので、もっとラクというか分かりやすく減ると思います。
あ、糖質量じゃなくてタンパク質量の実験ですよ~
例えば、タンパク質量を意識的に減らした時、その代わりに糖質が増えたのか脂質が増えたのか、それぞれの割合など全く計算してないですからね。
厳密にしようと思えば、最低でも総カロリーとPFCぐらいは計算しなきゃいけないのですが…めんど(ry
というわけで、糖質や脂質を減らせば体脂肪率が減るとか、そういうことは書いていません。
あくまでも、タンパク質量と体脂肪率の関係についてだけ書いています。
今日のところはこんな感じで。
次回は、タンパク質量を確保できる食生活例みたいなものを書きたいと思います。
【ホネホネロックの現状】
1.維持期(カロリー計算せずに体重キープ期)です
体重は管理しますが、増やそうとも減らそうとも思っていません。
2.体重測定
何日に1回とか測定時間は決めていません。
3.体脂肪率
午前中の体脂肪率が20%を超えなければOKって感じです。
4.全身写真
月に一度くらいはアップしたいなぁと思っています。
5.一日一快食はやめました
食べる時間・回数・内容は普通に日によって違います。
食事のボリュームを夜にもってくるのが合っているような気がしています。
6.アプリ
今はカロリー計算をしない期間なので使っていません
※そうでない時はカロリー計算・お小遣い帳のみ使っています
7.カロ貯グラフ
パソコンで作ってますがカロ貯を始めてから1年以上グラフなしだったので必須じゃないです。
※2018年10月現在
ホネホネロック(東城薫)の「カロリー貯金ダイエット」発売中!です。
よろしくお願いします!
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※コメントは友人が承認してくれたものを私が拝見しています(自己紹介参照)